令和２年蔵王町議会第２回定例会４月会議
令和２年４月２８日（火曜日）
出席議員（１５名）
１番 松 﨑 良 一 君 ２番 加 川 敦 君
３番 大 沼 昌 昭 君 ５番 平 間 徹 也 君
６番 佐 藤 敏 文 君 ７番 齋 藤 英 之 君
８番 平 間 武 美 君 ９番 佐 藤 長 成 君
１０番 三 沢 茂 君 １１番 遠 藤 裕 一 君
１２番 外 門 清 君 １３番 村 上 一 郎 君
１４番 葛 西 清 君 １５番 馬 場 勝 彦 君
１６番 村 山 一 夫 君
欠席議員（なし）
説明のため出席した者
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町長 |
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村 上 英 人 君 |
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副町長 |
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平 間 喜久夫 君 |
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総務課長 |
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今 村 敏 男 君 |
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まちづくり推進課長 |
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佐 藤 長 也 君 |
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町民税務課長 |
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大 槻 充 夫 君 |
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保健福祉課長 |
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鈴 木 智 子 君 |
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農林観光課長 |
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加 藤 勝 彦 君 |
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教育長 |
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文 谷 政 義 君 |
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教育総務課長 |
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福 地 実 幸 君 |
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スポーツ振興課長 |
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森 良 光 君 |
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上下水道課長 |
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高 橋 英 敏 君 |
事務局職員出席者
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事務局長 |
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鈴 木 賢 君 |
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書記 |
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佐 藤 孝 志 君 |
令和２年４月２８日（火曜日） 午前１１時３６分 開議
日程第 １ 会議録署名議員の指名
日程第 ２ 会議日程の決定
日程第 ３ 諸般の報告
日程第 ４ 報告第 １号 議会の委任による専決処分の報告について
日程第 ５ 報告第 ２号 議会の委任による専決処分の報告について
日程第 ６ 報告第 ３号 議会の委任による専決処分の報告について
日程第 ７ 議案第４０号 蔵王町介護保険条例の一部を改正することについて
日程第 ８ 議案第４１号 令和２年度蔵王町一般会計補正予算（第１号）
日程第 ９ 議案第４２号 令和２年度蔵王町水道事業会計補正予算（第１号）
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前１１時３６分 開議
○議長（村山一夫君） 全員協議会に続き、４月会議を開催いたします。
本日の案件は、議会の委任による専決処分から一般会計補正予算まで６件ほど出ていますので、審議のほうよろしくお願いいたします。
会議に先立ち、本日は新型コロナウイルスの感染症予防のため、議場内でのマスク着用を認めます。また、本日の傍聴につきましては、マスク着用の方のみに制限させていただきましたので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
本日28日は休会の日ですが、議事の都合により、特に令和２年蔵王町議会第２回定例会４月会議を再開いたします。
これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長（村山一夫君） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、13番村上一郎君、14番葛西 清君を指名いたします。
