令和2蔵王町議会第2回定例会6月会議

                                           

 令和2年6月10日(水曜日)

                                           

     出席議員(1名)

     1番  松 ア 良 一  君       2番  加 川   敦  君

     3番  大 沼 昌 昭  君       5番  平 間 徹 也  君

     6番  佐 藤 敏 文  君       7番  齋 藤 英 之  君

     8番  平 間 武 美  君       9番  佐 藤 長 成  君

    10番  三 沢   茂  君      11番  遠 藤 裕 一  君

    12番  外 門   清  君      13番  村 上 一 郎  君

    14番  葛 西   清  君      15番  馬 場 勝 彦  君

    16番  村 山 一 夫  君

                                           

     欠席議員(なし)

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

会計管理者

会計課長

 

佐 藤 浩 明  君

総務課長

 

今 村 敏 男  君

防災専門監

 

砂 金   毅  君

まちづくり推進課長

 

佐 藤 長 也  君

町民税務課長

 

大 槻 充 夫  君

保健福祉課長

 

鈴 木 智 子  君

子育て支援課長

 

宍 戸 光 晴  君

環境政策課長

 

宮 澤 一 弘  君

農林観光課長

 

加 藤 勝 彦  君

建設課長

 

佐 藤 耕 造  君

上下水道課長

 

高 橋 英 敏  君

病院事務長

 

平 間 勝 文  君

教育長

 

文 谷 政 義  君

教育総務課長

 

福 地 実 幸  君

生涯学習課長

 

我 妻   敏  君

スポーツ振興課長

 

森   良 光  君

農業委員会事務局長

 

村 上 伸 浩  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

鈴 木   賢  君

書記

 

佐 藤 孝 志  君

                                           

     議事日程 第2号

 

  令和210日(水曜日)    前1000分 開

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 諸般の報告

 

  日程第 3 議案第44号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 4 議案第45号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 5 議案第46号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 6 議案第47号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 7 議案第48号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 8 議案第49号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 9 議案第50号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第10 議案第51号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第11 議案第52号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第12 議案第53号 蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正することについて

 

  日程第13 議案第54号 蔵王町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関

               する条例の一部を改正することについて

 

  日程第14 議案第55号 蔵王町国民健康保険条例の一部を改正することについて

 

  日程第15 議案第56号 蔵王町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正することにつ

               いて

 

  日程第16 議案第57号 令和2年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

 

  日程第17 議案第58号 令和2年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 

  日程第18 議案第59号 令和2年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第

               1号)

 

  日程第19 議案第60号 令和2年度蔵王町下水道事業会計補正予算(第1号)

 

  日程第20 選挙管理委員の選挙

 

  日程第21 選挙管理委員補充員の選挙

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


     前1000分  開議

議長(村山一夫君) 皆さん、おはようございます。

  会議に先立ち、本日は新型コロナウイルスの感染症予防のため、議場内でのマスク着用を認めます。また、本日の傍聴につきましては、新型コロナウイルス感染症予防のため制限させていただきますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(村山一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により3番大沼昌昭君、5番平間徹也君を指名いたします。

                                           

     日程第2 諸般の報告

議長(村山一夫君) 日程第2、諸般の報告をいたします。

  本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第 3 議案第44号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 4 議案第45号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 5 議案第46号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 6 議案第47号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 7 議案第48号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 8 議案第49号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 9 議案第50号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第10 議案第51号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第11 議案第52号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

議長(村山一夫君) 日程第3、議案第44号から日程第11、議案第52号までの9件は、農業委員の任命に関し、議会の同意を求めるものですので、一括議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  それでは、一括上程されました議案第44号から議案第52号、農業委員会委員の任命に関し、議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、蔵王町農業委員会の委員が本年7月19日に任期満了となることから、4月1日から4月28日まで農業委員候補者の公募を行い、行政区からの推薦、農業団体推薦、農業者3名以上からの推薦がある者並びに自らの応募をいただいたところであります。

  定員9名に対して10名の推薦及び応募があったことから、選定基準に従い、蔵王町農業委員会の委員候補者評価委員会の意見を踏まえ、任命予定者を決定いたしました。

  それでは、任命予定者について申し上げます。

  初めに、議案第44号、武田明夫氏の任命同意を求めるものであります。

  武田明夫氏は認定農業者であり、農業委員を4期務められ、令和元年6月からは、本農業委員会の会長として活躍されております。

  次に、議案第45号、佐藤良彦氏の任命同意を求めるものであります。

  佐藤良彦氏は、農業委員を2期務められ、蔵王夢づくりの会の会長も務めるなど、地元農産物の地産地消の拡大に積極的に取り組んでおられる方であります。

  次に、議案第46号、平間 栄氏の任命同意を求めるものであります。

  平間 栄氏は、認定農業者であり、農業委員を1期務められ、和牛育成と稲作経営を行うなど、地域農業の世話役として活躍されている方であります。

  次に、議案第47号、菅井啓二氏の任命同意を求めるものであります。

  菅井啓二氏は、農業委員を1期務められ、自身は非農家でありますが、蔵王酪農センター常務理事として、新規農者の研修制度や酪農家の分業化制度などの確立を目指し、町との連携を図りながら農業の推進に貢献している方であります。

  次に、議案第48号、勅使瓦幸一氏の任命同意を求めるものであります。

  勅使瓦幸一氏は、認定農業者であり、自らが農業に従事すると共に、産直市場みんな野を運営する代表取締役社長として、地元農産物の地産地消の拡大に向けて積極的に取り組んでおられる方であります。

  次に、議案第49号、佐藤ゆり氏の任命同意を求めるものであります。

  佐藤ゆり氏は、女性農業委員として3期務められ、特に果樹生産に力を注ぎ、6次産業化に取り組むなど、積極的に農業に取り組んでおられる方であります。

  次に、議案第50号、村上利雄氏の任命同意を求めるものであります。

  村上利雄氏は、認定農業者であり、酪農家として、生乳からヨーグルトを自社で製造・販売をするなど、6次産業化に取り組んでおられる方であります。

  次に、議案第51号、山家一彦氏の任命同意を求めるものであります。

  山家一彦氏は、認定農業者であり、農業委員を1期務められ、果樹農家のかたわら、蔵王町認定農業者連絡協議会の会長も務めております。農業全般に関する知識も豊富であり、地域農業の中心的役割を担っている方であります。

