あなたの声 わたしの提言


黒井榮作(えいさく)さん
〔沢 内〕

 

地方と都市の共和を
 少子高齢化は、団塊の世代が六十五歳を迎えたことから急速に高齢化が進み集落の消滅等深刻になっております。
 我が町においても結婚できずにいる若者が多く、行政や企業等で出会いの場を企画する等対策を取っていますが、思うような成果が上がっていません。地域を存続発展させるためには、都市と地域を人々が行き交う地域間の結びつきが不可欠で、少なくとも人口減少に歯止めになり若者の定住につながるものと考えます。
 町も農業と観光をキャッチフレーズにしており移住、定住ができ活力ある町をつくり、都市の若者が憧れる町の実現に向け地域と都市住民の視点に立った施策を実現すべきであると考えます。
 このたび、政府も地方の活性化対策として地方創生交付金を創設して対策に乗り出しました。当町でもこの施策に乗り遅れないためにも町民全体でアイデアを共有し、地域の資源等を最大限活用していく必要があります。


佳 さ
 蔵王町に永久就職をして二十年になろうとしています。おかげさまで三人娘に恵まれ毎日仕事と子育てに紛争中?です。皆さんご存じのとおり蔵王町は温和な気候に恵まれ四季折々のおいしい果物や野菜、山菜を口にすることができます。私の事務所の向かいは、春になるとリンゴの花が一面に咲きとても良い香りに包まれます。夏はお釜までのドライブが最高に気持ちよく、秋にはとても 美しい紅葉を見ることができます。冬はモンスタ ーこと、樹氷に出会えるのです。このようなすてきな環境の中で子育てができることに嬉しさと幸せを常に実感しています。残念なことは少子化であることです。
 町では中学三年生までの医療費、中学三年生のインフルエンザ予防接種、子宮頸がんワクチン無償化など数多くの子育て支援がなされています。また、素晴らしい町の施設での催しが行われているので多いに活用し、ますます“喜怒哀楽”な子育てができたら良いなと思います。

 


佐藤智美(ともみ)さん
〔円田表〕

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編集後記

  穏やかに新年三ヶ日が経過し、5日の召集により平成27年議会が始動しました。
 東日本大震災、爆弾低気圧、ゲリラ豪雨、そして昨年の大雪と毎年大きな自然災害に見舞われておりますが、未年にあやかり、災害調査のための特別委員会など不要な穏やかな年を願うものです。
 町制施行60年を迎える今年も、「消滅しない自治体」実現に向け、地域資源を掘り起こし、地元再生への取り組みに努めながら、皆さんと議会の架け橋となることを念頭に広報編集に努めます。(三沢)

■議会広報編集特別委員会
 発行・編集責任者 議長 佐藤 長成
 委員長 外門  清
 副委員長 沢 春光
 委 員 佐藤 敏文・三沢  茂・村上 一郎清・葛西  清