○議長（村山一夫君） 日程第２、会議日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会４月会議の会議日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日１日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議ありませんので、本定例会４月会議は本日１日間とすることに決定しました。
○議長（村山一夫君） 日程第３、諸般の報告をいたします。
本定例会４月会議に町長から議案第40号から議案第42号までの３件が提出され、これを受理しておりますので、報告いたします。
次に、町長から議会の委任による３件の専決処分の報告があり、これを受理しておりますので、報告第１号、報告第２号及び報告第３号として報告があります。
次に、両監査委員から企業会計貯蔵品に係る随時監査結果並びに代表監査委員から令和２年３月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、本定例会４月会議に説明員として出席を求めた者の職氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、町長から挨拶の申し出がありましたので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長（村上英人君） 第２回の定例会４月会議の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
ただいま議員全員協議会において、新型コロナウイルス感染症対策における町の対応等についての説明後に議員の皆様と協議をさせていただきましたことに御礼を申し上げます。
今議会では、条例の一部改正、新型コロナウイルス感染予防対策の強化や既存の制度を活用した町内商工業者支援対策を主な内容とする一般会計補正予算及び水道事業会計補正予算の３議案を提出をさせていただきました。
また、議会の委任による専決処分の報告をさせていただきます。
つきましては、全議案とも慎重審議の上、可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
政府が４月20日に閣議決定された新型コロナウイルス緊急経済対策として実施する全国民に対し一律10万円を給付する（仮称）特別定額給付金、さらに宮城県が22日感染拡大防止策として休業や時短営業に応じた商業施設や飲食店に一事業当たり一律30万円の協力金を支給する（仮称）宮城県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金については、さらなる感染拡大が懸念される状況の下での先の見えない経済的な負担や精神的な不安などに苦しむ方々への直接的な支援として一日でも早い執行が求められております。つきましては、これら関連予算の審議を賜りたく、来月18日に議会開会をお願いし、可決決定後には町民に対して迅速かつ的確に、そして一日でも早く給付したいと考えております。
以上をもちまして、私の挨拶とさせていただきます。
○議長（村山一夫君） 以上で諸般の報告を終わります。
日程第４ 報告第１号 議会の委任による専決処分の報告について
○議長（村山一夫君） 日程第４、報告第１号議会の委任による専決処分の報告についてを議題といたします。
提出者から報告を求めます。町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） それでは、地方自治法第180条第１項の規定に基づき、専決処分いたしました報告第１号、蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正する条例の専決処分についてご報告申し上げます。
この改正は、地方税法等の一部を改正する法律などの関係法令が令和２年３月31日付で公布され、４月１日から施行されることに伴い、令和２年３月31日に専決処分により条例の一部を改正したものでございます。今回の地方税法などの改正において、蔵王町町税賦課徴収条例に関わる部分での改正で、主な改正点は令和２年４月以降から施行される１条による改正の主な点は５点あります。町民税関係で２点、固定資産税関係で２点、たばこ税関係で１点の計５点が主な改正点になります。また、令和３年４月以降に施行される２条による改正では、主な改正点は法人町民税関係で１点、たばこ税関係で１点になります。
改正点につきまして、まず１条による主な改正点についてご説明いたします。
まず、町民税関係についてご説明いたします。新旧対照表で説明いたしますので、資料の新旧対照表の１ページをお開き願います。改正案の欄をご覧願います。
１点目は24条の個人の町民税の非課税の範囲に第１項第２号のとおり、非課税の範囲者にひとり親を加えようとするものです。これは結婚歴の有無や性別に関わらず、生計を一にする子供を有する単身者、いわゆるひとり親を加えようとするものです。
また２点目として、同じく１ページの34条の２、所得控除の第１項にひとり親控除を新たに規定しようとするものです。
以上２点が、町民税関係の主な改正点になります。
続いて、固定資産税関係の主な改正点をご説明いたします。４ページをお開き願います。
まず第１点目として、54条固定資産税の納税義務者等です。
次の５ページをお開き願います。
第４項及び第５項で、固定資産の所有者の所在が災害等で不明の場合、また捜索を行ってもなお所有者の存在が不明な場合は使用者を所有者とみなして、固定資産課税台帳に登録し、その者に固定資産税を課することができる旨を新たに定めたものです。
次に８ページをお開き願います。
２点目としまして、第74条の３、現所有者の申告として未相続財産の固定資産を現に所有している方が住所や氏名などの必要事項を記載した申告書を提出しなければならないことを新たに明確に明文化規定したものです。
以上２点が固定資産税関係の主な改正点になります。
続いて、たばこ税関係の改正点をご説明いたします。たばこ税関係の改正は１点になります。９ページをお開き願います。
