補正予算
一般会計 道路改良整備事業9,466万円の大幅減額
地方創生先行型上乗せ交付金による
みちのく真田ゆかりの地連携事業実施

6,916万円減額59億6,173万円に


 補正予算は、12月会議で一般会計ほか6件が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。一般会計の質疑のいくつかをご紹介します。

 
道路改良事業の今後の見通しは?

提案内容
 道路改良整備事業費を9466万円減額し、総額1億1151万円とするものです。

■質疑(議員)
 大幅な事業費減額による完成の遅れを地元では心配している。今後の対策と見通しはどうなのか。

■答弁(建設課長)
 完成が1年ずれ込む可能性もある。28年度は要望額を増額したい。

■答弁(町長)
 国交省関連の予算減額が大きい。事業によっては県の財政状況も影響している。2年位の遅れもあることを理解願いたい。


完成の遅れが心配される道路改良事業(町道湯口線入口)


みちのく真田ゆかりの地連携事業と、無料シャトルバス運行の関連は?

提案内容
 みちのく真田ゆかりの地連携事業負担金207万円、無料シャトルバス運行助成金82万円を新規計上するものです。

■質疑(議員)
 連携事業の内容とシャトルバスの経路は。

■答弁(農林観光課長)
 大河ドラマの放送に合わせ、仙台真田氏関連の白石市・蔵王町・由利本荘市が地方創生先行型上乗せ事業を活用し連携して観光振興に努めるもので、各市町のPRビデオなどを制作する。事業費は678万円で均等に負担する。無料シャトルバスは、ございんホールからえぼしスキー場まで運行されているもので、バスの運賃基準が改定され2倍以上になることになり、運行継続のため助成する。

■答弁(町長)
  蔵王町に足を運んでもらう環境をつくっていく。


来訪者の増加を期待するみちのく真田氏関連事業


国民健康保険基盤安定負担金の大幅な増額理由は?

提案内容
 国民健康保険基盤安定負担金を940万円追加するものです。

■質疑(議員)
 この時期に国民健康保険基盤安定負担金がどうして大変な増額となるのか。

■答弁(町民税務課長)
 負担金額確定による増額で、本年度の確定額が1461万円で、既定予算額との差額940万円を予算化した。


不動産売払収入の内容は?

提案内容
 不動産売払収入63万円を追加するものです。

■質疑(議員)
 不動産売払収入63万円が計上されているが、どこの町有財産を売払ったのか。

■答弁(総務課長)
 遠刈田温泉猿谷地内と、小村崎戸ノ内中・向原地内にある旧法定外道路(メモ)である。

メ モ
 旧法定外道路とは、道路法の適用又は準用を受けない公共物のうち、現に、公共的な用途に使用されていないものを指し、その代表例としては、機能を喪失した里道などがあります。地域によっては里道は赤道・赤線などと呼ばれることがあります。




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