令和２年蔵王町議会第２回定例会
令和２年３月１２日（木曜日）
出席議員（１５名）
１番 松 﨑 良 一 君 ２番 加 川 敦 君
３番 大 沼 昌 昭 君 ５番 平 間 徹 也 君
６番 佐 藤 敏 文 君 ７番 齋 藤 英 之 君
８番 平 間 武 美 君 ９番 佐 藤 長 成 君
１０番 三 沢 茂 君 １１番 遠 藤 裕 一 君
１２番 外 門 清 君 １３番 村 上 一 郎 君
１４番 葛 西 清 君 １５番 馬 場 勝 彦 君
１６番 村 山 一 夫 君
欠席議員（なし）
説明のため出席した者
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町長 |
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村 上 英 人 君 |
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副町長 |
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平 間 喜久夫 君 |
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会計管理者 会計課長 |
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近 江 忠 彦 君 |
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総務課長 |
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今 村 敏 男 君 |
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防災専門監 |
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砂 金 毅 君 |
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まちづくり推進課長 |
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村 上 正 文 君 |
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町民税務課長 |
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大 槻 充 夫 君 |
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保健福祉課長 |
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平 間 勝 文 君 |
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子育て支援課長 |
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宍 戸 光 晴 君 |
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環境政策課長 |
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鈴 木 賢 君 |
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農林観光課長 |
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加 藤 勝 彦 君 |
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建設課長 |
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佐 藤 耕 造 君 |
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上下水道課長 |
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伊 藤 雅 浩 君 |
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病院事務長 |
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佐 藤 浩 明 君 |
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教育長 |
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文 谷 政 義 君 |
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教育総務課長 |
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福 地 実 幸 君 |
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生涯学習課長 |
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我 妻 敏 君 |
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スポーツ振興課長 |
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森 良 光 君 |
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農業委員会事務局長 |
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村 上 伸 浩 君 |
事務局職員出席者
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事務局長 |
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村 上 惠 造 君 |
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書記 |
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佐 藤 孝 志 君 |
令和２年３月１２日（木曜日） 午前１０時００分 開議
日程第 １ 会議録署名議員の指名
日程第 ２ 諸般の報告
日程第 ３ 議案第１３号 人権擁護委員候補者の推せんについて
日程第 ４ 議案第１４号 人権擁護委員候補者の推せんについて
日程第 ５ 議案第１５号 動産を取得することについて
日程第 ６ 議案第１６号 蔵王町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正すること
について
日程第 ７ 議案第１７号 蔵王町監査委員条例の一部を改正することについて
日程第 ８ 議案第１８号 蔵王町議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部
を改正することについて
日程第 ９ 議案第１９号 蔵王町長等の給与並びに旅費支給に関する条例の一部を改正す
ることについて
日程第１０ 議案第２０号 蔵王町職員の給与に関する条例の一部を改正することについて
日程第１１ 議案第２１号 蔵王町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改
正することについて
日程第１２ 議案第２２号 蔵王町いじめ防止対策連絡協議会等条例の一部を改正すること
について
日程第１３ 議案第２３号 蔵王町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を
定める条例の一部を改正することについて
日程第１４ 議案第２４号 蔵王町すこやか養育助成金支給に関する条例の全部を改正する
条例の一部を改正することについて
日程第１５ 議案第２５号 蔵王町消防団員に関する条例の一部を改正することについて
日程第１６ 議案第２６号 岩沼市外一市三町水道水質検査協議会への加入について
日程第１７ 議案第２７号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）
日程第１８ 議案第２８号 令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第２号）
日程第１９ 議案第２９号 令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第２号）
日程第２０ 議案第３０号 令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算（第５号）
日程第２１ 議案第３１号 令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第４号）
日程第２２ 議案第３２号 令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第３号）
日程第２３ 議案第３３号 令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算
（第４号）
日程第２４ 議案第３４号 令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算（第６号）
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前１０時００分 開議
○議長（村山一夫君） 皆さん、おはようございます。
本日は人事案件、そしてまた報酬、そして補正予算と盛りだくさんでございますが、皆様方の質疑を多く望んでおりますのでよろしくお願いを申し上げながら挨拶にさせていただきます。
会議開会に先立ち、本日は新型コロナウイルス感染症予防のため議場内でのマスク着用を認めます。また、本日の傍聴につきましてはマスク着用の方のみに制限させていただきますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長（村山一夫君） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、６番佐藤敏文君、７番齋藤英之君を指名いたします。
○議長（村山一夫君） 日程第２、諸般の報告をいたします。
昨日３月11日の予算特別委員会において、委員長には大沼昌昭君、副委員長には村上一郎君が互選されましたので、報告いたします。
次に、町長から議案第27号令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）について訂正の申し出があり、これを許可しましたので、正誤表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
以上で諸般の報告を終わります。
○議長（村山一夫君） 日程第３、議案第13号人権擁護委員候補者の推せんについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 皆さん、おはようございます。
只今上程されました議案第13号人権擁護委員候補者の推せんについて、議会の意見を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
人権擁護委員杉山イネ子氏は、令和２年６月30日をもって任期満了となるので、同氏を、再度人権擁護委員候補者に推せんしようとするものであります。
杉山イネ子氏は、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方でありまして、人権擁護委員として最も適任者であると思われますので、原案どおりご同意下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。
○議長（村山一夫君） 日程第４、議案第14号人権擁護委員候補者の推せんについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第14号人権擁護委員候補者の推せんについて、議会の意見を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
人権擁護委員佐藤由利子氏は、令和２年６月30日をもって任期満了となるので、同氏を、再度人権擁護委員候補者に推せんしようとするものであります。
佐藤由利子氏は、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方でありまして、人権擁護委員として最も適任者であると思われますので、原案どおりご同意下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。
○議長（村山一夫君） 日程第５、議案第15号動産を取得することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第15号動産を取得することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、蔵王町消防団第２分団円田入班、第３分団曲竹北班の小型動力消防ポンプ付積載車が今年６月で配備後20年を経過するところであり、車両及びポンプ性能が劣化していることから、整備計画に基づき更新することについて、蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
購入費用については、令和２年度当初予算に計上しておりますが、現在配備されている車両の車検の有効期限が切れる前に新たに車両を配備するため、昨年の12月会議において債務負担行為をお認めいただき、今年１月に入札を執行したところであります。
なお、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第６ 議案第１６号 蔵王町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第６、議案第16号蔵王町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第16号蔵王町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、成年被後見人を印鑑の登録資格者の欠格事項から一律に排除するものではなく、心身の故障等の状況を個別的に確認するなどして判断する規定へ適正化するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 提案理由に、いわゆる一律に排除するものじゃなく心身の故障等の状況を個別的に確認するなどして判断するということになっております。現行ですと裁判所で判断されていると、被後見人が。ということなので、意思能力を有しない者というものに関しては、具体的にどのような状態の人を指すのか、または誰がどのようにこれを判断して認定するのかということをお聞きしたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） お答えいたします。