94条のたばこ税の課税標準の第２項で、１本当たりの重量が0.7グラム未満の葉巻たばこの本数の算定については、0.7グラムをもって紙たばこの0.7本に換算するとの規定を新たに定めるものです。
また、37ページをお開き願います。飛びまして37ページをお願いいたします。
こちらは２条による令和３年10月以降の規定になります。
37ページの94条のほうをご覧願いたいと思います。
１本当たりの重量が１グラム未満の葉巻たばこの算定においては、１グラム未満の葉巻たばこの１本をもって紙巻たばこの１本に換算することに改正が行われます。これは、軽量な葉巻たばこと紙巻たばこの税負担の公平性を図るために改正されるものです。
次に、令和３年４月以降に施行される２条による改正で主な点を説明いたします。戻っていただきまして、29ページをお開き願います。
48条法人の町民税の申告納付の改正になります。32ページをお開き願います。
国税の法人税におきまして、法人の連結納税制度の見直しが行われたことに伴い、連結法人の申告に関する規定が削除されたものです。36ページをお開き願います。
同じ理由で、36ページの第52条第４項、第５項も削除されております。
以上、１条による改正、２条による改正、合わせて６点が主な改正点でありますが、関係法令の改正に伴い、国から示された条例の例に合わせて引用条例や文言等の改正、元号の改定による改正並びに手続の見直しによる規定も改正しております。
以上で蔵王町町税賦課徴収条例の一部を改正する条例の専決処分についての報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本報告に対する質疑を許します。質疑ありませんか。２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 確認です。この長い長い条文を見て、それを全部一遍に理解するのがなかなか難しかったのですけれども、ちょっと気になったのが専決処分の報告書についての３ページでいうのが一番簡単かなと思ったんですけれども、第36条の３の２の見出し「扶養親族等申告書」を「扶養親族申告書」に改めとあります。これは、もしかしたら今まで申告できる人の範囲が狭まったのかなというようなことを気になったものですから、そこだけ確認させてください。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） これにつきましては、文言の訂正で別に範囲が狭まったというようなわけでの改正ではないということになっております。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） いずれこういう説明のときに、やっぱり町民あるいは我々にどういう影響があるのか、マイナスかプラスかとそういうところを知りたいのであって、中身をばらばらばらというふうに、これも大事ですけれども、そうではなくて要はここだよというところの説明の仕方をしていただくと助かるなというふうに思っております。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） 今回の改正でひとり親が控除額が増えたということで、メリットとしてはその点が一番大きいかと思っております。以上、今後もっと分かりやすい資料をつくるようにしますので、よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
日程第５ 報告第２号 議会の委任による専決処分の報告について
○議長（村山一夫君） 日程第５、報告第２号議会の委任による専決処分の報告についてを議題といたします。
提出者から報告を求めます。町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） それでは、報告第２号、蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分についてご報告申し上げます。
改正の理由は報告第１号と同様でございまして、令和２年３月31日に専決処分させていただいたものでございます。改正点は６点あります。新旧対照表の51ページをお開き願います。
１点目は、第２条課税額の第２項で、所得の高い方が該当することになる基礎課税額について限度額を２万円引き上げ、現行の61万円から63万円に改定するものです。また、同じ条第４項で、介護納付金課税額を１万円引き上げて、16万円から17万円に改定しようとするものです。
このことにより、今回改定の行われなかった後期高齢者支援金等課税額19万円と合わせた国民健康保険税の合計課税限度額は前年度より３万円の増額の99万円となります。
２点目は、同じく51ページの23条国民健康保険税の減額で低所得者に対する税負担の軽減ということで、昨年度に引き続き軽減を判定するための基礎基準額を増額するものです。
次のページの第１号の７割軽減の基準額は据置きですが、２号の５割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を5,000円引き上げ、28万5,000円になります。また、第３号の２割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を１万円引き上げ、52万円にするものです。
次に52、53ページをお開き願います。
26条の２、被用者保険の旧被扶養者に対する国民健康保険税の減免では、世帯主が75歳になり後期高齢者医療保険に加入した場合、国保の加入に残された被保険者の基礎課税額を一般の加入者と同様に限度額を２万円引き上げまして、61万円から63万円に改定しようとするものです。
最後に、53ページの附則第４項、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例。５項の短期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例は、これにつきましては土地基本法が改定されたことに伴い、譲渡取得の特例が改正になったことでの条項の改正になります。
以上４点が、蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の主な改正点になります。
