補正予算
一般会計 矢附真田の郷史跡公園整備事業ほか
2,747万円追加9,204万円に

 補正予算は、定例会では一般会計補正予算が提案されました。また第2回定例会で一般会計ほか7件、さらに一般会計1件が追加提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。質疑のいくつかを紹介します。

 

第2回定例会 一般会計

 一般会計の歳入歳出をそれぞれ2747万円追加し予算総額を59億9204万円としました。
 今回の補正は、各種事業の終了に伴う請負差額、執行残高の整理を行ったほか、真田の郷史跡整備事業工事費を追加しています。


防災サイレン・スピーカー設置場所は

提案内容
 緊急防災・減災事業債として、新規に町債1160万円借り入れするものです。

■質疑(議員)
 効率のいい場所に設置したということだがどこに設置したか。

■答弁(防災専門監)
 防災のサイレンとスピーカーのセットでこけし橋駐車場に1基、スピーカーのみ蔵王山水苑の敷地に1基設置してある。

■再質疑(議員)
 町債に対し国からの支援はあるのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 緊急防災、減災事業債は元利償還について交付税措置がある。


山水苑に設置された防災スピーカー


年金生活者等支援臨時福祉給付金とは

提案内容
 臨時福祉給付金事業として5100万円を新規に計上するものです。

■質疑(議員)
 給付対象者及びどのような形で交付するのか。

■答弁(保健福祉課長)
 所得の少ない高齢者へ支援するもので、1人あたり3万円を支給をする。4月に対象者に申請書を送付し、5月に受け付ける。

■再質疑(議員)
  単年度事業なのか、継続事業なのか。

■答弁(保健福祉課長)
 対象者、条件は変わるが、継続事業として予算計上する。


義務教育施設整備積立金とは

提案内容
 基金積立として5800万円を追加するものです。

■質疑(議員)
 何か将来的に目的があってどのくらいの金額を積立るのか。

■答弁(町長)
 近いうち学校再編に当たっての基金へ積み立てとご理解いただきたい。

■再質疑(議員)
 将来的な基金積み立ての考え方、毎年の額、最終的にどのくらいまで考えているのか。

■答弁(町長)
 条例では500万円ずつ基金を積み立てることになっている。教育委員会からの答申をいただいた段階で方向性を見出していく。


本年度も開催される円楽杯ゲートボール大会


情報セキュリティ強化対策事業委託料はなぜ高額なのか。

提案内容
 情報セキュリティ強化対策事業委託料1466万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 どうして1466万円と高額なのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 現在、財務会計、給与、人事等システムはインターネット回線と接続している。システムの情報管理を厳格にするため、これらを基本的にLGWANの回線につなぎ直し、自治体と国を結ぶ専用の回線で運用する。この対策費として国の補助を受け、繰越明許で整備するものである。

メ モ
LGWANとは
総合行政ネットワーク。地方自治体のネットワークを接続し、地方自治体間のコミュニケーションの円滑化や情報共有、住民サービスの向上を目指している。


ゴルフ場利用税交付金減収補てんの内容は

提案内容
 ゴルフ場利用税交付金の減収補てんとして31万円を追加計上するものです。

■質疑(議員)
 ゴルフ場利用税交付金減収補てん金が計上されている。どんな理由で補てんされたのか。

■答弁(町長)
 東日本大震災による原発に関しての風評被害等々によって、ゴルフ場利用税が減収になった、その補てんである。


矢附の真田の郷史跡公園整備事業の内容は

提案内容
 国の地方創生加速化交付金を活用し、矢附真田の郷史跡公園整備事業工事費など2910万円を追加計上するものです。

■質疑(議員)
 遺構移設の計画があるようだが、歴史的価値というのはその場所にあってというような要素もあると思うが移転することによってその価値観に傷がつくとかはないか。

■答弁(教育長)
 地元の方の理解も得ており、ここに移るということで価値が損なわれるということはないと認識します。


整備が予定されている真田の郷史跡公園




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