これに関しましては、成年後見人については町の戸籍のほうで成年後見人になっている方の管理をしております。それで、その方が印鑑証明の登録の申請に来た場合は、必ず成年後見人と同行の上、まず申請をしていく形にしてほしいということで、国、総務省のほうからそういった通達、取扱要綱が来ておりまして、成年被後見人が来た場合は成年後見人と同行の上、お願いしますというような形で取り扱っていくことになると思います。よろしくお願いいたします。（「答えになっていない」「どういう判断で、誰が判断するのか」の声あり）
誰がといいますか、個人で来て、意思能力あるかどうかというのはなかなか判断できませんので、成年被後見人が来た場合は、その方だけではだめですということでお断りするしかないということになるかと思います。（「もう一つ、具体的にどのような状態の人ということで２つ質問しているのだけれども」「手を挙げてからにしてください」の声あり）
○議長（村山一夫君） ３回まで。（「３回しか指定できないので、２つの質問をしているので、その２つの質問の１つも答えていないから」の声あり）
質疑者にわかるように説明をしてください。
○町民税務課長（大槻充夫君） 済みません、説明不足で。
意思能力というか、成年被後見人と該当して成年被後見人の名前を排除することなく意思能力という形で条例の文言を変えているだけでありまして、誰が判断とはやっぱり窓口で対応して判断していくしかないかと思われます。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 今の説明、ちょっといまいち理解に苦しむ。心身の故障等の状況を個別に確認するなどしてということは、窓口で確認するということなの、となっているのか。どうやってこれ確認するのかわからない、今の答えでは。
それから、今まで該当者がいなかったのかということも含めて。
３回しかできないので、質疑が。しっかりとした、済みません、お答えをお願いしたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） 済みません、説明不足で申しわけありません。
現在、蔵王町には成年被後見人と認定された方が本籍地登録で15名おります。そのうち、住所を有している方は５名いらっしゃいます。それが蔵王町の成年被後見人の把握している実情になっております。
あと、その方が見えられるかどうかというのはちょっと何とも言えないところありまして、済みません、これしか回答できなくて申しわけありません。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） お答えさせていただきます。
成年被後見人を一律に排除しないという、これは国の法律の趣旨に沿った改正になってございます。意思能力を有しない者ということで、ご存知のとおり印鑑登録、印鑑証明、これ重要な取引に使われるということで、個人の意思に基づいてやっぱり登録してもらわなくちゃならないということでございます。ですから、本人が窓口にまず来てもらわなくちゃならないということが大前提になってございます。
その中で、成年被後見人については成年後見人と一緒に来ていただいて、本人のかわりに登録したいんだということでの対応になろうかと。これは法律に決まっておりますので問題ないと。
それ以外の意思能力を有しない者ということなんですが、やはり例えば、しゃべれないし書けないとか、本当に何を聞いても自分の名前すら言えないという方が仮に窓口に見えられたという仮定であれば、やはりこれは意思能力が本当にあるのと判断せざるを得ないだろうということで、誰がといえば職員が判断せざるを得ないのかなと考えておいるところでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） そうなってくるとなかなか難しい判断になってくるかなと思うんです。例えば、その辺のところは来たときにわかると言ってはいても、何かの例えば、薬を飲んで意識朦朧としてとか、いろいろなことで何かある場合もなきにしもあらずなのね。だから、この辺のところをしっかりとやっぱり庁舎内なりでもきちんと把握してちゃんと検討しておかないと、じゃあどうするのという話にもなると思うんです。
それから、今言ったのと同時に、施行後にどのように確認するかということは今言ったとおりだと思うんだけれども、いずれにしても今まで該当者がいなかったのかということにも触れていかなくてはいけないんですけれども、そういうことで今まで該当者はいなかったの。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） 今まで、意思能力というかお話ができない人とか来たことはないので、もちろん話せない人は筆談とかそういった形で対応して意思を確認するような形で行っております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第７ 議案第１７号 蔵王町監査委員条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第７、議案第17号蔵王町監査委員条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第17号蔵王町監査委員条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、引用する条に変更（条ずれ）が生じるため、条例の一部を改正しようとするのであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第８ 議案第１８号 蔵王町議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第８、議案第18号蔵王町議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第18号蔵王町議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、昨年８月の人事院勧告に沿った国家公務員特別職の期末手当の改定に準じて、議会議員の期末手当の支給率を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
その概要は、期末手当の支給率を0.05月分引き上げ、年3.35月分から年3.4月分にしようとするものであります。
今年度につきましては、遡って12月の支給率を0.05月分引き上げ、来年度以降については、年3.4月分となる支給率を６月及び12月で均し、それぞれ同率の1.7月分にしようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第９ 議案第１９号 蔵王町長等の給与並びに旅費支給に関する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第９、議案第19号蔵王町長等の給与並びに旅費支給に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第19号蔵王町長等の給与並びに旅費支給に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、町長、副町長及び教育長の期末手当の支給率について、議案第18号と同じ内容で改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１０ 議案第２０号 蔵王町職員の給与に関する条例の一部を改正することについて
日程第１１ 議案第２１号 蔵王町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第10、議案第20号蔵王町職員の給与に関する条例の一部を改正することについて、日程第11、議案第21号蔵王町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについて、以上２件を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第20号と議案第21号について、提案の理由をご説明申し上げます。
はじめに、議案第20号蔵王町職員の給与に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、昨年８月の人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
その主な内容は、給料月額について、平成31年４月１日に遡って、若年層に重点を置き、30歳代半ばまでの職員の給料月額を平均0.1％引き上げる改定をしようとするものであります。
また、期末・勤勉手当について、支給率を現行の年4.45月分から0.05月分引き上げ、年4.5月分に改定しようとするほか、住居手当の支給対象となる家賃額の見直し等をしようとするものであります。
次に、議案第21号蔵王町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについては、議案第20号と同様に給料月額を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。総務課長。
○総務課長（今村敏男君） それでは、議案第20号と議案第21号の詳細説明をさせていただきます。
議案書は12ページからになります。
まず、議案第20号でございますけれども、今回の改正につきましては、先ほど可決決定いただきました議案第18号、議案第19号と同様に、昨年８月の人事院勧告に沿った国家公務員の給与改定に準じて、本町の一般職の職員の給与についても同様の改定をするために条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、改正の主な内容について３点説明させていただきます。
まず１点目でございますが、平成31年４月にさかのぼり、初任給及び若年層の職員の給料月額を平均0.1％引き上げるものでございます。具体的に申し上げますと、行政職の若年層の場合1,500円程度の引き上げになるものであります。
２点目といたしまして、勤勉手当、いわゆるボーナスの支給率を年4.45月分から年4.5月分に引き上げる改定であります。具体的には、勤勉手当の支給率を令和元年度では12月期の支給率で0.05月分引き上げ、令和２年度以降は引き上げ後の年4.5月分の支給率について６月と12月で等しくならそうとするものであります。
３点目といたしまして、住居手当の改定でございます。令和２年４月１日から住居手当の支給対象となります家賃額の下限を4,000円引き上げ、支給限度額を1,000円引き上げようとするものであります。
なお、この改定により手当額が2,000円を超える減額となる場合は、2,000円を上限として経過措置、１年間でございますけれども、行います。実際の給料手当の支給につきましては２月分まで現行の金額で支給済みでございますので、可決決定いただきましたならば、その後に差額として生じる金額を支給したい考えであります。
議案書13ページをごらんください。
この一部改正条例は、大まかに申し上げますと、議案書13ページからの第１条による改正部分と28ページからの第２条による改正部分で構成されております。第１条による改正は平成31年４月にさかのぼる改正、第２条による改正は令和２年４月から適用される改正であり、施行期日を異ならせた改正を１つの改正条例で行う、いわゆる２段ロケット方式と呼ばれる改正の方法をとっております。
それでは、審議資料、新旧対照表の５ページをごらんください。この部分は、先ほど申し上げましたとおり平成31年４月にさかのぼる改正でございます。
第20条第２項第１号では、職員の勤勉手当の支給率を規定してございます。
続いて、６ページから26ページにわたって記載してございます別表第１、第２は、給料月額を規定しているものであります。改定の内容は既に申し上げたとおりでございます。
26ページの第２条関係をごらんください。
ここからは令和２年４月から適用される改正部分でございまして、その内容は先ほど申し上げたとおり住居手当の改定を規定し、勤勉手当の支給率を６月と12月で等しくならそうとするものでございます。
次に、議案書30ページ、議案第21号でございますが、企業職の給料についてもただいま説明いたしました企業職員以外の一般職の職員同様に改定するため、条例の一部を改正するものであります。
この条例は、蔵王町の場合、水道事業職員に適用される給料表を定めたもので、内容は行政職給料表と同様でありますので、説明は割愛させていただきます。
以上、詳細説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
一括議題としました２件に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論、採決に入るわけですが、討論、採決については議案ごとに行いますのでよろしくお願いいたします。
初めに、議案第20号蔵王町職員の給与に関する条例の一部を改正することについて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号蔵王町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１２ 議案第２２号 蔵王町いじめ防止対策連絡協議会等条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第12、議案第22号蔵王町いじめ防止対策連絡協議会等条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第22号蔵王町いじめ防止対策連絡協議会等条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、「いじめ防止再調査委員会」の名称を「いじめ防止等第三者委員会」に改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。
その内容は、重大事態への対処等のために設置する委員会について、第三者等による調査であることを明確に示すため、名称を改めようとするものであります。
また、附則において本委員会の委員報酬等が規定されている蔵王町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例も、同様に名称を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） 若干確認を含めてお聞きしたい点がございますので、まず今回の条例改定において「いじめ防止再調査委員会」から「いじめ防止等第三者委員会」ということに改めるということで、まず、なぜここの部分を改めるようになったのかということと、あといじめ防止等という部分がついていますよね。これ何を含んでこの「等」という表現をされたのか。これを設置した場合の構成メンバーは何人くらいになるのか。
あと、どういう見識者というかそういう方々を構成メンバー、設置する場合に、その辺までどのように検討されて今回の条例改正に至ったのか、それについて説明をいただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） お答えいたします。
まず、なぜ名称変更ということでございますが、これは提案理由にも書きましたが、昨今、国内全国で問題になっているいじめ防止等に対応するため、それがまず町は３つの組織がございます。１つ目がいじめ防止対策連絡協議会、これは教育員会内。その次のいじめ防止専門委員会、これも教育員会。今回の提案の再調査委員会を第三者委員会、これは町が設置するということでございまして、それぞれの機関において協議してきた内容を、メンバーを変えて当事者じゃなく明確な第三者だよということを示すように、仙台での事例等もありますので、といったことでまず名称を変えたいというのが１つの理由でございます。