以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本報告に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
日程第６ 報告第３号 議会の委任による専決処分の報告について
○議長（村山一夫君） 日程第６、報告第３号議会の委任による専決処分の報告についてを議題といたします。
提出者から報告を求めます。まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長（佐藤長也君） それでは、専決処分の報告についての20ページをご覧ください。
報告第３号議会の委任による専決処分、令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第10号）についてご報告申し上げます。
今回の補正予算につきましては、会計年度末における地方交付税の増額と基金繰入金の減額に関する歳入予算の補正であり、地方自治法第180条第１項の規定に基づき、議会から町長の専決処分事項の指定をいただいている案件でございます。
補正の内容につきましては、報告書の23ページ以降になります。既定の地方交付税の予算総額に6,310万3,000円を追加し、基金繰入金において同額の6,310万3,000円を減額するものであります。よって、今回の補正額総額に計上すべき金額は出ておりません。専決処分の日は令和２年３月31日であります。
以上で報告とさせていただきます。
○議長（村山一夫君） 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本報告に対する質疑を許します。質疑ありませんか。７番齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） ちょっと確認で質問させていただきます。当初の総括質疑の中で、町長が7,000万円ほど入るということで、残高かなり少なくなっていた財調なんですけれども、期待はしておったんですけれども、今回6,300万円ということでどんな要因で残高が減ったものなのか、それについて１点お伺いいたします。
○議長（村山一夫君） まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長（佐藤長也君） お答えいたします。今回特別交付税におきましては、３月に交付の決定が行われ、現金交付については３月30日で行われたところでございます。特別交付税については、例年12月交付とそれから３月交付がございます。今回特に台風19号関連で交付額が増えたところではございますが、３月の調整の部分がございまして、若干台風関連の減額があったところと、それから今回の暖冬による除排雪経費の減額が大きいところがございまして、当初7,000万円というふうなお話をしていたところですが、その分減額されたというふうに考えてございます。以上です。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
日程第７ 議案第４０号 蔵王町介護保険条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第７、議案第40号蔵王町介護保険条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） ただいま上程されました、「議案第40号蔵王町介護保険条例の一部を改正することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、従来から行われてきた第１段階から第３段階までの第１号被保険者の保険料軽減について、さらなる保険料の軽減を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。
日程第８ 議案第４１号 令和２年度蔵王町一般会計補正予算（第１号）
○議長（村山一夫君） 日程第８、議案第41号令和２年度蔵王町一般会計補正予算（第１号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） ただいま上程されました議案第41号、「令和２年度蔵王町一般会計補正予算（第１号）」について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ250万円を追加し、予算の総額を57億1,250万円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において、国庫支出金、諸収入を追加し、県支出金を減額しようとするものであります。
歳出においては、総務費、衛生費を追加し、商工費、教育費を減額しようとするものであります。
今回の補正予算においては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者の資金繰りを支援するため、商工費において中小企業振興資金の利子補給を行う予算を新たに計上いたしました。また、新型コロナウイルス感染症対策として、役場を訪れる窓口業者と町職員の安全を確保するため、主に町民税務課の窓口等に透明のついたてを設置し、飛沫による感染を防止するための工事費なども計上しております。
次に、第２表債務負担行為補正については、新型コロナウイルス感染症対策中小企業振興資金利子補給、仙台空港シャトルバス運行業務委託料を追加しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） １件だけちょっと、債務負担行為ということで補正が上がってございますけれども、大変金融機関等についてもかなり融資を受けたい、こういった申込みが殺到しているようでございますので、そういった中で審査があってなかなかそこから上がってこないとか、いろんな問題等もあるようでございますけれども、今回のこの補正については町内のそうした内容について、今後どのような見通しをもって今回こうした補正を上げられたのか、その辺についてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。今回の補正予算につきましては、中小企業に対する中小企業振興資金の保証料と利子補給でございますけれども、算定の根拠としまして1,000万円までの借用が可能ですけれども、大体これまでの実績から見て個人的に平均で約400万円を見込んでおります。そこで件数は33件の見通しということで、それに保証料についての一定率の掛け率を掛けての金額が今回補正している452万2,000円でございます。