  次に、議案第52号、玉根可奈氏の任命同意を求めるものであります。

  玉根可奈氏は、女性農業委員として1期務められ、認定農業者である酪農家に嫁いでから、10年以上にわたって酪農に携わり、農業への意欲と行動力を持っている方であります。

  以上、申し上げましたが、認定農業者5名、農業者以外の方1名、女性の登用2名を含む9名の構成となっております。

  いずれの任命予定者の方々につきましては、特に農業振興について見識のある方であり、農業委員会委員として最も適任者であると思われますので、原案どおりご同意くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  質疑、討論、採決は議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。

  初めに、議案第44号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第45号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第46号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第47号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第48号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第49号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)

  質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第50号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  議案第51号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第52号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)

  質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)

  討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。

                                           

     日程第12 議案第53号 蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正することについて

議長(村山一夫君) 日程第12、議案第53号蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第53号蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、新型コロナウイルス感染症による納税者等への影響緩和を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) それでは、議案第53号について、詳細説明をいたします。

  この改正は、国において地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日付で交付され、公布の日から施行されたことに伴い条例を改正するものでございます。

  審議資料の新旧対照表でご説明いたしますので、新旧対照表を御覧願います。

  1ページをお開き願います。

  1条による改正は、条例公布の日からの施行になります。

  表の右側、改正案の欄でご説明いたします。

  まず、10条は固定資産税関係の改正になります。

  改正条文では、適用する地方税法等の該当条項の番号だけで内容が分かりづらいですが、内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で厳しい経営環境にある中小企業者や小規模事業者が、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上げが、前年の同期間と比べて30%以上50%未満減少している事業者については、所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税を2分の1減額します。売上高が50%以上減少している事業者については、所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税を全額免除しようとするものです。令和3年度課税の1年分限りの特例措置となります。

  次に、同じく、同じページの10条の2、第24項、第27項についても固定資産税関係の改正になります。

  その内容は、生産性向上特別措置法に基づき、先端設備等導入計画の認定を受けている中小事業者や小規模事業者が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも、新規に設備投資を行う中小事業者などを支援する観点から、減免措置の適用対象に事業用家屋及び構築物を加えようとするものです。

  次に、2ページを御覧願います。

  3点目は、15条の2において、軽自動車税関係の改正になります。

  新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う経済、景気対策として、軽自動車税環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置の適用期限を6か月間延長し、令和3年3月31日までに取得した者も対象とするものです。

  4点目は、同じく2ページの24条において、新型コロナウイルス感染症に係る町税の徴収猶予の特例を定めようとするものです。

  新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月以降の収入に関して、前年の同期間と比較して20%以上の減少があり、納税することが困難な納税者に対して、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できる特例を新設しようとするものです。

  以上4点が、公布の日から施行となる1条による改正となります。

  次に、2条による改正について説明いたします。

  3ページをお開き願います。

  1点目は、町民税に関する規定の新設になります。第25条で新型コロナウイルス感染症に係る寄附金税額控除の特例について新たに規定したものです。

  新型コロナウイルス感染症拡大の防止のために中止を決定したイベントのうち、国の文化庁並びにスポーツ庁が指定した、大人数が集まる音楽コンサートやサッカー等のプロスポーツの入場券について、前売り券で購入している納税者が払戻し請求権を放棄した場合には、寄附金控除の適用を認めようとする規定を新たに規定しようとするものです。

  次に、2点目として、こちらも町民税関係に関する規定になります。

  4ページの26条で、新型コロナウイルス感染症に係る住宅借入金等特別税額控除の特例について、適用期限を延長したものです。新型コロナウイルス感染症の拡大により住宅建築が遅延して、令和2年1231日まで完成、入居できなくなった場合、13年間の特別税額控除の適用期間を1年延長して、令和15年度から令和16年度としようとするものです。

  以上、町民税関係の2点が令和3年1月1日からの施行となる、2条による改正になります。1条による改正4点、2条による改正2点の合わせて6点が蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正する条例の詳細説明になります。

  以上、よろしくお願いいたします。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) ただいま課長の説明を受けましたけれども、この中小企業者または零細業者が対象になるというふうなことなんですが、これに関しては、対象業者に関しては、感染拡大防止協力店が対象になるのか、それとも全体的な、町の全体的な中小企業もしくは零細企業なのかお伺いをしたいと思います。

議長(村山一夫君) 町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) お答えいたします。

  その業種の売上高によって、その協力金と関係なく、全ての事業者、申請があれば該当になります。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 分かりました。売上高によってはその対象店は何でもいいというようなことなんですね。

  であれば、このいわゆる対象になる分に関して、30%から50%まではそれなりの割合で、それ以上は全額というふうなことで、免除になるということなんですが、これの情報の広報というか案内はどのような形でするんですか。

議長(村山一夫君) 町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) 今回議会でお認めいただければ、広報ざおうで、来月号でお知らせするような形で考えております。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 広報でお知らせをするというふうなことなんですけれども、これはあくまでもそれで申請というふうな形の中で受理というふうなことになるとは思うんですけれども、広報ざおう皆さん読んでもらえれば助かるんですけれども、やはりこの辺の広報の仕方もちょっと考えなきゃいけないのかというふうに思ってはいたんですが、やはり気づかないでそのままになっているというふうな部分も業者によってはあるかも分かりませんので、その辺のところの広報の仕方をもう少し考慮していただければというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) お答えいたします。