あと、いじめ防止等の「等」でございますが、これはいじめ防止対策推進法という法律に定義がございまして、いじめの防止等にはまずいじめの防止１つ、あといじめの早期発見、あといじめへの対処、これらを含んで防止等ということになっておりますので、総合的に全て、原因から今後の対策、対処方法まで全てここの再調査委員会で協議したいということでの「等」ということでございます。
メンバーについては、いじめ防止専門委員会のメンバーと変えて、分野は同じでございますが、教育、法律、医療、審議等ということで専門的な知識を持った委員10名以内で組織するということになっていますので、そういったメンバーを町が委嘱して組織するということで、そこでいじめについて第三者による再調査を行うというような組織でございます。
○議長（村山一夫君） 15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） ありがとうございます。内容はわかりました。
基本的に、今、全国的な事例件数を見れば、子供たちを含めた事件、事故があった後ですよね、大概、第三者委員会を立ち上げると。今の課長の説明だと、結局、早期発見とかそういういろいろな部分も含めているとなりますと、この第三者委員会ではないのかなという見方をしてしまったんですが、それは教育委員会で所管している調査委員会のほうが早期発見とかちょっとしたものに対する対応というのはそちらかなと思っています。主には、第三者委員会というのは大きな事件、事故等があった場合にすると。これはあくまでも町長ということで。
もう１点確認したかったのは、これに条例改正に伴って費用弁償、日当等も出ております。先ほどの10名以内の構成メンバーの中に弁護士とか臨床心理士とか日当加算にしたらかなり高額な職務を持った方々も含まれているような説明だったんですが、日額で１万1,700円という条例で、果たしてそういう方々が要請を受けていただけるのかちょっと不安があるので、その辺について再度ご質問をさせていただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） 費用弁償の件でということでございますが、今、先ほど３つの組織あると言いましたが、教育委員会内でもいじめ防止専門委員会に同じ弁護士さん、あとはドクター、臨床心理士さんの委員さんを委嘱しております。その方については、弁護士は宮城県の弁護士会からの推薦、あとはドクターについては医師会からの推薦ということで何か輪番制になっているらしく、その委員さんに来ていただいております。
当然、ここからもう一段さらにフェーズというか段階が上がって、町がするときにも、今度はその方とは別の方が町のほうからの委嘱を受けてということになるかと思いますが、その場合であっても、例えば、弁護士会とか医師会からの推薦ということになろうかと思います。
そういったことで、先ほど言ったとおり当事者ではない、あと町側でもない、教育委員会でもない第三者をお願いして、この費用弁償内で輪番制をもってお願いしたいということで、今のところ、教育委員会の専門委員会ではそれでお引き受けいただいているということでございます。
○議長（村山一夫君） 15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） わかりました。実際、そういう事件、事故がないことをまず祈るしかないです。
町長、１点確認したいんですが、第三者委員会の構成メンバー、一応町長のほうが指名をされるということに読み取れるんですが、最近、全国で起きている、仙台市でもありましたけれども、どうも関係者が行政サイドで指名した委員に対してそれを受け入れられないというケースが全国的にあります。そうした場合に、そういう意見があった場合、町長としてどうという考え方をお持ちでどう対処していくのか、最後にそれだけ確認をさせていただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） これ等については、教育委員会が主体になって、主体というか教育委員会等々の中で、またそれに当たって、町長も法律の中で今度教育委員会のほうにもいろいろと携わっていく立場であります。そういったことがあった場合には、教育委員会と連携しながら、そして町としてどのような対応していったらいいか、今、現時点ではちょっとまだそういった案までまだ考えていなかったわけでありますが、これも条例が通った段階で町のほうも一緒になって考えていきたいと思っています。（「質問に対して答弁返ってきていない」「議長、もう１回」の声あり）
○議長（村山一夫君） 15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） 町長、いいですか。私の質問は、この委員会は、委員を指名するのは教育委員会じゃないですよね、これ。むしろ町長になるので。全国で起きているケースとして、首長が指名した委員に対して、被害者、関係者がどうもその委員に納得できないと、受け入れられないというケースがかなり来ているんです。そういう場合、町長としてはどういう対応の仕方を考えているのか、それを私は確認したかったんです。全国的に見るとそういうケース数多いんです。やはり、そこはしっかり考え方を示しておかないと、委員会を立ち上げたとしてもそれは機能しないケース、これは全国的にありますよね、教育長。教育長は理解されている。ですから、その辺は町長が指名するわけですから、どういう対応の仕方を考慮しているか、それをちょっと確認したいということです。町長、よろしいですか。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） いろいろなそういった事件等の中で、やっぱり相手の方がいろいろ、一方的に町の考えだけでない弁護士でいろいろと配慮していただくことも必要だろうとは思います、相手のことを考えた場合。そういった面では、相手の心情も考えながら、配慮した弁護士さんを町としても考えていかなければいけないなとは思っております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１３ 議案第２３号 蔵王町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第13、議案第23号蔵王町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第23号蔵王町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、厚生労働省令（放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準）の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件の経過措置期間を５年延長するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１４ 議案第２４号 蔵王町すこやか養育助成金支給に関する条例の全部を改正する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第14、議案第24号蔵王町すこやか養育助成金支給に関する条例の全部を改正する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第24号蔵王町すこやか養育助成金支給に関する条例の全部を改正する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、令和元年議会12月会議において、令和２年度から助成金を第１子目からの支給に拡充し、更に地域活性化の観点から、助成金の一部を町内の商店等で利用できる商品券で支給する議決を得ていたところでありましたが、町商業協同組合では、今年度いっぱいで商品券事業を廃止するとのことから、改正条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 質疑といいますか確認なんですけれども、今、町長が説明された部分だけを見ますと、昨年12月に我々が議決いたしました内容からサービスが落ちるんじゃないかととられがちでございますが、この間、全員協議会で説明を受けて、あ、そうじゃないんだということはわかったんですけれども、今回、ネット配信もありますので、ここで詳細を説明しておいたほうがよかろうと私は思いますので、サービス低下ではないよということを担当から説明いただいたほうがいいかと思います。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） 子育て支援課長。
○子育て支援課長（宍戸光晴君） お答えいたします。
先日の全員協議会でもご説明をさせていただいたところでございますけれども、まず昨年の12月会議におきましては、すこやか養育助成金を第１子目から助成していくというような形に拡充する可決をいただいたところでございます。
その後、今、提案理由で申し上げましたとおり、助成金の一部について町内の商店等で利用できる商品券で支給するということでございましたけれども、その商品券事業が廃止になるということになりました。
したがいまして、当初、議決いただきました第１子目が10万円、うち商品券が５万円、第２子に対しても同じ10万円のうち５万円が商品券、第３子につきましては50万円、今までの制度を踏襲いたしまして50万円のうちの10万円分を商品券でという内容でございました。これが条例の中で、商品券の支給ができなくなるということでございまして、今回、新たに育児用品券購入助成券事業を創設いたしまして、それぞれお子さんが生まれになった際に、５万円分の育児用品券を交付させていただく事業を開始いたします。
それに伴いまして、可決いただきました条例につきましては、再度改正をさせていただきまして、金銭による支給部分ということで、改正前の金額に合わせて先ほどの育児用品券の金額を除きます第１子目については５万円、第２子についても５万円、第３子については45万円の金額の助成をするという形で条例の改正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ほかに質疑ございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
ここで10分間休憩いたします。
午前１０時５６分 休憩
午前１１時０６分 再開
○議長（村山一夫君） 再開いたします。
休憩前に引き続き、審議を行います。
日程第１５ 議案第２５号 蔵王町消防団員に関する条例の一部を改正することについて
○議長（村山一夫君） 日程第15、議案第25号蔵王町消防団員に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第25号蔵王町消防団員に関する条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、蔵王町消防団に役場職員で構成する役場班を設置することに関し、役場班の団員に支給する報酬など必要な事項を定めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。総務課長。
○総務課長（今村敏男君） それでは、議案第25号の詳細説明をさせていただきます。
議案書は42ページ、43ページになります。
まず、改正に至った経緯を申し上げます。
高齢化が進展している社会情勢や被雇用者が増加しているといった雇用情勢から全国的にも消防団員数が減少している中、本町の消防団においても、３年ほど前から年々減少している現状であります。
また、人出不足となりがちな平日日中の消火活動の後方支援は、迅速な消火作業を進める上で必要不可欠な初期行動となります。
これらのことを踏まえ、平成25年12月に成立した消防団を中核とした地域防災力の充実化に関する法律に基づき、公務員と消防団との兼職に関する特例、第10条でございますけれども、による職員の消防団への加入促進を図るために、令和２年４月１日より役場班を組織するものであります。
それでは、改正内容を審議資料新旧対照表でご説明いたします。
41ページをごらんください。
初めに、第３条の３において、消防団長は前条の任用のほか役場職員で構成する役場班を置くことができることを新たに加えたものであります。
第14条の報酬では、新たに役場班の班長年額３万6,350円、団員年額２万3,900円を加えたものであります。なお、報酬額は町消防団班長及び団員の半額とするものであり、役場班団員については機能別団員と同額としたものであります。
第15条には、役場班の団員については出動手当等の費用弁償を支給しないことを加えるものであります。
従事する時間は、８時半から17時15分までの勤務時間内とするものであります。
第17条の次に第18条として、条例の施行に関し必要な事項は町長が別に定めることを加えたものであります。
最後に、附則として条例の施行日を令和２年４月１日からとするものであります。
以上、詳細説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。８番平間武美君。
○８番（平間武美君） 消防団の役場班という新たに設置するということなんですけれども、ちょっと疑問点がたくさんありますので質疑したいと思います。
まず、今現在、蔵王町には消防団の第１分団、第４分団とかありますけれども、役場班は何名で構成になって、実際にどこの班に所属というか、分団というのは、例えば、第４分団ですと、向山、宮地区となっていまして、役場班というのはどこに所属するのか。実際、火事になった場合に、日中の火事だけという先ほどの時間の制限ありましたけれども、火事になった場合に、蔵王町全体に出動していくのか、この辺がちょっとわからないんです。これは報酬面だけを先ほど課長説明いただきましたけれども、報酬は半額、安い。だけれども、その辺がちょっと疑問なんですけれども、そこを説明してください。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） お答えいたします。
まず、団員の構成ですけれども、15名としております。うち班長１名、あと団員が14名ということになります。
また、どこの団に所属するのかと。あくまでも本部づけということで考えております。各分団には所属しないと。あくまでも本部づけの役場班ということにします。
あと、出動範囲なんですけれども、あくまでも勤務時間内ということなので、町内で火災があれば出動すると。ですから、地域は町内全域ということで考えております。
○議長（村山一夫君） ８番平間武美君。
○８番（平間武美君） 町内全域というのはわかりました。しかし、役場の職員という方は毎日仕事しているわけですよね、いろいろな仕事、各課によって。仕事中に火事が発生したと、蔵王町全体に出動するんだということでありますけれども、その人員の選別、年齢とか、あるいは何課から何名とか、総務課が一番関係しているんでしょうけれども、その辺の課から何名ずつ役場班をつくるのか、その辺がまだちょっとよくわからないんです。説明してください。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） ご説明いたします。
まず、入団制限ですけれども、制限を設けております。あくまでも新規採用後１年未満の職員及び課長級の職員、あといわゆる災害時に災害対策を要する課、総務課、建設課、上下水道課の職員は入団をご遠慮いただくということにしております。