それから、利子補給につきましても同じように借入金額平均400万円で見ておりまして、件数が33件、それから年利が1.5％ということで、返済期間を７年を見込んでおりまして、これの利子補給が160万円を見ております。
この２つに関して、債務負担行為が今回利子補給のほうで７年間を見ていますので、債務負担行為が３年から９年まで発生しているということで、その計算が560万円ということで計上しております。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 詳細な説明ありがとうございます。今回、大変長期的になっていくのかな、そんな見通しをもっておられると思うんですけれども、そうした中において前回までそうした返済をスムーズにできても、今回なかなかそうしたところに追いついていかない、こういった状況も今後発生してくる中において、やはりこれまで例えば400万円であった借入れ、あるいは700万円であった借入れとか、いろんなケースがあろうかと思いますけれども、そうした中において順調にそうしたところが返済できていくのかどうかも大変懸念されるところでございますので、ちょっと質問にならないかもしれませんけれども、そうした部分での猶予とあるいはそうした部分での返済のある程度の弾力的な運用等についても、今後の考え方についてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。ただいまの質問でございますけれども、確かに当初こういったことも想定していないままに借用していてそういう返済に今なっている方で一部の方ですけれども、商工会、金融機関等で相談されまして、条件変更ということで期間の見直し等についていろいろ相談されている方も来ております。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。なかなか町だけの単独の判断というのもなかなか難しいのかな、金融関係との調整も含めて今後そうした対応について、十分なあるいは丁寧な対応をお願いしたいなと、このようなことでございます。終わります。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） それでは全体的にちょっとお答えさせていただきます。議員もご承知のとおり、国のほうでも今いろんな無利子・無担保融資制度、そういったものが始まっております。やっぱり企業の規模に応じて、町の中小企業振興資金だったり、あるいは場合によっては国のほうの1,000万円以上の融資、そういったものも組合わせながら何とか頑張っていただきたいなと。
そういったことで実は、農林観光課のほうで経済産業省で出しているいろんな支援制度、新型コロナウイルスの、そういったものも各事業所のほうに、取りあえずは小売り店だったり直接的に観光業者だったり、支援するところにもお配りしておりますし、これから商工会の会員の皆さんに500近くいるそうですが、全てそういった情報を提供していきたいと、このように考えております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） もう一度債務負担行為についてお伺いしたいと思います。シャトルバスの件なんですけれども、コロナ問題で外国人のインバウンドの客が少なくなったということもあるだろうけれども、これにも増して今後の展望をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。この仙台空港シャトルバス運行業務につきましては、新年度の当初予算でお認めいただいた内容でございますけれども、４月から３月までの12か月間で仙台空港から遠刈田経由でキツネをテーマにしたシャトルバスの運行ということで計画をしておりました。ですけれども、この今回のコロナ関係の影響によりまして４月の運行が厳しいということで、今のところは６月からということで期間を変更したところでございます。なお、これにつきましてもこの状況を今後見ながら６月からさらに後ろに行くことも考えておりますけれども、そういった形で12か月の運行が開始月が遅くなった分、次年度にもそのまま継続して行うということから今回、当初予算440万円でしたけれども、それを上半期、下半期という委託の仕方を予定しておりまして、下半期分の220万円を債務負担行為ということで計上させていただいたところでございます。どうぞよろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） ありがとうございます。これに関しては、６月からというふうなことなので、それまでに収まればいいんだけれども、それまで外国人の観光客が来てくれればこれに利用されるという部分も考えられます。それから、キツネ村に関しても６月から開催するのかどうかも確認したのかどうかということも含めて、果たして６月から外国の人が来るのかなという部分が非常に危惧されるんだけれども、その辺の展望をだからどうするのということで私お聞きしたんです。ですからその辺ちょっとお知らせ願いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） 全く大沼議員がおっしゃるとおりでありますし、差し当たり相手方もあることですし、予算も計上しているのでまずこの２か月間をこのような形にさせてもらったと。それとあと、この後やはりこの世界的な新型コロナウイルスでありますから、そういったことを考えてやはり特に大変多く来ている東南アジア、あと中国等でありますけれども、なかなかこの厳しい状況に私は来ているだろうというふうに思いますので、その辺の飛行機が動いたからというものじゃなくて、大局的にただ空バス走ってもしようがないわけでありますから、その辺を考えながらきちんとやはりある程度終息を見据えながら、そして多くの方々にこの来町してもらえるようなことも大きな手段だというふうに思ってますので、少しその辺の、そして運行会社とも推移を見ながらしっかりと相談していきたいというふうに思っています。