一般質問


村山一夫議員

 

まちづくり
 
 
         「まち・ひと・しごと総合戦略」
            「蔵王町人口ビジョン」に対するまちづくりは
                      計画的に進めていく

■質問
 全員協議会の場では「まち・ひと・しごと創生総合戦略」「蔵王町人口ビジョン」についての説明資料を提示されただけである。目標はわかるが、主権者である町民が参加することなく、果たして、推し進めることができるのか。「協同の町づくり」を掲げていても、それが本当に「協同」のまちづくりになっているのか。どのように取り組もうとしているのか。

■町長

 町は住民ためにあり、その住民の健康を守り、利便と安全と快適さをもたらすことは、わたしに課せられた大きな使命である。さらに町づくりを進めていくためには、住民と行政が一緒に考え、連携していくことが大切だと考えている。
 蔵王町まち・ひと・しごと創生総合戦略及び蔵王町人口ビジョン策定に当たっては、こうした考え方に基づき、子育て世代や高校生、転入・転出者など1740人を対象に実施したアンケートの調査結果から町民の要望を把握し、さらに町民の代表18人で組織するまちづくり町民会議、企画審議会での意見をできる限り反映させたものである。


まち・ひと・しごと創生総合戦略は、まちづくり町民会議で検討が行われました。

■再質問
 町民の代表18人のまちづくり町民会議、企画審議会の人数では少ないのではないか。わたしが調べたところ、ほかの自治体では、300人委員会や200人でのワーキンググループなどで部門ごとに分割して検討を行なっている。
 町と一部の住民だけで策定したのだから、自分たちはそんな事業などに参加しなくてもいいと考えているのではないか。住民が参加できる環境の取り組みをしなければ、協力は得られない。やはり住民がいろんなふうに参加するようになれば、自主的に自分たちで進めて、初めて住民と行政が一緒に考え、連携していくことになり、「協同」のまちづくりになるのではないか。

■町長

 国の戦略に合わせて、検証をしながら今の第四次長期総合計画のビジョンをつくってきたと思っている。各課がそれぞれ検討してきている。そのときにもいろんな町民の声などを含めていろんな各種団体の声も反映させてきているとわたしは捉えている。
 第四次長期総合計画も含めて、今回の町民の声だとかいろんな関係者の声を聞きながら、今回のまち・ひと・しごと創生総合戦略を検討してきたと思っている。


昨年秋、花いっぱいコンクールで最優秀賞の東根地区(ざおうさまの形)

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