実際、現在、募集を本人の意思で募っておりますけれども、現在17名ほど一応募集が来ております。その中から選考するというような形に考えております。
○議長（村山一夫君） ８番平間武美君。
○８番（平間武美君） 今、課長の説明によりますと、役場職員になって１年未満。１年未満というと若いですよね。それから、あと課長級、随分離れている……。（「除くです」の声あり）課長は除くね。課長を除く１年未満の職員。（「１年以上の職員」の声あり）１年以上。それで課長は除くと。なるほど。わかりました、それは。
もう一つ、機能別消防団ありますよね。今現在、機能別となると行政職員もこれに該当してくる。機能別は機能別で別。
じゃあ、女性の職員もこの消防団に入って構わないんですか。その辺もちょっと説明してください。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） 入団の性別は分けておりませんけれども、今回、17名の申し込みには女性はございませんでした。（「機能別というのを教えてあげたほうがいいんじゃないですか」の声あり）
あと、機能別団員については、あくまでも本部づけの今機能別団員として女性団員が活躍していますけれども、それとは別でございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） それでは、もう少し確認させていただきます。
先ほどのご説明だと大体わかるんですけれども、今回、役場班の活動の内容、消防団と同じような火災や災害時における活動するものなのか、その辺をまず確認させていただきます。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） それでは、お答えいたします。
今回の役場班は、あくまでも今詳細説明で申し上げたとおり、人手不足になりがちな平日日中、どうしても皆さん、消防団員の方働いていらっしゃいますので、それらの消火活動の後方支援と、例えば、消火栓のつなぎとかホース上のつなぎとか、あとホースを運んだりそのような、あくまでも前線部隊は消防署でございますので、あくまでも後方支援というような形で考えております。そういうような作業をしていただくと考えております。
ただ、住宅火災とか大きな火災になれば、15名全員が出動して出るというような場合もありまして、必ずしも火事だからと全員出るような体制はとらないと。
そして、あくまでも車両も小型ポンプ車の払い下げ、払い下げというか今回廃車する車両を使って１台常備しておく予定でございます。
○議長（村山一夫君） ６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） わかりました。ありがとうございます。
それで、もう一つなんですが、例えば、消防団であれば訓練であったり、まず出初め式であったり、そういった行事もございます。そういったものにも全てやはりこういった役場班の方も参加するといったようなことなんでしょうか。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） あくまでも訓練は、白石消防署の蔵王出張所の協力をいただいて、もちろんそういう消火作業の座学とか、あとは現地の訓練とか、そのような実際の作業を指導してもらうような予定でおります。
あと出初め式とか防災訓練とか、そのような活動にはもちろん参加するような考えでおります。
○議長（村山一夫君） ６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） わかりました。
それで、最後にできれば、これ私の考えなんですが、役場の消防、役場班、そういった選抜されるときに、できれば蔵王町５地区ありますので、その５地区の中にまんべんなく入っていただけるような、そういった人選をしていただければと。あくまでも平日日中だけの活動ではありますが、やはりそういった方々が常日ごろ地域におれば、やはり住民の安全・安心につながるものと考えますので、そういったこともお願いできればと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） わかりました。その辺の地域のバランス、職員のちょっとバランスを見ながら考えたいと思います。ありがとうございます。
あと、特定の課に偏らないように、その辺の配慮はしたいと考えております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） どうも総務課長の説明で逆に何点か疑問を持つことがふえてきたので、かなり確認したい項目たくさんあるんですけれども、まず１点、考え方なんですが、やはり団員不足、それから日中、やっぱり消防団員が蔵王町内にいないということが１つの大きな要因かなと思っておりますので、蔵王町のまず１点、消防団員、条例で300名ということでたしか今二十何名、約30名くらい団員不足だったと記憶しておりました。これが条例定数分確保されたときは、この役場班というのはどういう扱いになるのかというのがまず１点です。
それから、先ほど、済みません、聞き逃したと思うんですが、同僚議員が質問した総務課長は火災時の後方支援ということで説明をしておりましたが、消防団が活動しているのは火災だけじゃなくて日中大雨とか、そのとき、土のう積みから堤防をする場合はブルーシート囲いとか、あとは大風とかいろいろなときに広報活動とか含めてさまざまな活動を行っておりますので、そこまで踏み込んで行うのかという確認。
それから、もう１点。済みません、３回しか質問機会ないので。
もう１点気になったのが、年報酬は明示されているように支払うと、出動手当等に対するものはないとおっしゃいましたね。しかし、ここで気になったのが、出動時間が８時半から５時15分という役場の勤務時間内であります。しかし、１回、皆さんわかるとおり火事の現場に入ってしまったら、５時15分ですからといって帰ること、私できるのかと、そんなことしたら大変な問題を起こすんじゃないかという懸念があります。そうした場合、どうするのか。これ必然的に職員が出れば時間外手当というものは発生するのではないのか。そうなった場合、どういう対応の仕方をするのか。
以上、まずその３点を確認させていただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） お答えいたします。
まず、第１点の定員300名ということで、現在、馬場議員おっしゃるとおり283名ということで定員割れしております。それで、例えば、消防団員が戻った場合どうするのかということで、役場班は役場班としてやっぱりそれはもちろん組織したものですから、そのまま継続というような形で考えております。
あと２点目、ちょっと私も言葉足らずだったんですけれども、あくまでもやはり火災時だけじゃなくて大雨時、その他の災害にももちろん土のう作業とかあとブルーシート作業とか、そのような作業ももちろん考えております。
あと、最後に従事時間の問題なんですけれども、５時15分まで消火活動が終わらなかったらどうするのかと。そういったケースに関しては、時間外手当で対応するしかないだろうと考えております。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） 15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） ２項目めについてはわかりました。
最後の時間外手当の問題なんですが、これちょっと大丈夫なのかなと思います。と申し上げるのは、例えば、今、出動手当等たしか1,800円ですか、大体４時間以内。４時間を越えた場合はその倍になるのかな。そうやって支給しています。これ役場職員の職責次第では、費用弁償以上に時間外を支払わなくちゃいけないようなケースも、私からすると生まれてしまうんじゃないのかと。そうなった場合、果たして現在の消防団員のほうの理解がとれるのかというちょっと疑問がありますので、その辺どう対応するのか。恐らく超えると思うんです、４時間で、時間外出していったら。それ５時間、６時間になったら、恐らく通常の費用弁償よりも超えてしまうんじゃないのかなと思いますので、そうなるとちょっと現行の団員が納得できるのかという問題が起こるのかなと思いますので、それについて再度説明をいただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） 確かにそのようなケースも考えられる形でございます。夕方に火災発生して長時間になった場合、やはりこのようなこともあるので、ちょっとあと消防団の幹部会議の中でもお話は申し上げたいと思うんですけれども、あくまでもある程度長時間になれば、消防団のほかの団員も招集して活動に入りますので、その際に役場職員は、申しわけないですけれども、退去させていただくような話を幹部会議のほうでも私はちょっと話はしたいなと思っております。
ですから、基本的には５時15分までの範囲で活動していただくと。（「５時15分には帰られない」の声あり）帰れない場合も、それはあります。ただ、態勢が整った段階で退却するような形を消防団のほうにはお願いしたいと考えております。
○議長（村山一夫君） 15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） 課長、それでうまくいきます。消防団員が来て消防団が納得したとしても、それが理解されているとしても、住民納得しますか。消火活動していた人員が、まだ完全に鎮火もしないうちに現場を離れるという部分、これ住民理解できます。私からしたら、それは理解できないと思います。ましてや、役場職員がそこから帰ったなんていったら、感情的にそれは受け入れられないと思います。
もしそうであれば、これ検討していただきたいと思うんですが、５時15分までは費用弁償出さないと。それ以降に対しては定額の費用弁償というのもある程度考慮したほうが、現行の団員に対してもきちっとした説明がつくんじゃないですか、むしろ。時間外という役場の規定で計算するのではなく、やはりある程度何時間やった場合は、時間外になってしまえばその手当はこれくらい支給するという明確性を持ったほうが、かえってすっきりすんじゃないのかなと。そうしなければ、途中で帰るって課長、できますか。それのほうが難しいと思います。帰る職員だってかわいそうでしょう、帰っていいと言われたって。これ現場離れられないと思います、実際。
やっぱりその辺もうちょっと詳細まで検討して提案していただきたかったなと思いますので、もう一度、その辺、私３回で終わりなので、ちょっと理解できるような答弁いただければと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） ちょっと言葉足らずで申しわけございません。
帰るというような表現なんですけれども、あくまでも消火活動の状態を見てというちょっと言葉が抜けていたんですけれども、例えば、鎮圧状態になった場合、現在でも消防団体制を縮小していますので、その段階ではもちろん体制を縮小するということでございます。ちょっと言葉足らずで申しわけございませんでした。
あと、定額制はちょっといろいろ調べてみますので、あとほかでも役場班を設けている近隣の市町がございますので、それも研究しながら考えていきたいと思います。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 済みません、１点だけ確認させていただきます。
先ほど、課長の説明ですと役場班はとりあえず本部づけとするということだったんですよね。それで、これは火事だけじゃなくて風水雪害にも当然出なきゃならないということになってくるわけですよね。そういうときに、ほかの消防団員はそれなりの規定があって多分出るとは思うんですが、出動する動機というか、どの程度のときに、多分、本部の判断かとは思うんですが、どこの指示で出動する基準というか、これは出たほうがいいとかタッチしたほうがいいとかなると思うんですが、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） お答えします。
あくまでも防災計画、そういう配備のレベルがございますので、その辺は総務課のほうで判断して、これは出動すべきだということで指示は出したいと思っております。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） そのようになってくると、要するに出動した際に、どこから指示系統が渡ってくるのかと。あくまでも後方支援ということであれば、それはそれでいいんですが、やはり消火活動とかはいろいろな形の中で活動するとなったときに、例えば、広域のほうからの指示に従うのか、それから、うちのほうの消防団の団長の指示に従うのか。その辺のところもきちんとしておかないと、じゃあいつ出て何するのという話になると思うんです。その辺の説明をお願いします。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） あくまでも蔵王町消防団に所属でございますので、指示系統は団長ということになります。その辺に関しても、今後、消防団の幹部会議で、役場班のあり方の説明とその辺の指示系統も含めて協議したいと考えております。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 大体は理解をしました。
今、先ほど馬場議員のほうからもあったんですが、結局、例えば、本部づけということで一番最初に消防団員が出て活動したと。それで足りないから幾らも出してくれないかという場合があるような場合もあるわけですよね、待機ということになってくると。そういうときに、結局、私も時間外手当とかどうするのかなというのは疑問だったんです。
ですから、その辺の出動系統というんですか、その辺のところをはっきりしておかないと、いわゆる夕方から出てくるなという場合だってあるわけですよね。ですから、その辺のところもきちんとした形の中で話し合いながら、先ほど同僚議員が言った部分も含めて検討していただければなと思います。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） その辺も含めて、消防団とよく協議をしながら進めてまいりたいと考えております。
○議長（村山一夫君） ほかに質疑ございませんか。10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） 今、課長が検討すると言っていますけれども、この条例は費用弁償支給しないと明記されているので、そういう答えでいいんでしょうか。
○議長（村山一夫君） 総務課長。
○総務課長（今村敏男君） あくまでも日中でございますので、それは支給しないと。夜はちょっと別ということで考えたいということでございますけれども。
○議長（村山一夫君） 10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） 課長、今までの質疑の中で、そういう流れではないですよね。５時15分からすぐ帰りますというわけにもいかない状況に陥った場合、夜でももうやるしかないと思うんです。そうすると、時間外では大変だからという議論があって、じゃあ定額に切りかえたほうがいいんじゃないかという提案もあって、それをほかも見ながら検討しますという答えは、ここの条例を認められなくなるんです、費用弁償を支給しない。この辺についてしっかりとお答えいただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） お答えします。