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 町長のおっしゃるとおり、やはりこれは６月からというふうな限定ではなくて、やはり弾力的に見ながらでないと本当に空バスを走らせるようになってしまいますので、限りある我々の血税ですので、その辺のところ検討のほどお願いしたいと思います。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ８ページの衛生費、携帯型サーマルカメラ購入費ということで22万9,000円上がってございますけれども、これについては先ほど町長のほうからお話あった内容に準ずるものと思いますが、なお詳細な説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（鈴木智子君） ただいまの質問にお答えします。携帯型サーマルカメラとは、非接触型の体温計で小中学校などでも計っておりますけれども、人の顔を認識して額の温度を計る、よくテレビなんかでも冷たいと青くなって温かいと赤くなるようなカメラがテレビの報道などでも出ていますけれども、そのようなものを１台購入し、大人の検診、子供の検診などでも今後使用していきたいと思っております。以上、どうぞよろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。７番齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） ＢＧのプールの上屋の修繕なんですけれども、Ａランク蔵王町なものですから、例年改修とかあった場合にＢＧ財団から補助金なんかをいただいていたところなんですけれども、今回そういったことの該当になるのかどうか、その辺についてお伺いいたします。
○議長（村山一夫君） スポーツ振興課長。
○スポーツ振興課長（森 良光君） お答えさせていただきます。これはＢＧ財団ではなくて、ＢＧ財団の親元の日本財団のほうの特別な枠がございます。シートが壊れたときに対応できるものということで、今までですと３分の１程度補助が見込まれておりますが、これは年度の途中でＢＧ財団と日本財団が調整をして、年度末になろうかと思いますが、該当させることが可能ですということで、ＢＧ財団のほうから報告をいただいております。
上屋シートの修繕補修については、平成14年当時も竣工したのが昭和63年ですから、15年ほど経過した段階で経年劣化ということで、11幕あるうち全部を交換しておりますが、今回も大体15年ぐらい暮れて、強風によって壊れてしまったということで、今回は４枚程度の交換になりますけれども、取りあえずは一般財源のほうで手当てをさせていただいて、補助決定がありましたならば、補正予算を組んで財源内訳補正というような形で執行していきたいと考えております。
執行時期につきましては、今６月のプールオープンを目標としておりますが、コロナで先行き不透明でございますが、できる限り早く修繕をして皆様方が望まれるようなプール運営にしていきたいと、そのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。
日程第９ 議案第４２号 令和２年度蔵王町水道事業会計補正予算（第１号）
○議長（村山一夫君） 日程第９、議案第42号令和２年度蔵王町水道事業会計補正予算（第１号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） ただいま上程されました議案第42号、「令和２年度蔵王町水道事業会計補正予算（第１号）」について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、収益的支出について、簡易水道事業収益の予定額に750万円を追加し、総額を１億1,796万6,000円にしようとするものであります。また、資本的収入については、上水道事業の予定額に6,483万3,000円を追加し、総額を１億753万3,000円に、資本的支出において、上水道事業の予定額に6,490万円を追加し、総額を２億1,499万4,000円に、簡易水道事業の予定額に1,060万円を追加し、総額を7,850万6,000円にしようとするものであります。
次に、企業債については、上水道事業に係る配水池電気・計装設備機器更新事業を追加しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） それでは、14ページの先ほど町長から提案理由の説明にもございましたように、水道施設の監視制御クラウド・システム構築6,490万円ということで非常に多額の金額が計上されてございますけれども、この事業内容について詳細説明をお願い申し上げたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（高橋英敏君） お答えいたします。水道施設監視制御クラウド・システム構築事業につきましては、水道事業運営基盤強化推進等事業の中の上水道事業におけるＩＯＴ活用推進モデル事業というのが採択されまして、その５年間で実施するものであります。