  農林観光課のほうでいろいろな、500事業者以上に、2回にわたりいろいろな制度のほうのお知らせをしております。これがまた変わった際に、この申告そのものが実は令和3年度の固定資産税なので、まだ余裕もあるということですので、制度が変わったときにダイレクトメールで、そういった形でお知らせしていますので、それと一緒にこういう固定資産税の減免あるいは徴収猶予、こういった制度がありますということも併せて、あとそれ以外にも、この後もいろいろ関連する議案出てきますので、そういったもの全てを網羅した形でお知らせしたいというふうに思っております。

議長(村山一夫君) ほかにありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第13 議案第54号 蔵王町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課

                  税に関する条例の一部を改正することについて

議長(村山一夫君) 日程第13、議案第54号蔵王町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第54号蔵王町地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴い、固定資産税の不均一課税の適用期間を延長するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。7番齋藤英之

7番(齋藤英之君) 本件については、平成3012月に一部改正がされているところでございますけれども、この蔵王町の地方活力向上地域と、これの制度内容と、本町のエリア等について伺いたいと思います。

議長(村山一夫君) 町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) 町民税務課はこの減免の不均一課税の該当を扱っておりまして、そのエリアとかに関しましてはまちづくり推進課のほうでやっています。その形で説明するようにします。

議長(村山一夫君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(佐藤長也君) それでは、エリアの部分についてご説明をさせていただきます。

  まず、この地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に係るということでございますが、まずは東京圏と本社機能を移転するといったようなことで、その移転型の対象区域については、これは町内が全域、国有林を除いた全域というふうな形になってございます。

  それから、拡充型というものがございますが、こちらについては、向山区と宮司区の一部が該当しているというところでございます。エリアについては以上です。

議長(村山一夫君) 町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) 制度概要ですが、まずその移転型につきましては、初年度がゼロ、2年目が0.35と……(「4分の1」の声あり)4分の1、はい。3年目が0.7というふうな形の減免割合になります。

  拡充型につきましては、1年目ゼロ、2年目が0.47と、3年目が0.93ということでなっております。

  今のところ、そういった該当している企業はございません。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第14 議案第55号 蔵王町国民健康保険条例の一部を改正することについて

議長(村山一夫君) 続いて、日程第14、議案第55号蔵王町国民健康保険条例の一部を改正することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第55号蔵王町国民健康保険条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、感染または感染が疑われる被保険者に傷病手当金を支給することで、休みやすい環境を整えるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) それでは、議案第55号について、詳細説明いたします。

  この一部を改正する条例案は、厚生労働省からの通知に基づき、条例を改正しようとするものです。

  まず、傷病手当が支給される内容ですが、国保に加入している会社等から給与の支払いを受けている被保険者が、勤務先の仕事を、3日間連続して仕事を休み、4日目以降も仕事を休んだ場合、4日目以降最大1年6か月を超えない範囲で傷病手当を支給するものです。1日当たりの傷病手当の支給額は、直近の継続した3か月の給与収入の合計を労働日数で除して、そのうちの3分の2が支給されるものです。

  なお、この傷病手当で支給される手当の財源は、全額国から特別調整交付金で補助されることになっております。

  以上で詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第15 議案第56号 蔵王町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正するこ

                  とについて

議長(村山一夫君) 続いて、日程第15、議案第56号蔵王町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第56号蔵王町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、宮城県後期高齢者医療広域連合が、新型コロナウイルス感染症に感染または感染が疑われる被保険者に対し、国民健康保険の被保険者と同様に傷病手当金を支給するに当たり、その受付事務の一部を本町において行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第16 議案第57号 令和2年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

議長(村山一夫君) 続いて、日程第16、議案第57号令和2年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第57号令和2年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ3,2732,000円を減額し、予算の総額を693,8308,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において、国庫支出金、町債を減額し、県支出金、諸収入を追加しようとするものであります。

  歳出においては、議会費、民生費、土木費を減額し、総務費、商工費、教育費を追加しようとするものであります。

  今回の補正予算では、町道湯口線及び下別当1号線道路改良工事について、国庫補助金の内示額により事業費が減額になることから、関連予算を減額するほか、職員の異動に伴う人件費の補正を行おうとするものであります。

  次に、第2表債務負担行為補正については、ふるさと文化会館の管理システム使用料を追加しようとするものであります。

  次に、第3表地方債補正については、道路改良事業について、限度額を変更しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。5番平間徹也君。

5番(平間徹也君) 35ページの児童福祉費の過年度保育の返還金なんですけれども、これはどういった経緯でこれが起こって、どういった対応でしたのか教えていただきたいと思います。

議長(村山一夫君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(宍戸光晴君) お答えいたします。

  平成30年の9月から3月の7か月間の分なんですが、これに誤りがあったものでございます。

  税情報切り替えで保育料算定を9月移行するわけでございますけれども、その際に独り親の保護者の方の収入が基準を超えたことに伴いまして、本来であれば家計主宰者の所得割額を除く必要がございました。しかしながら、それが除かれていなかったということでございまして、それを多くいただいていた分をお返しするものでございます。

  直接誤りがあった保護者の方には私からご説明、おわびを申し上げまして、ご理解をいただいたものでございます。

  今後は複数の職員で確認するなど、細心の注意を払って、誤りのないようにしてまいりたいと考えておるところでございます。

議長(村山一夫君) 5番平間徹也君。

5番(平間徹也君) 私が確認したときは、たしかこれ4万2,000円しか出ていないんですけれども、3件あったという話で、金額にするとたしか合わせると40万円ぐらいになるのかと思うんですけれども、やはり独り親の方にとって、やはり保育料がそれだけ違う、過払いで払ったというのがすごく、非常に大きな問題があると思いますし、あと今後の対応策として、複数の人で見ていくということだったんですけれども、これはシステムの問題であったのか、純粋に人的なミスだったのか、その辺をお伺いしたかったんですけれども。

議長(村山一夫君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(宍戸光晴君) お答えいたします。

  これに関しましては、職員の異動等もございまして、その引継ぎがうまく行われなかった部分もございました。そういったことで、人的なミスによるものでございます。

議長(村山一夫君) 5番平間徹也君。

5番(平間徹也君) じゃあ、これを最後にします。

  これは何年度、何年間さかのぼって、この問題が起こったのが発覚してから何年間分さかのぼった結果この3件が出てきたのかというのをちょっとお聞きしたかったんですけれども。

