あなたの声 わたしの提言


古山 孝夫(たかお)さん
〔向 山〕

 

皆で子育てを
 戦後日本は、食料難のため農地を耕し特に米の増産を推進してきました。食料管理制度に守られ米は安定した農作物で、そのため一家総出で田植えを手伝い、親戚等の手伝いをもらって、皆でやっていました。その家庭にはおじいちゃん、おばあちゃんがいて、そばには、おんちゃん、おばちゃんもいて、その中で皆に見守られ育てられていた姿が多くありました。
 現在は自由競争(格差社会)の中で生活を維持するために、お母さんも外に働きに出ている家庭がほとんどです。安倍首相は、子どもは母親だけ で育てるのではなく社会皆で育てていくべきものと言っております。
 退職され少しの時間が取れる方、さらには子育てが一段落した方等、ぜひこの蔵王町の子どもたちを皆で見守り育てていただきたいと思います。
 具体的には登下校の見守り隊、冬期間学校周辺等の降雪時の雪かき、地区イベント駐車場整理等、特に子育てに特化したお母さんたちへの援助が必要です。
 「情けは人のためならず」という言葉が思い浮かびますが、無理なく少し体を動かしながら子どもたちと触れ合い、ご自身の健康のためにもぜひご参加ください。


今、思うこと
 これまで主人の転勤で県外にいた時期もありましたが、蔵王町に腰を据えて生活するようになってからもうじき、10年になります。
 戻ってきたころは、まだ小さかった子どもたちも現在は中学生と高校生になりました。
 成長したこどもたちの今の環境を見ていて、ふと思ったのは、蔵王町から隣接町の高校へ通学するためのバスがわたしたちのころに比べ少なくなったなということです。
 子どもの数の減少や車での移動がほとんどの今、バス利用者の確保は簡単ではなく、本数を減らすことは仕方ないだろうと思います。
 また、これは町だけでなんとかなる訳ではなく、バス会社との連携も必要になってきます。
 現状を変えるにはなかなか厳しいでしょうが、これから先の町や子どもたちにとって、何かのきっかけになったら、と思います。

 


後藤 のぞみさん
〔東 根〕

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編集後記

 新年度の予算も可決し、新人議員4人を含め6人体制での議会広報編集特別委員会が新たにスタートしました。エコーラインも4月22日に無事開通し、5月15日は日本の蔵王ヒルクライム・エコ2016が2年ぶりに開催されることとなり、心配されている風評被害も少しは払しょくされ、町も活気づいていくことと思われます。
 今後も町民の方々が見やすい広報編集に努めてまいります。 (葛西)

■議会広報編集特別委員会
 発行・編集責任者  議  長 佐藤 長成
 委員長   葛西  清
 副委員長 加川  敦
 委  員  齋藤 英之・齋藤 喜蔵・三沢  茂・伊藤  東