基本的には、一番最初に総務課長説明したとおり、やはり基本が日中の消防団員不足を補うという基本理念でございます。この条例については、近隣の役場班を設置している市町村の条例を参考にということで、基本的には出動手当等は支給しないと。当初考えていたのは、どうしても時間外まで当然帰れないわけですから、火災現場なんかは。そういった場合は、これは必要最小限で時間外勤務手当ということでございます。
ただ、先ほど馬場議員から消防団との兼ね合いどうなんだというお話もいただきました。役場班を設置して、実際の運用状況、この辺を調べまして、今の現行の考えでは、やはり職員という身分ですから、４月１日からもしそういう事態が発生すれば、今現在ですとやはり時間外勤務を出すしかないのかなというのが本音の部分でございます。ただ、そういったよその実情を見ながら、必要があればあわせて条例を見直しながら、消防団の幹部とよく協議しながら、お互いに気持ちよく安全・安心を守れる活動ができるようにしていきたいということでご理解をいただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） わかりました。
この件について、私、消防団長ともちょっと意見なんかも聞いて、大変助かると、こういう初期消火で日中団員もいないので大変助かるんだということではありました。
ただ、さっき馬場議員からもあったように、この間のＪＡＣの火災のようにああいう大規模な火災になった場合、やっぱりじゃあ５時15分ですから帰ります、これは絶対にもうできないと思います。だから、そういった場合、経費の面でやはりその辺を考慮していただいて、こういうふうに明記されているものですから、近隣のやつを検討する、ここで引きずるのもなかなかあれなので、すぐに改定するとかそういったことで検討をお願いしたいと思います。
以上です。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） いろいろケースを想定していろいろなご提言をいただきましたので、その辺は速やかに調査のほうも始めたいと思います。ありがとうございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１６ 議案第２６号 岩沼市外一市三町水道水質検査協議会への加入について
○議長（村山一夫君） 日程第16、議案第26号岩沼市外一市三町水道水質検査協議会への加入についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第26号岩沼市外一市三町水道水質検査協議会への加入について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、広域連携の推進と委託料等の削減を図るため、水道法で規定されている水質検査業務を、昭和54年度から共同で実施している岩沼市外一市三町水道水質検査協議会に加入し、業務を行おうとするものであります。
なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） それでは、議案第26号の岩沼市外一市三町水道水質検査協議会への加入についての詳細を説明させていただきます。
水道事業については、日ごろから安全で安心な水の安定供給の維持に努めているところでございます。本議案は、その中の安全・安心な水にかかわる部分であり、水道法の規定では、水道事業者は必要な検査施設を設けなければならないとされております。
現在、蔵王町では、単独での高額な水質検査機器等の購入並びに専門技術者の確保が事業規模的また財政的にも難しいことから、厚生労働大臣の登録を受けた民間の検査機関に外部委託として検査を委託しているところでありましたが、今回、水道法の改正による広域連携の推進の一環といたしまして、昭和50年度設立し運営している岩沼市外一市三町水道水質検査協議会より協議会への参加の案内をいただきました。
案内を受けて、今後の人口減少、経営見通し、広域連携の推進など、将来の方向性を検討しながら、岩沼市外一市三町水道水質検査協議会との加入に関する詳細調査、協議を並行して進めた中で、特に加入１市町当たりの負担金が600万円ということで、現年度予算の水質検査委託料836万円、平成30年度決算の水質検査委託料735万円と比較しても大幅に減額になることや、将来的に広域連携推進での補助事業対象などを見据え、有利と判断し、令和２年度から加入しようとするものでございます。
なお、議案書45ページからが蔵王町が加入後の協議会規約案でございます。
蔵王町が加入することでの規約改正になっている箇所は、表題の「岩沼市外一市四町水道水質検査協議会規約」と、第２条中、「岩沼市外一市四町水道水質検査協議会」と協議会の名称が変更となっております。
第３条中、岩沼市、角田市、亘理町、山元町、丸森町の次に「及び蔵王町」が追加となります。
また、施行日は50ページの附則のとおり令和２年４月１日から施行という改正後の規約案でございます。
以上、協議会加入に係る詳細説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。15番馬場勝彦君。
〇15番（馬場勝彦君） １点、課長、ちょっと確認したいんですが、先ほどの町長からの提案理由の説明の中に、広域連携の推進という言葉を入れていました。今回、岩沼市外一市四町ということなんですが、大変気になったのは、我々の隣接の柴田郡内の４町、そのうち、ここにかかわるのは３町かな、そういうほかのまちはなぜここに加盟しなかったのか。そういう状況というのはちょっと気になるんです。広域連携を図ってやるんであれば、やはり圏域内の自治体も本来であれば一緒に加盟して進めるのが筋なのかなと思っております。その辺についてまず説明を最初いただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） ご説明申し上げます。
実は、広域連携協議会の話からさせていただきますと、宮城県の広域連携検討会が平成31年の１月に立ち上がりまして、その中の仙南ブロックというのは岩沼市以南の３市９町が広域連携協議会となってございます。その中の今回の水質検査協議会の中で、それで水質検査協議会として広域連携を進める中で、残りの１市６町のほうにご案内が全部ありました、今回。具体的な内容でありましたが、ただ、今回、うちのように具体的に調査、加入ということで検討したところがたまたまうちのほうだけだったということで、将来的には広域連携を進める中で、全部がこの協議会に加入していただくように、今、代表である岩沼市のほうが進めている状況で、まずはできる範囲からということでうちのほうから加入ということになったわけでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 先ほどの説明によりますと、600万円の負担ですと現行よりは安くなるんですということですが、これ全部の市町が同じ額のように私今聞こえたんですけれども、そういうものでしょうか。それとも、蔵王町は負担率によって600万円におさまったとかそういうことなのか、ちょっと教えてください。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） ご説明いたします。
現在のところ、岩沼市外１市３町ということで５市町村の組合でございまして、事業費が年間3,000万円ということで、市町割ということで１市町が600万円ということでございますので、うちのほうも同額の600万円ということで加入という形になります。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 済みません、全体で3,000万円で600万円なので、うちが加入しても600万円。いや、５市町が600万円、６市町だったら500万円になりそうな気がするんですけれども、これ将来、白石市とか七ヶ宿町が入ったらますます安くなっていく、そういう計算じゃないかなという気もするのと、あと具体的にどこでどういうふうに検査するのか。岩沼市なんかかなりの人口お持ちのところと蔵王町、人口比で決めるんじゃないよと、単にスポット、場所で決めるんだよとかいうような説明をしてください。どうも大きいところとちっちゃいところで同じ負担というのも何だなと思うものですから。お願いします。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
１つ目のどこで検査するのかというところなんですけれども、これは岩沼市の玉崎浄水場の中に検査センターというものがございます。ここで各市町ごとに１カ月の中でローテーションを組みまして、何市町はいつからいつまでの間ということで検査機関が決めるということになってございます。
また、負担金に関して、加入すれば安くなるのではなかろうかということでございますけれども、これは今の加入金の段階で予算どりをしていますので600万円ということで、今後の予定でございますと、最終的には議決をもらった各市町、議決証明を持ち寄りまして、その中で県のほうに協議会の規約改定を届け出まして告示するわけなんですけれども、その段階で来年度の予算も決まると思いますので、実際600万円になるのか、それより安くなるのかというのは会議の中の事業計画で決まるかと思います。ただし、600万円より高くなるとは考えてはございません。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） わかりましたけれども、今のお話ですと、うちが加入しようがしまいが岩沼市でチェックするのは変わりない。多分、チェックする量もタイミングも変わらないのかなと。負担も、例えば、3,000万円であれば、どうもやっぱり蔵王町も岩沼市も負担が一緒だというのは余り納得できない。これ今後交渉できるものだったらしてくださいというお願いをして終わりにしますけれども。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
これは人口割で水質検査の数が決まるわけではございません。それで、うちのほうの実情を申しますと、半分以上は七ヶ宿ダムの水を受水して、それに対して、あと水質検査箇所というのが末端でやるわけなんですけれども、うちのほうの実情としましては、遠刈田地区の簡易水道というのがございまして、普通の市町村の３倍ほどの量になっております、検査箇所が。それで、岩沼市ですと120カ所ぐらいだと思うんですけれども、うちのほうは年間を通して247カ所、倍ぐらいの箇所になってございます。今の議員のおっしゃるとおり、人口割ではなくて一応負担金という形でやって、この件数については全部町の全体事業費の町負担割ということで、均等割という形で負担金になってございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
昼食のため休憩いたします。
午後１時15分から再開いたします。
午前１１時２１分 休憩
午後 １時１５分 再開
○議長（村山一夫君） 再開いたします。
休憩前に引き続き、審議を行います。
日程第１７ 議案第２７号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）
○議長（村山一夫君） 日程第17、議案第27号令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第27号令和元年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ１億6,386万4,000円を追加し、予算の総額を67億9,197万5,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において、町税、地方消費税交付金、国庫支出金、町債を減額し、寄附金、繰入金を追加しようとするものであります。
歳出においては、民生費、教育費、災害復旧費を減額し、総務費、農林水産業費、土木費を追加しようとするものであります。
次に、第２表繰越明許費については、公共土木災害施設災害復旧事業や各道路改良事業など、22事業を翌年度に繰り越すものであります。
次に、第３表債務負担行為補正については、記録的な暖冬・雪不足に伴う中小企業振興資金等利子補給など２件の追加、自動車リース料の廃止と、外国語指導助手業務委託料など２件の限度額の変更を行うものであります。
次に、第４表地方債補正については、緊急防災・減災事業や災害復旧事業など９件の限度額を変更するものであります。
今回の補正では、主に各種事務・事業における請負差額や執行残額の整理を行ったほか、ふるさと応援寄附関連予算、強い農業・担い手づくり総合支援交付金、小・中学校冷房設備増設工事費や公共下水道事業特別会計繰出金を追加いたしました。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。13番村上一郎君。
○13番（村上一郎君） それでは、詳細についてもう少し説明をいただきたいと思います。
第２表の繰越明許費でありますけれども、今回22件の繰越明許費ということで提案されておりますけれども、例年、繰越明許費必ず出てくるわけでありますけれども、今回、年度末に向けてかなり件数が多いんだなと判断をしたところでございます。新規補正予算を組んですぐ年度が終わるわけですから繰越明許は当然かなという案件もありますけれども、なぜこんなにも今回多くなってしまったのか、それについてのもう少し説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） お答えいたします。
今回、ご存知のとおり台風19号災害復旧事業等繰り越しと、それから教育費関係でも、昨年は国の補助をいただいてエアコン等の整備をしたところですが、これはあくまでも現在使っている普通教室のみ補助対象ということでございました。今回、特別支援教室等をどうしても整備しなくちゃならないといったようなことで、例えば、小学校の冷房設備増設事業だったり、そういったものが出ているということで繰り越しがふえたと。
道路関係については、災害復旧と関連しまして、どうしても災害復旧を最優先にしなくちゃならないということで道路改良事業等に繰り越し、あるいはこれに関連して、例えば、下別当１号線、これについては、実は電柱移設が被災した丸森町なんかを優先的にやっている都合でまだ電柱移設ができていないというようなものもございます。
農林水産業費関係でも、これ台風絡みの補助事業等が繰り越しということで全般的に多くなったということで、全体的な話をすればそういうことでございます。
教育関係の学校関係も、これ基本設計計画策定等についてはもっと時間をかけてどうしてもやらざるを得ないということでの繰り越しということでございますので、ご理解をいただきたいと思っております。
○議長（村山一夫君） 13番村上一郎君。
○13番（村上一郎君） ある程度の事業名に関してもご説明をいただきました。理解はできるんですけれども、新規で新しくなっている農業費の強い農業・担い手づくり交付金とか、それから今副町長がおっしゃった学校関係の空調設備、それは当然繰越明許になってしまう事業になるんだなとは思っております。
しかし、まち・ひと・しごと創生総合戦略のアンケートの委託事業とか、それから教育費の谷地遺跡の調査報告書の印刷業務とかそういうものを当初から計画立てていたにもかかわらず執行できなかったのか、何か繰越明許になってしまっているということもあるので、その辺、きちんと予算を立てた以上は年度内にきちんと事業を完了する、それがある程度原則ではないのかなと思っているんです。
ですから、どういった事情でこういうものが繰り越しになってしまうのか。きちんと仕事をされたのかどうなのかということもちょっと考えられるものですから、質疑をさせていただいたところでございます。これについての説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長（村上正文君） それでは、総務費の中のまち・ひと・しごと創生総合戦略アンケート調査委託事業について説明を申し上げます。