議長(村山一夫君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(宍戸光晴君) 今回調査いたしましたのは、先ほど申し上げましたように、今保育料の算定といいますか、そちらの担当をしている職員が、平成31年4月に代わっております。ただ、ということで、それ以前の担当職員は既に数年間担当している職員でございましたので、令和元年度分を中心に調査をいたしました。その結果、今回補正予算で上げさせていただいたのが、先ほどご説明申し上げましたとおり、平成30年9月から平成31年3月までということでございますけれども、その部分だけ、平成31年の4月から8月までもう同じ保育料をいただいておりますので、その誤りが前の年度に係って判明したものでございまして、今回、先ほど申し上げましたようにベテラン職員であっても事務のミスといいますか、誤りで、今回返還をするために補正予算を計上させていただいたものでございます。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 34ページの3目保育所費についてお伺いをしたいと思います。

  今回補正額としては1,200万円ほど補正ということで、大体人件費ということなんですが、これの内容をお知らせ願いたいと思います。

議長(村山一夫君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(宍戸光晴君) お答えいたします。

  これも先ほどお話ありましたけれども、人事異動の関係とかそういった部分、それから今回令和2年4月から幼稚園のほうで、3歳から5歳児、それから保育所はゼロ歳から2歳児ということで、職員の異動等によりまして、職員の数も2人減少しておりますので、そういった部分での減額という形でございます。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 分かりました。

  それで、この職員の2人減少というふうなことになっているんですが、多分これ予算のところではある程度人数を確保しなきゃならないというふうなことに、たしか説明にはなっていたというふうには思うんですけれども、2名減ということは、この2名減に対してその保育所の事業というか、支障は出なかったんですか。

議長(村山一夫君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(宍戸光晴君) 今回、先ほどの幼児保育教育の見直しもございまして、幼稚園のほうがかなり申込みが多くて、入園されるお子さんも多くなっております。

  そういった中で、町のほうで職員、保育士なり幼稚園教諭の募集もしておりますが、なかなか採用が、希望するぐらいの人数が確保できない中でございますけれども、そういった幼稚園のほうと今回保育所のほうで、やはり必要となる正職員、資格を持っている職員の数を、やはり適正な配置ということで移動があったわけでございますけれども、保育所のほうにつきましては、臨時の保育士なり保育補助の確保もいたしまして、今適正な、なかなか大変な状態ではありますけれども、お子さんの安全な保育に必要な人数は確保できているところでございます。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 2人は減ったけれども、きちんとした形の中で保育できているというふうなことであればいいと思うんですが。

  議長、別件でよろしいですか。(「はい」の声あり)

  それでは、39ページの土木費についてお伺いしたいと思います。

  ここで、少額なんですが、補正額が123,000円というふうな形で補正になっております。これに関しては、全体的な予算というふうなことでは6165,000円ということで、説明の中では堤防の除草作業というふうなことなんですが、これたしか昨年度もこのような形で補正にはなっていると思うんですが、県、国の補助金として、なぜ今の補正なのかというふうなことをお聞かせ願いたいと思います。

議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。

  この河川の除草につきましては、県の1級河川の白石川、松川、薮川、森の川、その河川なんですけれども、町内の19の行政区が行っております。

  それで、県からの作業委託ということでこの金額が提示されておりますが、昨年というか、今年の予算を計上する際に、また今年の普通作業員の設計単価がまだ確定していないものですから、暫定的に当初予算では昨年度の契約額で予算化しております。それで、県から提示されるのが、4月、5月になりまして提示されますが、その際に人件費がアップされた分を今回提示を受けまして、123,000円を今回補正しております。

  以上です。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) そうすると、これは県から来る金額がこれだけ、後から精査した分が増えたというふうなことでよろしいのかな。そうですか。

  であれば、これ行政区で多分やっていると思うんですが、1級河川ということなので。各行政区で、さっき19でしたっけ、19の行政区でやっていると言っていましたよね。この19の行政区に除草作業を、この6165,000円という形の中で委託をしているんだと、これ全額のいわゆる合計金額だと思いますが、内容的には分かりました。

  それで、これは確認ですが、あくまでも除草作業ということでよろしいですね、これは。

議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤耕造君) はい。あくまでも除草作業ということで、面積的に105,000平米ありまして、その1回刈りの値段となります。

  以上です。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。7番齋藤英之

7番(齋藤英之君) 38ページの道路改良事業の件でございますけれども、今般補助事業費の減額内示ということで、起債等々減額ということなんですが、これについては当初計画しておりました完了年度っていうのがあるかと思うんですが、それについてどのように見合う、下別当1号線、湯口線、これが変わってくるものなのかどうか、その点について伺いします。

議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。

  下別当1号線につきましては、当初今年度、令和2年度の完成を見込んでおりましたが、内示額につきましては、要求した額の今半分しかついておりませんので、あともう1年かかりまして、令和3年度の完成を計画しております。

  あと、湯口線につきましては、昨年度の繰越工事もありまして、その辺の関係で内示額が減らされたわけなんですけれども、現在の進捗状況を鑑みますと、あとやっぱり3年程度は必要かと考えております。

  以上です。

議長(村山一夫君) 7番齋藤英之

7番(齋藤英之君) それは事業完了ということで、一般的に工事関係終わって、あと転圧して一般に走らせて、最後に舗装というふうな形で、舗装終わるまでの年月が、例えば下別当1号線ですと令和3年度で終了するという考えでよろしいのかどうか。

議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤耕造君) 下別当1号線につきましては、そのとおりでございます。

  湯口線につきましては、順調に予算の配分がつけば、あと3年程度ということは、令和5年度を計画しております。

  以上です。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。1番松ア良一君。

1番(松ア良一君) ちょっと37ページの委託料についてお伺いします。

  今般1,0476,000円ということで、東北観光のほうに委託金ということで2件ございますけれども、それぞれ事業について少し、どういった形になるものなのかご説明いただければというふうに思います。