事業の内容としましては、中央監視システムの更新、水道施設の計器類の更新、クラウドを活用したプラットホームの構築と合わせまして施設台帳のシステムを導入するというものでございます。以上でございます。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 多額の費用をかけて運用するものですから、そうした事業の効果、そうした部分も必要ですし、確かに今ある内容等については非常に古くなっているから更新も必要だということは分かるんですが、もうちょっと内容の効果なり費用対効果なり、そうした部分についてもっと詳細な説明がなければ難しいですよね、これね。6,400万円ですから。確かに国が進める事業の中の一環としてこれが入っているんだという説明がございました。ただそれだけではちょっと分かりにくいですので、もう１回ちょっと説明をお願いします。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（高橋英敏君） 大変失礼いたしました。今回の事業につきましては、今現在設置しております中央監視システムが老朽化しているということと、今はクラウドを使って、簡単に言いますとスマートフォンで水道施設を制御するシステム等々が可能になっております。そういうような機械を入れまして、水道施設を管理していくと。それで事故等が起きた場合、できるだけスピーディーに被害を食い止め、かつ台風とかそういう災害においても調整をするというようなことができるようなシステムを構築をしていきたいということでございます。
それと合わせまして、それをするために施設の管理をする台帳も合わせて整備をさせていただくというようなことを考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） それではちょっと補足させていただきます。これだけ大きい予算、今の補正ということでございますが、先ほど上下水道課長が説明したとおり、国の補助を受けるということで補助採択が当初予算に計上できなかったものですから、今回歳入歳出のほう、収入と支出のほう、計上させていただきまして、５か年目の最初の事業ということで今ある監視システムを古いものですから更新して新しい本当にいろんなことができるものに更新しようというものでございます。ご理解をお願いしたいと思います。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。隣接の村田町さんではたしか昨年でしたでしょうか、システムを変えましてタブレットでいろんな漏水関係からいろんな連絡関係もそこに全部入ってくると。その中でいわゆる事業の中での仕事関係でも非常に効率的な動きができると、そんなほうの動きもちょっと伺っていたものですから、当初これで更新するとなってくると、１億円以上かかるのではないかと、そんな話も事前に、前回の課長のときにいろんな話で更新必要ですよねという話になっていたものですから、金額的には少し低く収まったのかなというふうに思っておりますけれども、ぜひこれ活用していただいてなかなか専門職員であったり職員が少なくなっていく中で、より効率的な運営に努めていただいてできるだけ上げないように、そうした努力に結びつけていただきたいなと、このように思います。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） お話の内容、随分勉強されてご質問いただいたみたいな感じでありますし、その辺も含めて今後、ただこの厳しい中でいろんなことを検討していくにしても大幅な割引ということは難しいかなというふうに思っておりますので、その辺もちょっと検討は。多分人件費も少なくなってくることはあるんです。ですからそのシステムが自宅にいてスマートフォンで分かるわけですから、そういった面では今までの宿直もなくなってくるだろうというふうに思っておりますので、宿直というか当番ですね、当番制。そういったいろんな面で人件費も軽減してくるということでありますので、総合的にちょっと勉強させていただきたいと思っております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 750万円というふうなことで、簡易水道上下一本化と、委託料というふうなことなんですが、これがどんな内容なのかお聞かせ願いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（高橋英敏君） ただいま本町では一上水道を簡易水道で水道事業を運営しております。その事業を１つに上水道にまとめるということになるわけですが、その内容としましては、今回計上させていただいております水道事業基盤強化推進事業等の対象地域が上水道地域のみという限定がある関係で、簡易水道地域がこの対象から外れるということで上水道事業に区域の一本化を図りたいということが１つです。また、宮城県におきましては、簡易水道事業を実施している市町は、本町と七ヶ宿町の２町のみで七ヶ宿町は給水人口の要件を満たしていないために上水事業に移行することができませんので、実質的に本町のみが簡易水道事業を継続している状況となっております。
このようなことから、厚生労働省から直接上水道事業に移行するような要請が来ておりました。このようなことから、今回の事業に合わせまして一本化を図る変更をしようとするものでございます。以上でございます。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 簡易水道ですね、疣岩から上辺りが対象になっているというふうなことなんですけれども、これを一本化に、指導だからやらなきゃないということなんですが、これによって生じるメリット、デメリットというんですか、そういうようなところをもしお伺いできればと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（高橋英敏君） 簡易水道と上水道の一本化にするメリットとしましては、基本的には今の水道事業における全ての事業が上水道に対してのみ行われており、簡易水道に対する事業が極力少なくなってきております。そういうことで、何かをしようとするとどうしても簡易水道地域が取り残されるような状況になることから、上水道の一本化を図ろうとするものです。ただ、認可変更するということで、上水道施設と簡易水道施設を直接接続するための申請ではなくて、事業を行うことができるエリアの変更だということでございます。以上です。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長（村山一夫君） 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
これをもって本第２回定例会４月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
大変お疲れさまでした。
午後１２時３５分 散会