これは令和２年度の町長の施政方針でも説明をさせていただいておりますが、計画期間５年間の計画期間を１年延長して、令和２年度中に次期戦略を策定していくということにしたわけでございます。それに伴いまして、５年間取り組んできたところのいろいろな政策の成果として、住民の方々に住みよい町と感じている人の割合とかそういったものをアンケートで調査することにしていたわけでございますが、計画の１年延長に伴って、令和２年度においてこのアンケート調査についても実施をしたいということで、繰越明許ということにさせていただくという内容でございます。
○議長（村山一夫君） 生涯学習課長。
○生涯学習課長（我妻 敏君） 生涯学習課、社会教育費の谷地遺跡発掘調査報告業務について申し上げたいと思います。
当初、４月から谷地遺跡関係の調査報告書の印刷業務のほうに取りかかっていたところなんですが、実は昨年の７月ころになるんですけれども、大河原の酪農をやっている団体のほうからですけれども、宮字下別当の地区におきまして酪農を大々的に行いたいんだという申請等がありまして、遺跡のほうの調査に入りました。それで、実は調査に入ったのが８月の初めころから入っておりまして、実は８月の末になりまして、遺構、遺跡が若干出てきておりまして、その時点で実は県のほうに確認したところ、今後調査を進めていく上で大分時間もかかると。あわせて、調査の費用というのは事業主、酪農する団体のほうで持つ関係等がございましたので、そこの判断を入れた関係で、通常ですと１年で谷地遺跡の報告書をつくれる予定で組んでいたわけだったんですが、その作業、下別当の酪農関係のほうの遺跡調査のために２カ月から３カ月調査にかかったということと、それの報告書等をまとめる関係等で時間を要したため、今回の谷地遺跡の報告書のほう、若干おくれてしまったところでございます。
また、調査のほうの報告書は随時進めていたわけなんですが、計画当時は大体1,780ページほどの枚数で、ページ数ですけれども、考えていたところなんですが、いろいろな考察とか報告書をまとめていたところ、約2,000ページにわたるようなところまで来ておりまして、その関係等でどうしても印刷の発注業務まで行かなかったことが今回のおくれた原因になっているところでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） 13番村上一郎君。
○13番（村上一郎君） 個別の事業名についての説明をいただきました。ありがとうございます。
こういうことの事業が次年度への繰越明許として延びてしまうというのは、結局は令和２年度でまた事業がスタートするわけですけれども、これ以外にも繰り越しした事業も一緒に取り組んでいかなければならないとなるんですよね。ですから、今、説明いただいた事情はあろうかと思いますけれども、これが令和２年度の事業の執行にある程度影響するとまた繰越明許にして延びてしまう、そんなことの繰り返しになっては、果たしてきちんとした行政サービスが年度内で執行できるのか、その辺のちょっと危惧するところもあるものですから、その辺をきちんとやはり年度内執行がきちんとできるような原則のもとに事業を進めていくべきなのかなと思って、今回質疑させていただいたところでございます。もう一度改めてお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） お答えいたします。
確かにご指摘の部分、特に道路改良等がそういった繰り返しになっていたということは、我々もこれじゃちょっとまずいんじゃないのと、補助事業ですので、一旦つければこれは翌年度にまた仕切り直しというのはできないものですから繰越明許にせざるを得ないという部分もあります。そういった意味で、令和２年度、特別委員会のほうでご審議いただくわけでございますが、例えば、道路改良事業も繰り越しでずっといくのはまずいよということで、そういった事業の絞り込み、そういったものもしながらやはりしっかりと、繰り越しありきのやっぱり予算を組むというのは非常にまずいわけですから、年度内でしっかりと予算を執行できるように鋭意努力していきたいと。
ただし、先ほど村上議員がおっしゃられるように、どうしても３月に国の補正予算絡みでやる事業については、当然、繰り越しせざるを得ないという部分もご理解いただきながら、当初予算に計上したような事業はそういった形で進めていきたいと思っております。ありがとうございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） 101ページの教育総務費の義務教育施設整備費についてちょっとお聞きしたかったんですけれども、これを見ると用地取得にこのぐらいかかったということでそれはわかったんですけれども、やっぱりそれは教育委員会のほうに請願として12月５日に蔵王町の中学校の統廃合を考える会の方たちが請願上げていると思うんですけれども、総予算、大体建物予算とか一体幾らぐらいかかるんだという話をしていると思うんですけれども、それについてまだ何も概算はないと、概々算はあるけど概算はないと言っていたんですけれども、概算がないと土地の取得をしてもやっぱりおかしいのかなと思っていて、ある程度の概算の中で土地の面積なりを決めていると思うので、概算を教えていただきたいなという。（「補正予算についての質疑」の声あり）補正予算ではないのかもしれないですけれども。
○議長（村山一夫君） ただいまの審議は補正予算でありますから、補正予算についての質疑をお願いします。
○５番（平間徹也君） わかりました。
では次、103ページの小学校のトイレの問題なんですけれども、このトイレの改修工事はとてもいいことだと思うんですけれども、実際どのぐらいの、ウオシュレットにするとかトイレ暖かくするとか、何か私が聞いた小学校１年生の話で、洋式のトイレの便座が冷たくて入りたくないんだという子供がいて、それはもう家庭も全部ウオシュレットだし、ございんホーもウオシュレットだし、もう大人がそうやって入っているのに子供がなと思っていたので、このトイレの改修はあそこのどの辺までの改修工事が入っているのかなというのをお聞きしたくて。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） お答えいたします。
まず、トイレ２つございます。
遠刈田小学校のトイレ改修工事、これについてはもう既に終了した分の請差の減額でございまして、当然、ウオシュレットつきの洋式トイレに改修いたしました。遠刈田小学校の体育館です。
その下の円田小学校トイレ改修工事については、先ほど明許繰越ということで副町長のほうからも説明はありましたが、国の補助を使って工事しようということで、期間がちょっと長期間になるものですから学校が休みの期間、たまたま今は休みなんですが、計画では夏休み期間に行いたいということで国のほうに申請を出して繰り越しが認められたものですから、これについても現在の和式を洋式に、当然ウオシュレットつきの便座に取りかえる工事でございます。
○議長（村山一夫君） ５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） とても安心しました。今後とも、ぜひほかの中学校、小学校でも継続していただければなと思いました。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） 今回の補正予算の中で１つ教えていただきたいのが、86ページ、老人憩いの家管理費なんですけれども、今回、突然、運営費町負担金ということで220万円ほど上がっております。これ以前、利用料の価格の改定のときに、そのときの担当課の課長にお伺いしたところ、この価格改定の価格でまず運営のほうは大丈夫だと、そういったお話がございました。それなのに、なぜか今回このような金額が上がってきた経緯をお伺いいたします。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
まず、補正220万円の内容なんですけれども、黄金川温泉は指定管理者として町の福祉協議会のほうに指定をしてお願いしていたところなんですけれども、利用者が伸びず赤字経営になるということで、今回、福祉協議会のほうから要請がありまして、その部分を助成するということで220万円ということで上げております。
それで、ご指摘のとおり昨年、入場料ということで改定させていただいていたんですが、そのときは改定で400万円ほど増額になるということで見込んでいたんですけれども、合計で3,200万円ということで見込んでいたんですけれども、実際は2,900万円で300万円が赤字というか、そこまで届かなかったということで、今回、要請がありました。
利用数も実は昨年度計画見てみますと、まず４月から12月まで見ると、９カ月間で4,400人ほど、月に直すと大体１月493人ほど減っているということで、今回の赤字になったということでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） 利用者が減ったために、まず赤字を解消するために220万円を町が負担するんだと、そういった内容だと思うんですけれども、そこに至るまで厳しいので価格改定をさせていただきたいということで始まったんですよね、実は。利用者が減ったと、それは価格改定によるものなのか、何かそういった原因というものを課のほうではつかんでいるんでしょうか。
あと、指定管理で社協のほうにお願いしていますけれども、そちらで、例えば、こういったこともやった、こういったこともやったというそういった企業努力といいますか、そういった来客数をふやすような努力、そういったものはどのようなものをしたのか。その辺をお伺いします。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
利用客が減ったということでございますが、この要因としましては、社会福祉協議会のほうとも何度か協議しながらこの辺確認しているんですけれども、社会福祉協議会のお話では、利用者の高齢化、あとは入院とか、あとは特に町内の常連客が減っているということで、4,400人減った内訳なんですけれども、町内が約3,800人、町外が580人ということで、町内が減っているということでございます。
客足が伸びない理由ということで確認しているんですけれども、ほかの新しい施設とかにも流れているというのもありますし、先ほど申し上げたとおり利用者の高齢化、なかなか新規の方がつかめないと。それでどういうことをしたんだと、努力しているんだということでございますが、まず経費削減はどうなんだということで、こちらもやっぱり赤字になると困るので確認はさせてもらっているんですけれども、いわゆる光熱水費とかこれはかなりかかりますので、利用者が減ってもかかる分はかかりますので、この辺についても単価の安い業者とかその辺に変えているとか、夏場に利用者が減っているということなので、その辺も夏場の利用者の少ないときは食堂の営業を土日だけとするとか、あとは食堂の営業を休んで人件費を抑えることをやっているとか、そういうことをやってございます。
あと、やっぱり一番は客が減って、いわゆる売店とかカラオケの関連する料金もなかなか上がらなかったということが一番の原因でございました。（「お客さんをふやす対策、何かやっているのか」の声あり）
それで、お客さんをふやす対策としまして、これも社会福祉協議会と重ねて協議したんですけれども、今後、カラオケ大会とかそういうのも実施しながら、あとは地区ごとの老人クラブとかそういう団体の受け入れを送迎つきで実施していたり、あと所長とか局長初めほかのまちのほうにもパンフレットとかを持っていってＰＲに行ったということだったんですけれども、なかなかそこが伸びなかったということでございます。
以上でございます
○議長（村山一夫君） ６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） わかりました。そうしますと、努力はしたんだけれども、非常に厳しい状態であったといったような結論かと思います。
それで、今回は220万円ですが、これが毎年毎年３月の時期にこのような状態が発生するのであれば、それともう一つ、施設も老朽化していますし、それと揚湯ポンプであったりそういった施設の改修、そういったものにもかなりの金額が今後かかるような見込みだと思うんです。そうした場合、今後の方向性、もちろん老人憩いの家のあり方、そういったものを根本的な部分からやはり検討していく時期でもあるのではないかなと私は考えるんですが、最後に町長の考えをお伺いします。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） 先ほど担当課長が言ったように、特にことし、町外なんかのお客さんも大分ふえていることはふえているんですけれども、ふえている中でも下がってきている。それは丸森だとかそういう被災された地域の方々が足を伸ばさなくなってしまったということもあります。そういったことで、いろいろな等々あります。
そういったことで、協定をして残り２年間でありますが、この２年間に最大限の努力をしてもらうように、実は私たち、総務課長入れて、担当入れて、あと財政課長も入れながらいろいろと先方、会長と局長、あと事務部長でありますが、８人でいろいろなお話をさせていただいたところであります。そういったことで、まずこの１年、最大限の努力をしてほしいということでお話し申し上げましたし、いろいろな提案なんかも町からもさせていただきました。ですから、施設が脱衣所狭いからだとかということも言われたんですけれども、まず、その前に、やはり設備投資する前に実績を上げることをまずやってほしいということであります。
そういったことで、この２年間が社協との協定している年数の残りでありますから、この２年間の中でやはり頑張ってもらって、それにあわせて状況を見ながら町としての判断もしなければと考えているところであります。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 64ページの入湯税についてお伺いしたいと思います。
今回の補正額で640万円ほどの減額ということになってしまいました。総括のところでもお話はしたんですけれども、やはりインバウンドという形の中で頑張ってはいるということで、いろいろな形で観光に対していろいろな事業を立てたりして実施はしているんですけれども、見込み客が結局減っているということに関しては、効果がどうなったのかなということにちょっと触れなくてはいけないのかなと思っていたんです。ですから、まず減額となった原因について何かわかるんであれば、お話伺いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） お答えいたします。
これ予算を組む際に、まず宿泊客23万人で見込んでおります、当初予算。現在、３月初め現在ですが、17万5,000人ということで、見込みが、それだけの乖離があります。あと日帰りにつきましても５万6,000人で当初見込んでいまして、今現在、２月末で４万2,000人ということで、こちらも日帰り客も１万4,000人ぐらい少ないと、それが実情で、今後の伸びもそんなに多くないということで今回減額をさせてもらったものでございます。よろしくお願いします。（「差額が出た要因は」の声あり）
