補正予算

  補正予算は、5月会議で一般会計1件、6月会議では一般会計と国民健康保険会計、介護保険会計の補正予算が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。
 各会議での一般会計予算質疑のいくつかを紹介します。

5月会議

一般会計 熊本地震被災地支援に
災害義援金等90万円を予算化

 5月会議で提案された一般会計補正予算は、歳出予算の総務管理費に90万円追加し、予備費から90万円を減額して、歳入歳出予算は変わらず予算の総額を56億3000万円としました。
 今回の補正予算では4月に発生した熊本地震を受け、被災地支援のための負担金や6市町村への災害義援金として90万円を計上しています。

 
被災地の選定基準は?

提案内容
 熊本地震被災地支援として、負担金・災害義援金を新たに予算化するものです。

■質疑(議員)
 被災地支援として、宮城県町村会・B&G財団へ負担金計20万円、災害義援金(寄付金)として6市町村へ計70万円計上しているが、負担金の内訳と寄付金の選定基準はどうなっているのか。

■答弁(総務課長)
 被災地支援の負担金として、宮城県町村会とB&G財団にそれぞれ10万円を負担して被災地支援を行う。また、特に被害が大きく、亡くなった方が出ている八代(やつしろ)市、御船(みふね)町、益城(ましき)町、嘉島(かしま)町、西原(にしはら)村、南阿蘇(みなみあそ)村の6市町村に災害義援金を送ることとした。その中で御船町については、東日本大震災の際に義援金10万円を頂いたので20万円とした。
 今回犠牲の大きかった八代市は、ねんりんピックでお世話になった経緯がある。熊本市は政令指定でほかからの支援などがあると判断して見送ったものである。


6月会議

一般会計 中小企業振興資金融資原資預託金等を追加
■総額56億2,020万円に■

 一般会計予算では、歳入歳出980万円を減額し、予算総額を56億2020万円としました。
 今回の補正予算では、熊本地震被災地支援のために4名の職員を派遣する旅費や新たな期日前投票所用備品購入費、高速道路跨道橋修繕委託料、河川堤防除草作業委託料、ホース乾燥柱設置工事費、防火水槽設置補助金、町道運動公園線・小村崎中央線舗装補修工事費などを計上しています。

 
中小企業振興資金融資原資預託金の追加理由は?

提案内容  中小企業振興資金融資原資預託金を400万円追加するものです。

■質疑(議員)
 どのような状況で400万円を追加するのか。

■答弁(農林観光課長)
 蔵王山の火口周辺警報の影響で、昨年は29件の融資があり、今年度もすでに融資枠がいっぱいという状況であり、融資原資総額2500万円に400万円を追加し、融資倍率を8倍から10倍に拡大して中小企業者の資金需要に対応していくものである。


道路舗装修繕工事の測量設計委託料とは?

提案内容  町道運動公園線ほか1路線の舗装修繕工事費に合せて、測量設計委託料140万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 なぜ、舗装修繕工事に測量設計委託料も必要なのか。

■答弁(建設課長)
 今回の工事は、既存の舗装を?がして新たに舗装を行うが、工事面積や路盤強度等の測量設計を行い、現場に合う舗装構成にするためのものである。


経年劣化により舗装が割れた運動公園線



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