議長(村山一夫君) 農林観光課長

農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。

  この事業につきましては、平成28年から継続している東北観光復興交付金事業でございまして、今回国からお認めいただいている事業の内容につきましては、最初に6市町連携、蔵王に関わる、環蔵王の3市3町、6市町連携事業としまして、プロモーション強化事業としての旅行博の出展、それからファムトリップということで、海外のツアー関係者を招待しての下見ツアー、それから受入れ環境整備事業として宿泊観光施設の受入れ対応の強化、それから滞在コンテンツの充実強化ということで祭りの体験ツアー、こうしたインバウンドを対象にした事業を今年の2月に事業申請して、3月に内示、交付決定したものについて今回計上しているものでございます。

  それから、すみません、もう一つあります。その下の交付金事業の単独委託料ですけれども、こちらは蔵王町単独分としましては、受入れ環境整備事業として、宮城蔵王アクセス向上広報宣伝事業ということで、空港から遠刈田温泉、それからキツネをテーマにしたシャトルバスの運行、これはちょっと4月からの運行がまだ実施できないというか、状況を見ながら先延ばしているところでございますけれども、こういった事業の広報宣伝事業、それから宮城蔵王アクセス向上後発宣伝事業ということで、シャトルバスの運行についての空港内での広報宣伝、そういった事業を今回計上しているところでございます。

議長(村山一夫君) 1番松ア良一君。

1番(松ア良一君) ありがとうございます。

  一回にはちょっと理解できないようなたくさんの内容を含んでおりましたけれども、今課長おっしゃられたとおり、平成28年度から仙南DMOですか、こちらのほうにということで事業を継続しているわけなんですけれども、なかなか広域的な連携の中で、一つ一つチーム一丸となった実績といいますか、取組になっているのかどうなのかっていう、そんなちょっと疑問を持ったものですからお伺いしたわけでございます。

  それぞれ地域的にはかなり、沿岸部は沿岸部、あるいは西部は西部、そんな形の分かれ方をしながら事業に取組んでいる傾向があるのかと。こういった中で、本当にチーム一丸となった形での成果を挙げていく必要があるのかというふうに思ったものですから。

  今回はこうしたインバウンド関係の呼び水といいますか、そうした取組をやっていくんだということでありますけれども、この辺の一貫した取組を今後やっていく流れがあるのかどうか、その辺についてもう一回、大変恐縮ですけれども、お伺いしておきたいと思います。

議長(村山一夫君) 農林観光課長

農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。

  この東北観光復興交付金、5年間の継続事業ということで、平成28年から始まりました。当時は東北地方の、東日本大震災の影響により観光事業が大きく落ち込んでいましたので、それを復活させるために、訪日外国人の旅行客を回復させると、そういった国の狙いがあって、8割は国が交付して、2割は特別交付税の措置という、そういった対応で今回やってきましたけれども、5年目に当たりまして、ずっとそれぞれの関係市町と広域連携を中心にやってきておりますが、今回コロナの影響もありまして大分状況もさま変わりしているところではございます。

  この事業は今年度で最終年になりまして、来年度からは、今度は東北DCキャンペーンという新たなまた事業が展開される予定になっておるところでございます。

議長(村山一夫君) 1番松ア良一君。

1番(松ア良一君) 全体的なそうした予算の計上であって、今年度で終わりということでもありますけれども、またこういったインバウンド関係は今後もこうした国のほうの施策の関係で続いていくのかというふうには承知しておりますけれども、ぜひ一体的な形での取組をやっぱりやってほしいと。それぞれが水を引っぱるのではなくて、そうした取組もやってほしいと、こういう思いもございます。

  先ほど下の東北観光、いわゆる単独分については、先ほど課長から説明ありましたように、キツネ村との連携を図りながらそうした事業展開をしていくというようなお話でございましたけれども、これひとつそうしたところに、海外からは意外と単独でそうしたところに来られているケースが多い中で、今回バスを使った、ループをした形でこれらに取組んでいくということに対しての、そこに結び付くのかどうか、こんなちょっと疑問も持ったものですから、その辺について改めて確認をさせていただきます。

議長(村山一夫君) 農林観光課長

農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。

  シャトルバスを使っての、空港から姥ケ懐トンネルの開通もございまして、大分アクセスも良くなってということで、それを使っての観光振興でございますけれども、確かに海外からの、コロナがこういうふうになる前の話ですけれども、大分海外からのお客さんが多くて、特に個人で来られる方も多いという状況ではございました。

  ですけれども、やはりツアーを通して来られるお客さんも、やはりそれよりもまして多いわけでして、そして仙台空港を利用される方も大分多かったということから、空港内で広報宣伝を行うということなどをメーンに今回は事業を考えたところでございます。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。10番三沢 茂君。

10番(三沢 茂君) 先ほど湯口線と下別当1号線の減額になったことが出ましたけれども、かなり大幅な減額で、何か課長の説明ですと、繰越しが影響したとかいうふうなことをちらっと耳にしたんですけれども、そうであれば別に下別当1号線のほうは完成させてもよかったのかと思いますが、50%まで減っていった、これはほかに何か理由があるのでしょうか。

  ということは、地元では本当に切望しているわけなんです。なかなか進まないというようなことで、これについてもう一度お伺いしたいと思います。

議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。

  下別当1号線につきましては、残りあと僅かな状況で、昨年の分の改良工事もう既に終わっていまして、後から繰越の分発注したのが舗装の上物の工事となっております。残り県道まであと僅かなんですけれども、やっぱり繰越し工事、今回舗装の分繰越ししたっていうことで、やっぱりその辺、残り7,500万円、そのぐらいだったんですけれども、やっぱり舗装の工事、2,000万円近く繰越したっていうことで、1億円ぐらい残ってしまったんですけれども、残るのが本当の県道の取付け部分の工事になります。その辺の関係で、県道の改良も多少入ってくるものですから、大体は、限度の分は終わるんですけれども、来年県道のほうを一気に仕上げまして、完成に持っていきたいと考えております。