済みません、要因に関しては農林観光課の課長のほうから説明をお願いします。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） 済みません、入湯税の算出に関してはちょっとあれですけれども、観光客の入込数について、私のほうで押さえている範囲から推測する範囲で申し上げますと、まず宿泊観光客、今年度に入って１月から12月までの累計をしておりますけれども、その中で５月は10連休ということでたくさんの人に来ていただいておりました。ですけれども、秋に入って台風19号の被害がありまして、10月に入って大きく落ち込んでいるところでございます。
それから、宿泊につきましては、ここ何年間かの数値を見ますと、平成30年度に火口周辺警報が出たこともありましたが、町内の七日原に大きな宿泊施設がありました。その宿泊施設が休業されたというところで、宿泊の落ち込み等も数字にはあらわれているところでございます。インバウンドということで、ここ何年間かで平成27年が2,300人、2,400人だったのが平成28年で5,000人、平成29年度で１万人、平成30年度も１万人にちょっとふえてということで、令和元年に入って２万人を超えたという数字で伸びています。大変伸びていますということでお話をしているので、宿泊にも当然それははね返っていると思われるのは当然なんですが、ですけれども、観光の方のデータ上では、宿泊人数は令和元年度でいきますと28万人ですから、インバウンドが２万人ふえているといいながら、その２万人が全員泊っているわけでもなくて、全体に占める割合でいくとインバウンドの伸び方の伸びはどんどん伸びていますけれども、町の宿泊者数に対する伸びでいくと、いい方向には向かってはいるんですけれども、宿泊、入湯税にそのままはね返っているかというと、ちょっとその辺はまだ何とも言えないところがあります。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） なかなか苦しい答弁のようでしたが、前回も減少したときにちょっと指摘はしたんですが、前回も、説明の中ではやはり、企業名を言っていいのかどうかわからないけれども、ラフォーレの閉鎖が原因となったというようなことを前回もそれを言ったんです。今回はそれにまた当たるのかどうか私ちょっとわからないんですが、前回と同じ理由ではちょっと通らないと私は思うんです。
確かにインバウンドで２万人という形で来ているというような話ではいいことだなとは思ってはいるんですが、今回、コロナで全く減りますよね、また。これに関して、やっぱりうちのほうの町としては正確な数字はつかめないといえばそれまでかもわからないけれども、ある程度のやはり入湯税をうちのほうの自主財源として当てにしている以上は、この辺のところもやっぱりある程度の町のほうとしては改善をしていかなくてはならないんじゃないかなと思うんです。なかなかいろいろなイベント等々やっていても、でもさっきの答弁で観光課長のほうは28万人、税務課長のほうは23万人という形で見ていたんだけれども、17万5,000人しか入っていなかったということなので、その辺の数字の差が出てきているんです。
ですから、もう少しこの辺のところの入湯税をとるというか、収入をもう少し減額にならないようにというようなことで、観光のやはり施策をもう少し考えながら観光客をふやすことを見込んでいかなければなと思うんですが、いかがですか。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） インバウンドをふやすということでこれまでも取り組んできましたけれども、ことしも、コロナでちょっとつまずきはありながらも、実はシャトルバスの運行なども新しく考えながら、それから雪の壁ウオークなんかもそうですけれども、とにかくインバウンドをふやすということに関しての観光振興政策はいろいろと打ち出してきておりましたし、考えてはいるところでございます。
それで、入湯税の入りと観光客の入り込みの乖離という話でございましたが、これは調査の仕方がそれぞれ全く違う方法でやっておりますので、いろいろな事情もあって多分そこに差が出ているんだと私のほうではちょっと捉えております。決して税のほうの情報をうちのほうがもらうとかそういうことは絶対ありませんので、それぞれがそれぞれの目的で、形で調査している数字がございますので、ちょっとその辺は、乖離の原因は何とも言えないのかなと思います。
ただ、観光客をふやすという努力に関しては、観光課としては鋭意努力してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） これ以上言ってもなかなか難しいということなので、とりあえず予算としては4,011万円と、そこから640万円も減っているということはもう15％が減るということなので、この辺のところは少し憂慮して考えていただかないと難しいかなと思うんです。観光課も税務課も含めて、この辺のところはしっかりと今後考えていってもらいたいなと思います。
もし、何かあと答弁があればお願いします。
○議長（村山一夫君） 副町長。
○副町長（平間喜久夫君） それでは、入湯税の関係ちょっと総括させています。
確かに宿泊、それから日帰り、入湯税をいただいて、これが町の財源、これは目的税ですので観光振興だったり環境衛生という部分に使うということになってございます。やはり我々も観光振興して入湯税をしっかりいただいて、さらにこれを観光に回してというようなことでいい循環が生まれるように努力をしていきたいと思っています。
今回は残念な結果でございましたが、先ほど別件で老人憩いの家の話もありましたが、何か暑すぎて観光客が減ったとかそういったことも何か影響しているし、あと台風19号なんかもかなりマイナス要因なのかなとは思っております。
さらに、ここに来て新型コロナということで本当に地域経済を非常に心配しております。やはりしっかりと対応しながら地域の活性化、こういったものをやって、入湯税もこのように減額にならないように頑張っていきたいと思っております。
○議長（村山一夫君） ほかに質疑ありませんか。５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） 89ページの民生費の臨時保育士賃金のところと、あと105ページの保育・幼稚園の臨時講師賃金なんですけれども、これを合わせると予算より約1,000万円ぐらい減っているということは、この原因は何だったのかなというのが気になって、募集したのに来なくてあれだったのか、それとも途中でやめざるを得なかったのかとか、その辺ちょっとお聞きしたかったです。
○議長（村山一夫君） 子育て支援課長。
○子育て支援課長（宍戸光晴君） お答えいたします。
まず、89ページ、保育所費のほうの賃金のところで830万円ほど減額させていただいております。全国的に保育士がなかなか採用できないという状況が続いておりますけれども、まず町内においても同じような状況でございます。臨時保育士さんの賃金ということで、資格ある方、それからなくて保育の補助という形で入っている方もいらっしゃいます。予算要求のほうは資格のある方、当然、採用というか雇用していきたいということでとらせていただいておりましたが、やはり資格をお持ちの方がなかなか雇用はできなかったという実情がまず１つございます。
その分、資格のない方を保育補助ということで雇用しておりますけれども、その賃金の差額分での残額も含まれるなど、その他年度途中で保育補助の方が事情によりやめられた方もいらっしゃいましたし、一番の原因は何とはいえ資格をお持ちの保育士さんを雇用できなかったのが大きな原因でございまして、雇用できない分、今いる職員なり臨時の皆さんにもうフル活動といいますか、一生懸命頑張ってぎりぎりのところで運営している状況でございます。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） では、105ページの幼稚園費でございますが、これは臨時講師の賃金２名分でございます。当初、永野保育所のほうで預かり保育やっているものですから、そちらのほうで有資格者ということで募集、当初予算での人数の当てをしていましたが、やはり子育て支援課長言ったとおり有資格者の確保ができなかったということで、支援員さん、無資格者の力をかりて現有の先生方で頑張った結果でございます。350万円はその２名分の有資格者の賃金の減でございます。
○議長（村山一夫君） ５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） ありがとうございます。
保育士の確保、幼稚園の先生もそうですけれども、確保できなかったというのは、募集しているんだけれども来ないというのはよく聞く話なんですけれども、やっぱり蔵王町独自にその辺はもっともっと待遇を改善していくことでしか集まらないのかなと私は思っているんです。ほかの他市町村とちょっとどのぐらい違うかと私も調べて切れていないのであれなんですが、やっぱり専門職でいけば保育園の先生とか幼稚園の先生は本当に大変な思いをして、あと今回の新しい待機児童対策についてちょっとお話を聞きに行ったんですけれども、やっぱり嵐のようなスケジュールで大変だったと、私、その話聞いたらやっぱりもっともっとこの人たちの待遇をよくして、蔵王町に来たらちゃんとしっかり仕事ができるというような環境づくりをしていただきたいなという思いでお願いします。基本給を上げるとか。
○議長（村山一夫君） 予算についての質疑にしてくださるようお願いします。
○５番（平間徹也君） わかりました。済みません。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 96ページの観光費のほうにちょっと戻るんですけれども、ここの報酬14万2,000円、旅費38万円、役務費、保険料が４万円、それからホームページの委託料が30万円とか普通ですが、全部マイナスになっていると。何か活動を予定していたものができなかったのかなということと、一方、その下の1,000万円が記録的な暖冬・雪不足に伴う云々で計上されておりますけれども、ちょっとまずマイナスに全体的になっていることと、この1,000万円の内容というか使い方というかをご説明願いたいんですけれども。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。
まず初めに、観光費の報酬のほうですけれども、審議会委員報酬減にしております。こちらは今年度審議会を開いていないこと、それから今後開く予定がないということで皆減にしておりますけれども、実は今回、審議会の委員として先進地視察研修ということで観光物産協会の理事さんたちと一緒に研修会を実際行っております。その研修会をもって、審議会のほうは今後あと予定がないということで減になったところでございます。その際の審議委員のほうの手当としましては、その下の旅費のほうで８人ほど対応しましたので、報酬のほうは使用しないので減ということでございます。
それから、９節の旅費でございますが、こちらの普通旅費の減につきましては、実際にこれまでの旅費の実績による差額の減でございます。職員の旅費の差額による減でございます。
それから、その下の観光審議会委員費用弁償、こちらは先ほど申し上げましたが、審議会を開かないということでの減になります。
それから、12節の役務費の４万4,000円、海外派遣保険料ですけれども、こちらは海外派遣の事業で職員が出張する場合に、保険料は別途町から支出してくださいということで最初に話がありまして当初予算を計上しておりましたが、実際、結果としては委託事業の中で保険料も支出したということでございまして、使わなくなったということで減にしたところでございます。
それから、13節の委託料につきましてですが、こちらは多言語観光ホームページということでみやぎ蔵王ナビサイトというホームページを掲載しているんですけれども、そちらを宮城インバウンドＤＭＯというところに委託をしてホームページの更新等を行っております。それで、当初予定しておりました予算に対しまして実績として30万円の差額が出たので、今回、減にしたところでございます。こちらの更新につきましては、雪壁ウオーク、それからシャトルバスの運行、こちらに関してのホームページの更新を行っておりまして、日本語のページをつくって、さらにそれを海外の方に見ていただくための翻訳といったところまでつくりますので、金額も、件数は少ないんですが、金額がそれなりにかかるということで、ですから、これは実績による減で減額しました。
それから、19節の負担金補助及び交付金ですけれども、こちらは今シーズンの記録的な暖冬・雪不足により町内のスキー場においても営業に支障を来して、実は深刻な問題になっています。そこで、町長が先日、行政報告で申し上げましたとおり、スキー場自体の存続が危ぶまれる状態になることは、冬の観光が大きく後退し関連する宿泊施設や商店街などの経営にも大きく影響するということから、今回、財政支援を行うものでございます。内容につきましては、今年度12月から２月におけるそれぞれのスキー場での人工降雪機や雪上車にかかった経費、そちらの一部助成、それから、繰越明許にも上げましたけれども、４月から５月にかけてのゴールデンウイークにかけてのゴンドラや雪上車の乗車割引、こちらに対する支援を行って誘客の拡大を図っていきたいと考えて計上したものでございます。
以上、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） それでは、まずホームページにつきましては、やりたいことはやったんだと、翻訳の業務まで。ただ、差が出て30万円はかからなかったんだということで理解しました。
そのほかの上の観光審議会の活動等は、先ほどから話題になっています。これから観光客をふやすためには魅力的な観光地にするためにという、言ってみれば先行投資みたいな意味もあってのことだと思うので、その活動が縮小してしまったのはちょっと残念だなと思うんです。
続きまして、次の予算、私見ていませんけれども、この事業はもちろん継続していくものだと思いますけれども、その辺をちょっとお話しいただきたいのと、もう一つ、済みません、1,000万円で、ごめんなさい、４月、５月のということは去年の４月、５月のという意味ですよね。これからの４月、５月の分、ここで予算とるわけはないと思うので、去年の４月、５月の分に対する補助を今プラスしたということなんでしょうか。この２つちょっとお答えください。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。
まず最初に、観光審議会委員の委員報酬等についてですけれども、これは観光に関する審議会ということで、基本は町長から諮問を受けて開く会議になります。観光振興基本計画を策定した当時は、３回、４回と審議会を積極的に開くことにはなったんですけれども、今年度に関しましては、そういった諮問も特になく、ですけれども、前に決算審査委員会等でも指摘を受けたことがありますけれども、審議委員会を組織していながら諮問がないから開かないというのではなくて、委員の資質向上のために研修等をということもございましたので、今年度は先進地視察研修という形で行わせていただいたところでございます。
それから、何だっけ。（「来年度以降も継続するのか」の声あり）来年度につきましても、審議会は設置して実施してまいります。
あと済みません、19節の負担金の記録的な暖冬・雪不足の件ですけれども、こちら４月、５月の事業は、来年度に入ってからの４月、５月の事業でございます。こちらは繰越明許のほうの58ページの７款の１項のところで、記録的な暖冬・雪不足に伴う観光誘客施設災害支援事業600万円ということで計上しております。こちらがことしの４月、５月に行う事業費として繰り越しをお願いしているものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） それでは、88ページのプレミアム付商品券事業費についてお伺いしておきたいと思います。
