議案審議
 

 蔵王町議会では通年議会制のため、10月から12月までに会議を3回再開しました。
 10月会議は14日に再開し、鶏糞処理工場建設反対の請願書を審議し賛成多数で採択したほか意見書4件を議員提案により可決しました。
 11月会議は25日に再開し、町職員の給与に関する条例や臨時福祉給付金事業費の追加など一般会計ほか、4つの特別会計などの補正予算を審議し、原案どおり可決しました。
 12月会議は12日から16日まで開催し、衆議院解散に伴う選挙費の専決処分報告や意見書3件を審議したほか、一般質問では5人の議員が登壇し、行政の問題点や方針をただしました。
 また、町長から提案された人権擁護委員候補者の推せんや新型インフルエンザに対応するための災害対策本部条例の改正や町長等の給与並びに旅費支給に関する条例の改正、一般会計のほか6つの特別会計の補正予算など14件の議案を審議し、原案どおり同意・可決しました。
 なお、審議結果は下表のとおりですが、掲載ページも表記しておりますので、条例や補正予算、委員会報告等はそれぞれ各ページでご覧ください。


宮保育所おゆうぎ会


【 条 例 改 正 】
職員、町長等給与改定
人事院勧告に基づき条例の一部を変更
11月会議

【提案内容】  本年8月の人事院勧告(メモ)に基づき職員の給与を改定するもので、給料については本年4月1日にさかのぼり平均0.3%の引き上げ、期末・勤勉手当については支給率を3.95月分から0.15月分引き上げ、年4.10月分に改定しようとするものです。

■詳細説明(総務課長)
 今回の給料の改定は全職員が対象ではなく、50代中後半の職員層は対象にはならず、世代間の給与配分の観点から若年層に重点を置いた引き上げとなっているのが特徴です。

■質疑 なし

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕

 
12月会議

【提案内容】  人事院勧告の趣旨に沿った一般職員の給料改定に準じて、町長及び副町長、教育長の期末手当の支給率を改定するもので一般職と同様に0.15月分引き上げ年3.10月分にするものです。

■質疑(議員)
 今回の改定で審議会に諮ったと思うが委員の構成メンバーと答申内容はどのようなものか。

■答弁(総務課長)
 区長会会長や消防団長などの10名で構成しており、今回上程した内容である。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕

メ モ
人事院勧告
人事院の給与勧告は、労働基本権制約の代償措置として、職員に対し、社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するものであり、公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させること(民間準拠)を基本に勧告を行っています。



災害対策本部条例一部改正
新型インフルエンザ等に対処するため

【提案内容】  新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急措置として、市町村に設置が義務付けられる対策本部の設置と所掌事務の規定を整備するものです。

■質疑(議員)
 新型インフルエンザ等の「等」とは何か。

■答弁(保健福祉課長)
 毎年流行のインフルエンザウイルスよりも威力が大きく、全国に急速に蔓延し社会的影響を及ぼす場合が「新型インフルエンザ」であり、同様に影響を及ぼす強い感染のあるものを含め「新型インフルエンザ等」としている。。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕


人 事 案 件


人権擁護委員候補者として推せん

阿部 暢枝(のぶえ)さん(66歳・宮区)
 人権擁護委員の阿部暢枝さんは、平成27年3月31日で任期満了となるため、再度人権擁護委員候補者として推せんするため議会に意見を求められ、全会一致で可決しました。

大沼 芳国さん(61歳・小妻坂)
 人権擁護委員は現在4人ですが、需要の高まりにより増員が提案され、新しく人権擁護委員候補者として大沼芳国さんを 推せんするため議会に意見を求められ、全会一致で可決しました。

 今後お二人は、弁護士会や人権擁護委員連合会の意見を聞いて、法務大臣が委嘱することになります。

 

ページの先頭へ