  以上です。

議長(村山一夫君) 10番三沢 茂君。

10番(三沢 茂君) できるだけ頑張って補助金の確保に努めていただきたいと思います。

  別件でよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)

  28ページ、僅かな金額なんですが、私立木っていうとすぐ目が行ってしまってあれなんですが、1万6,000円の立木売払い収入が計上されております。これの場所と、どういうことからかというふうなことについてお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) お答えいたします。

  まず、場所が、白石市福岡蔵本字作屋山1の1でございます。

  この件に関しては、白石市ほか2町の共有林管理会というものがございまして、それで今回東北電力から送電線の新設工事に伴う土質調査、いわゆるボーリング調査、鉄塔を建てるわけなんですけれども、約330平米の面積に75本の立木があるということで、蔵王町の持分が1万分の838ということでございますので、この1万6,000円という金額が算出されたものでございます。

  以上でございます。

議長(村山一夫君) 10番三沢 茂君。

10番(三沢 茂君) 分かりました。蔵本、あそこのいわゆる郡有林という場所ですよね。分かりました。ありがとうございました。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 37ページの、先ほど松ア議員のほうから質問がありました8目についてお伺いします。

  これについて、先ほど5年計画で、今年最後の年というふうなことで、その6市町連携の部分に関してです。

  今回コロナの関係で、外国からのいわゆる観光客が激減しているというようなことで、これに関して、この予算に関してどのような形でこれからの計画を立てているのかというふうなことがちょっとわからないと。

  それから、国内利用のほうが重要視されてくるのかと、旅行、観光に関しては。これに対しても、この東北観光復興対策交付金の事業に対して、どのような形で6市町で連携してやっていくのかということです。

  それから、もう一つ、その下の空港からのバスの運行なんですけれども、これもインバウンドの要するに対応というふうなことで運行しているということで前にお聞きはしたんですけれども、これに関してもインバウンドのお客さんが減っているということに対して、果たしてこれだけの金額をかけても委託していいものかどうかというふうなことでお伺いしたいと思います。

議長(村山一夫君) 農林観光課長

農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。

  ただいま質問がありましたとおり、確かにこの予算につきましては、2月に交付申請をして、その後3月、4月で内示、交付決定を受けているものでございます。

  その事業につきましても、コロナの問題が起きる前の事業で計画しておりましたので、今現在としましては、関係する市町と一緒に、それから県のほうとも協議をしながら、実は事業の根本的な見直しということを今しているところでございます。ですので、当初計画した内容を先ほどお話しましたが、ここから大分状況は変わって、事業費も大分圧縮というか縮小される予定ではございます。

  それにつきましては、まだ今検討の段階でございますので、今後内容が確定し、事業費も固まりましたら、またそのときには改めて補正をさせていただきたいと考えております。

議長(村山一夫君) 町長。

町長(村上英人君) ちょっと私のほうからもお話させていただきますが、実は昨日、一昨日でありますけれども、宮城県観光連盟の理事会があったわけであります。私町村会を代表しての理事になっているわけでありますが。その中でも、やはり今年度のこのコロナの関係で、なかなか予算が予定どおりいかない。だけれども、仙台空港へのアクセスの問題も、御存じのとおり台湾が動き出そうとしている、受入れ等含めて、それがあれなんですが、ですから県も町もそうでありますが、全国的に、一つは1段階として地域から、そして県内を含めての地域、その次が関東圏を含めた国内です。そしてその第3弾としてインバウンドというような、そういうこのコロナの終息を見ながらやっていこうと。1段階、2段階、3段階という形です。

  ただ、これが今回のあれは、この復興交付金ということを鑑み、言ってみればこの5年間というのは東北の復興、3.11の復興プラス2020年の東京オリンピックに合わせての観光予算をいただいているんです。ですから、ここでなくしてしまうということはなかなかあれなので、最後のこれを有効に活用していこうと。ただ、今後のちょっと動きを見ながらやっていこうと。

  特にこの下のほうの、単独でありますけれども、単独についてはバス会社のほうが応分な負担をしていただいているということであります。そして、そこにあと遠刈田のホテル等の旅館、ホテルも皆さんもやって、それでそこの遠刈田からキツネ村に行くに当たって、なかなかアクセスなりタクシーを頼むと、御存じのとおり何千円というか、この往復しても結構な、往復だと7,000円以上ぐらいするんですが、そのぐらいの大きな金もかかるということで、遠刈田の方々も片側、片側ずつそのバスに乗車できる環境を作ってほしいということもありまして、そして、ですから空港から直行でなくて、遠刈田の宿泊をされた方々も乗って行けるという環境を整えたところでありますが、コロナの関係もあってまだ運行のあれを、今クエスチョンでいるというのが今の現状であります。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) やはりテレビなどのいろいろな報道を見ていると、今回の旅行に関しては、一番は県内、地元からのお客の誘致と、それからはもう少し幅を広げた広域的な国内旅行と、最後に来るのがインバウンドということで、それも解決するのはその恐らく1年か1年以上ぐらいかかるんではないかと。ましてやワクチンも出ていない、特効薬も出ていないというふうな関係になってくると、これらの旅行の結局お客さんもなかなか取れないということになってくるんです。

  やはり先ほど課長の説明でも、その旅行の観光関係者、いわゆるインバウンド関係の海外からの関係者を招待しながら宣伝していって、お客さんをよこしてほしいという部分の事業もありますというふうなことだったんですが、そのようなことで、やはり国内旅行に対しての客の誘致というんですが、その辺の事業の内容のやっぱり見直しというのか、その辺のところも、町長も先ほど説明はしていましたけれども、事業を検討しているというふうなことなので、この辺のところもぜひ会議があった時点で、内容の検討をぜひお願いしたいというふうに思います。

  それから、バスの運行なんですが、これに関してはやはりなかなか難しいというふうなことで、遠刈田の宿泊施設も今まで休んでいました。そんな中で、やはりバスの運行で乗れるとはいっても、やはりお客さんもいないというか営業もしていないところで、難しい運行になっているのかというふうに思います。

  町長、これやはりバス会社ともよく折衝をしながら、これからの運営方法をぜひ考えていっていただきたいと思います。これだけの予算なので、やはりしかるべきところはしかるべきというふうなことで削減するとか、いろいろな形で考えていただかないとやはりまずいかというふうに思われますので、その辺のところを答弁願いたいと思います。

議長(村山一夫君) 町長。

町長(村上英人君) 国からの補助事業の分については、やっぱり削減すればいいということでもないので、この環蔵王の、山形と、宮城を入れたこの環蔵王の3市3町であります。そこと連携しながら、そしてしかもこれ冬季だけではなくて夏場も含めてのでありますので、有効にこれを活用していきたいということが一つです。

  それと、あと遠刈田が、ホテルのほうも、大型のホテルも、来週の金曜日から営業していきたいという話も入っておりますので、やっぱり今月いっぱいぐらいかかるかというふうには思っております。全面的に動くのも。そういった面で、全面的に遠刈田が宿泊できる環境と、それとあと明日の一般質問等もあるわけでありますけれども、明日お話したいというふうに思っていますが、第2次補正、その辺の観光予算の関係も入っているということもありますので、そういったことを有効に活用しながら、蔵王町ならではの農業と観光を合わせた遠刈田温泉郷への、お客様の誘致を図っていきたいということで今検討をしている段階であります。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) ありがとうございます。

  やはりこれも震災復興というふうな形で、補助金ありきのことなので、全額全くやめろというふうなことはとてもとても言えないので、この辺のことも含めながらぜひお考え願えればというふうに思います。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。5番平間徹也君。

5番(平間徹也君) すみません、1件お聞きしたくて。

  同僚議員が何件か質問しているんですけれども、37ページの委託料の件なんですけれども、町単独のこの617万円の中にシャトルバスの運行料も入っているんですか。今お話を聞いていると入っているような話だったんですけれども、プロモーションだけですよね。というのを確認したかったんですけれども。

議長(村山一夫君) 農林観光課長

農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。

  この事業につきましては、バスの運行は補助対象にはなりませんので、予算には入っておりません。あくまでもプロモーション、広報宣伝事業でございます。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  ここで10分間休憩いたします。

     午前11時14分 休憩

                                           

     午前11時24分 再開

議長(村山一夫君) 再開いたします。

  休憩前に引き続き、審議を行います。

                                           

     日程第17 議案第58号 令和2年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1

                  号)

議長(村山一夫君) 日程第17、議案第58号令和2年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第58号令和2年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ80万を追加し、予算の総額を136,580万円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において県支出金を追加し、歳出においては保険給付費を追加しようとするものであります。さきの議案第55号の条例改正で説明した傷病手当金について、予算の計上をしようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第18 議案第59号 令和2年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予

                  算(第1号)

議長(村山一夫君) 日程第18、議案第59号令和2年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第59号令和2年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入について、予定額から198万円を減額し、総額を3億5,5075,000円に、収益的支出については、予定額から237万円を減額し、総額を4億2,2444,000円にしようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) 54ページの収入のところで、公衆衛生活動収益ということで、人間ドックができなかったということなんでしょうけれども、198万円ほどの減額というふうになっております。これに関して、どのようなことなのかお聞かせ願いたいと思います。

議長(村山一夫君) 病院事務長

病院事務長(平間勝文君) お答え申し上げます。

  この1908,000円でございますが、国保の人間ドックを減額させていただくものでございます。

  中身につきましては、実はこれ国保のほうから毎年委託されているんですが、今年度3月末で内科の重住先生が退職されました。ということで、令和2年度から現在、外科の常勤1名の体制になりまして、国保の人間ドックの実施は困難な状況、要は人間ドックを実施して、読影という形で、1人の先生が実施しても、もう一人の先生が診断しなくてはいけないということで、ちょっと今年は常勤1人なので、結果あとは入院等を診ているということで、ちょっとできないということで、今回減額をさせていただきました。

  以上です。

議長(村山一夫君) 3番大沼昌昭君。

3番(大沼昌昭君) なかなか蔵王病院の運営に関して収益が上がらないというふうなところで、これだけのやはり人間ドックの減収になるということに関しては、医者がいないというのは、それはしようがないんでしょうけれども、今後やはりその検診とかいろいろな形の中で、やはり収益をある程度目指していかなければならないというふうに思う中で、今後どのような形でこのような検診とか人間ドック、それから各種いろいろな、そういうふうな予防接種というのかな、そういう面も含めながら、どのような形でこの部分をやっていくのかというふうな、今後の部分についてお伺いしたいと思います。

議長(村山一夫君) 蔵王病院事務長。

病院事務長(平間勝文君) お答え申し上げます。

  今回、国保の人間ドックにつきましては、先ほど申し上げた理由でちょっとできないということで、これはやっぱりどうしても常勤医2名体制じゃないと難しいということなので、減額させていただきました。

  今後につきましては、今回コロナの影響等もありまして、本来であれば町の職員の検診も4月、5月ということで実施しておるんですが、それもちょっとできないような状態で、町と話した結果、9月以降にしていきたいということでございますので、それは当然受けさせていただくというような形を考えております。

  今後予防接種とかその他につきましては通常どおりさせていただいて、なるべく減収にならないようにという形で運営のほうを進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) すみません、病院事務長にちょっと確認したいんですけれども、蔵王町でこの人間ドックを、住民の方受けてもらう案内をしている中に、年齢によって、60とかちょうどのときに無料で受けれる制度をとっておりましたよね、たしか。人間ドックをやらないってなった場合、できないとなった場合、そういう方が対象から外れてしまうとなれば、ちょっと公平性を欠いてしまう可能性がありますよね。1年たてば対象者が、次の1年変わっちゃえば次の人になっちゃうので。そういう部分に対する対応についてちょっと詳細あれば説明をいただきたいんですが。

議長(村山一夫君) 町民税務課長。

町民税務課長(大槻充夫君) お答えいたします。

  今年度も当然予算を取っていまして、蔵王病院が駄目だということで、白石市の刈田病院のほうと相談しまして、刈田病院のほうと契約して、同じように人間ドックは実施していくというようなことにしております。よろしくお願いいたします。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第19 議案第60号 令和2年度蔵王町下水道事業会計補正予算(第1号)

議長(村山一夫君) 日程第19、議案第60号令和2年度蔵王町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第60号令和2年度蔵王町下水道事業会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的支出について、予定額から1738,000円を減額し、総額を2億8,1485,000円にしようとするものであります。

  また、資本的収入については、予定額に170万円を追加し、総額を1億3,5481,000円に、資本的支出については、予定額に1738,000円を追加し、総額を2億5,7784,000円にしようとするものであります。

  次に、企業債については、公共下水道事業を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑はありませんか。15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 町長の説明で大体概要的には分かるんですけれども、これもう少し詳細を説明していただきたいのは、削減するほうが俗にいう3条予算で計上されていた1738,000円、それが資本的支出の4条予算のほうにその委託料がそのまま移行したと。なぜ3条予算のほうから4条予算のほうに移行したのか、もう少し詳細について説明をいただきたいと思います。

議長(村山一夫君) 上下水道課長

上下水道課長(高橋英敏君) お答えいたします。

  当初予算作成時には適用を認めるということがはっきりしておりませんで、4月以降に公営企業会計の適用拡大に係る地方財政措置という拡充の通知が来まして、それに伴いまして4条予算における計上が可能となったということで、今回入れ替えさせていただいたわけでございます。

  以上でございます。

議長(村山一夫君) 15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 要は、もうちょっとそこ説明していただきたかったんですが、結局公営債、借金をしょって4条のほうに来てしまっているわけですよね。実際に。ですから、国の制度で認められたからと言ったって、借金を結局してそこに持ってきたのはなぜなのか。認められたからやったんだっていうだけではちょっと理解しづらい部分があるんです。

  2回目、実はその後に質問したかったのは、今回、当初取っていたものを、各目明細の中に経営戦略策定業務委託料という名目で取っています。それと受益者負担納付書作成業務委託料という、2つの委託費で計上されていたのが、今回、今の課長の説明からすれば、同じ事業をここで行うのが公営企業会計支援業務、額的には同じになっちゃうんです。

  ですから、目名が変わってもやる業務は同じなのか、その辺も含めてもう少しちょっと詳細に説明をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

議長(村山一夫君) 上下水道課長

上下水道課長(高橋英敏君) お答えします。

  どうも大変失礼いたしました。

  4条予算に変えた一番の理由としましては、元利償還分につきましては21%から49%の普通交付税の措置がされるということで、収入的に一般財源から補塡されるということで、有利になるということで、3条予算から4条予算に変えさせていただいたというのが一つでございます。

  それと、あと経営戦略委託料と受益者負担金につきましては、受益者負担金の作成業務委託等の等の部分の中で入っている部分、33万円分の業務でございますが、それを合わせたものが公営企業会計支援業務という位置付けとなりまして、業務としましては経営戦略を作成する業務等になります。

  それで、この記載につきましては、財務規定等の適用された日が属する年度における会計処理及び財務諸表の作成等に係る経費については対象になりますということで、拡充されたものに伴います変更でございます。

  以上でございます。

議長(村山一夫君) 15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 大体今の説明で分かりました。

  では、当初やっていました、今回3条予算の委託料で削減してしまう経営戦略策定業務委託料と受益者負担金納付書作成業務委託料はそのまま、委託料、目的事業はそのまま継続して公営企業会計支援事業の中で取扱うということでよろしいんですね。(「はい」の声あり)分かりました。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第20 選挙管理委員の選挙

議長(村山一夫君) 日程第20、選挙管理委員の選挙を行います。

  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項並びに議会運営先例基準第56項の規定により、指名推薦によって行いたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推薦で行うことに決しました。

  お諮りいたします。指名の方法については、議会運営先例基準第57項の規定により、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決しました。

  選挙管理委員を指名いたします。お手元に配付の選挙管理委員候補者名簿のとおり、蔵王町大字平沢字町尻141番地、勅使瓦幸一君。蔵王町遠刈田温泉字千間2番地20、大沼芳国君。蔵王町宮字川原田東45番地、鈴木英寿君。蔵王町大字塩沢字戸ノ内脇80番地2、佐藤弘行君。以上4名を指名いたします。

  お諮りいたします。ただいま指名いたしました4名をもって、選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました勅使瓦幸一君、大沼芳国君、鈴木英寿君、佐藤弘行君が選挙管理委員に当選されました。

                                           

     日程第21 選挙管理委員補充員の選挙

議長(村山一夫君) 日程第21、選挙管理委員補充員の選挙を行います。

  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項並びに議会運営先例基準第56項の規定により、指名推薦によって行いたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推薦で行うことに決しました。

  お諮りいたします。指名の方法については、議会運営先例基準第57項の規定により、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決しました。

  選挙管理委員補充員を指名いたします。お手元に配付の補充員候補者名簿のとおり、蔵王町大字小村崎字前戸内81番地、小紫 広君。蔵王町遠刈田温泉寿町23番地、小室純男君。蔵王町大字円田字曲木畑16番地395、塩見麻理恵君。蔵王町宮字小浜川原71番地、我妻久美江君。以上4名を指名いたします。

  お諮りいたします。ただいま指名しました4名をもって、選挙管理委員補充員の当選人と定め、補充の順序については指名の順序とすることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました小紫 広君、小室純男君、塩見麻理恵君、我妻久美江君が選挙管理委員補充員に当選されました。

  なお、補充員の順序は指名の順序とすることに決しました。

                                           

議長(村山一夫君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変ご苦労さまでした。

     午前11時46分 散会