今回の委託料で1,232万8,000円減額になってございますけれども、いろいろな諸事情あったのかなと思いますけれども、この辺についてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
プレミアム券発行事業だったんですけれども、商品券事業だったんですけれども、こちらは補正予算で本年度上げさせていただいた予算だったんですけれども、なかなか申請とか手続が面倒だったというのもあるかと思うんですけれども、対象者3,000人に対しまして申請者が552名ということで18.4％の申し込みというか希望しかなかったもので、その分差額として減額ということで、69ページにもあるんですけれども、こちらの関係で国の収入のほうも減額させていただいております。
ちなみに、周辺の市町村の状況はどうだったんだろうということで確認させていただいたところ、七ヶ宿町においても19％、川崎町においても23.3％、村田町においても29％ということでなかなか思ったよりは伸びなかったということで減額ということになりました。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。
今、課長にあった報告のとおりで全体から見ると72.6％ということで、非常に足を運んでいただくのが大変だったのか、あるいは手続上にいろいろなハードルが高かったものなのかどうなのか、この辺のいろいろな打ち出しであったり何回かいろいろやってはいただいたんではないかと思うんですけれども、この辺の取り組みがちょっと見えないものですから、これだけ見るとどうだったのかなという話になるわけですけれども、これまで来るまでの間、何回かそうした足を運んでいただく、あるいは取り組みを進めるためにいろいろな手順を踏んでいただいたんではないかなと思いますけれども、この辺ついてもう少し詳しくお伺いしておきたいなと思います。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
議員さんおっしゃるとおり、この事業につきましては、うちのほうから対象者と思われる方に対してまず申請書を送らせていただきました。その申請書に基づいて、その方が役場のほうに申請してくると。その申請書をまた確認を役場のほうでさせていただいて、今度は券を買えますよということでそれを本人のほうに渡しました。それを今度商工会のほうに行って購入していただくと。ですから、そこでもう何重にも手続が、今までの福祉券とはちょっと違いまして手続がやっぱり面倒だったのかなというところがやっぱり一番不評だったのかなというのが、やらせていただいて感じたところでございます。
また、広報にもプレミアム券が始まりますよとかいつからいつまでですよとか結構載せて、あとまず８月には始まりますと、あと９月にも申請とか事業内容についても載せて喚起させていただいたんですけれども、なかなかそこまでいかなかったというのが現状だと思います。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） これまでのそうしたご努力にもかかわらず、そこまでしかいかなかったということでございます。商品券自体の金額についてもやっぱり多少交換するにしろ何しても金額的にどうだったのかな、こういったちょっとお話も伺っているんですけれども、その辺についてのお考え、受けとめ方、こういったことがあって要因もあってハードル高くなったんじゃないかなと、そんなことについてはどのように捉えておられるのか、お伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
金額につきましては、２万円分の券の購入で２万5,000円分の商品券ということで5,000円のプレミアムがついたわけなんですけれども、なかなかその辺も今までとはちょっと違って使いづらかったのかなというところがございます。
あとは、先ほど申し上げたとおり何回も３回も手続にかかったというところがあります。
あと、先ほどちょっと言い忘れたんですけれども、こちらとしても各地区に出向いて商品券の販売もさせていただいたんですが、なかなかそこまでは来なかったということでございました。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。
まず、今回のケースについては非常に残念だったなと思いましたので、質疑をさせていただきました。
82ページの個人番号カード交付事業負担金、追加ということで今回載ってございますけれども、取り組みについては非常に難しいところもあって大丈夫なのかなといった考えを持つわけですけれども、この辺についてどう進めていかれるのか、この辺お伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） お答えいたします。
これは国のほうで進めている事業でありまして、負担金を支払うわけなんですが、これに関して補助金で全額国から補塡されます。ですから、町の持ち出しは一切ない事業になっております。今後、個人カード、マイナンバーカードをいろいろな用途で使っていくことを国でも想定していまして、保険証に使っていくとかその辺の事業の推進があればどんどん普及していくかと思っておりますが、町独自でマイナンバー、個人カードをつくって何かをするということまでは考えておりません。
以上であります。（「交付枚数が何でふえたのか」の声あり）
交付枚数が、実際、これ国全体の額がふえていまして、その中の人口割での交付額になりますから、その関係で国全体の額がふえて、今回、交付がふえたという形になってございます。（「蔵王町の交付枚数は」の声あり）
蔵王町は現在175名の方がカードのほうを取得しております。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 再度、大変申しわけないですけれども、確認になりますけれども、マイナンバーについて、登録についてでありますよね。これは本町においても全面的に推し進めているかと思いますけれども、これまでなかなかご利用あるいは登録なさっていただく方が少ないという実態があるのではなかったのかなと思ったので質疑させてもらったんですけれども、現状として、これだけ予算が組み込まれてきた場合に、どのように事業として進めていくのかもちょっとお伺いしておきたいなと非常に思ったものですから質疑させていただきました。もう１回、ちょっとその辺についてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） お答えいたします。
マイナンバーの普及に関しましては、今後、夜間の窓口開設と、あと休日の日も３月末には１日申請のための窓口を開設したりして、住民の方にお知らせして普及を図っていきたいと考えております。
以上になります。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。
マイナンバーカードでありますから、当然、本庁職員の方々もほとんどこうした部分については登録お済みになっているのかなと思いますけれども、これまで７％から7.何％前後ぐらいの登録数しか上がっていない実態があるのではないかなと思いますので、この辺、まず足元からやっぱりやっていかないと、せっかくの事業が生かされないのではないかなと、このように思うんですけれども、それについても改めてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町民税務課長。
○町民税務課長（大槻充夫君） お答えいたします。
職員のほうも、今後、健康保険証はマイナンバーカードとの連携型という形になっていきます。その辺から職員のほうは多分取得してくることになっていくんじゃないかと思われます。
以上になります。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。７番齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） 先ほども質疑があったんですけれども、96ページの1,000万円の補助金の件でございます。先ほど、スキー場関係の支援事業ということでお話ございました。地域経済に大きな影響があるということで支援していくんだということでございましたが、具体的にはどんなことが考えられて支援することになったのか、その点についてまず伺いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） 今回、記録的な暖冬・雪不足ということで、県のほうは知事が認める災害というくらいの大変な状況でございます。その中で、我が町にある２つのスキー場も大変経営が厳しいということで、スキー場のほうから支援を要望したいということの要望書の提出等もありまして、そちらのほうで財政的な支援ということを考えての今回1,000万円でございます。
その支援の方法、中身としましては、今年度中におきましては12月から２月までに暖冬のために人工降雪機をかなり動かしております。そういったところで光熱費や電気代、燃料費、そういったものが大変かかっておりますので、そこにかかった費用に対しての一部助成ということで、一方のスキー場では考えております。
もう一方は、雪上車で雪を運んだり、それから樹氷めぐり等のための道路のほうの圧雪といったところで、普通の雪の状態よりも大分作業に費用がかかっているというところで、そちらのほうの燃料費とそちらのほうの一部助成ということで、これが12月から２月までの間の費用に対しての一部助成を行うのが今年度の支出分ということで400万円を見ているところでございます。
そして、４月以降のグリーンシーズンに入りましたら、主にゴールデンウイークまでの間の、一方ではゴンドラの乗車券の割引、もう一方では樹氷の雪の回廊散歩、そちらのほうの雪上車の乗車割引、そういったところで支援をしていく。それから、さらにスキー場、それから遠刈田温泉等のＰＲとして広告宣伝をしていくといったところの内容で600万円を予定しているところでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ７番齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） 内容についてはよく理解したところでございますけれども、それは企業側の考えであって、それが町の経済とどう結びついてくるのかというところが一番のポイントでありまして、町にとってはそういうことでいろいろな、入湯税を見ますと余り入湯税には宿泊客は貢献していないように私は思っているんですけれども、いろいろな商店街とか、あと来る方の蔵王のいろいろな物産の購買が下がるとか、そういったのが主な原因で、町の経済としても大変だからそういったことを支援していくんだという大義名分が出てくるんだと、この支援も確かに大事な支援なのかなということなんでございますけれども、あくまでも企業でありますから、そのほかのいろいろな農業関係とか商工関係、そういったときに全てそういうのを補助していくのかということになると、またちょっと考えが変わってくるんですけれども、そんなこともありまして、なかなか難しい判断が必要だなと私は思っているんです。
それで、スキー場２カ所あるんですが、どういった割合で、当年度で400万円、次年度繰り越して600万円という形になっているのか。それについてわかればご説明願いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） 去年の平成31年度ですか、元年だから平成31年度に、雪不足を解消しようということで約２億ぐらい投資して、えぼしスキー場の場合、やってきたと。ところが、やはりなかなかシーズンが短くなってしまった等々もあったと。今回でありますが、それを挽回できる年末年始の10日間。ところが、こういったことが起きてしまったと。ですから、スキー客のキャンセルも大分出たんです。ですから、大沼議員が言われた宿泊の入湯税なんかもこのスキー場が、一部滑走というのは石子ゲレンデしかできなかったんです。ですから、そこに集中してゴンドラを乗せながら、そして石子に集中して降雪機を上のほうに運んで、ですから、雪もなければ、なかなか厳しい。それで宿泊にもっともっと影響されるだろうと思っております。そういった面で、そういう人件費、あとは燃料費だとか、あと夜中を通じて24時間体制でずっとやってきたということであります。
それと、近隣のスキー場を見た場合に、白石市、川崎町、七ヶ宿町という近隣の公設民営でありますが、指定管理者制度の公費の負担を見ていますと、最近の３年間で施設の維持管理及び指定管理の委託料などに毎年約3,000万以上出しているというのがあるんです。ですから、そのほかにあとリフトの設置だとか雪上車更新だとか、あと降雪機だとか、そういったときに１億円以上の公費の負担をしている市町村もあるということであります。
そういった面で、今回のあれに当たっては、決して私は、スキー場が仮に雪がないと袋小路になってしまうと、スキーがあることによって通年観光としての蔵王町の、そして宿泊の施設にも大きな力を与えていると私は思うんです。
ですから、そういった面では今回、大きな年末年始ができなかった。それとあと、きょうもちょっと、きのう、きょうとスキー場の社長来ておりますけれども、３月はおとといの雨で大分もうゲレンデ、ブッシュが見えてもうぎりぎり危険を感じるような状態になってしまったということでもあります。そういった面で、今月はもう全く前年対比20％ぐらいしか見込めないというお話をいただいたところでもあります。
そういった面で、今回、すみかわスノーパーク、えぼしリゾートに当たって、こういった計上をさせていただいたところでありますので、ご理解賜りたいと思っております。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） 支援の内容、割合についてご説明申し上げます。
こちら２つのスキー場がありますけれども、それぞれの経営規模、それから雇用者数、そういった経費の状況等を鑑みまして、片方のスキー場では約300万円、片方のスキー場は100万円程度を考えているところでございます。
○議長（村山一夫君） ７番齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） わかりましたそうしますと、繰り越した事業費についてもそういった割合でという形になろうかと思います。
先般、関係者の首長さん方が県のほうに陳情されたということで、県のほうの対応は現在どのようなことになっているのか、その点について町長に伺いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） １月に４人の首長で県のほうに要望ということで新聞等にも掲載されたとおりでございますけれども、その際に県のほうでは、今回の記録的な暖冬・雪不足について知事が指定する災害ということで、県の制度融資、災害復旧対策資金ということで貸付融資のほうを既に実施しておりました。
１月に４人の首長で知事に要望した際は、その融資に対しての利子補給をお願いしたいということで直接要望したところでございます。それにつきましては、利子補給を県のほうでも対応しますということで回答いただいているところでございまして、利子補給のほうで支援ということで受けているところでございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんでしょうか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） 中学校統廃合反対の立場から、反対します。
○議長（村山一夫君） ただいま、補正予算に対しての討論でございます。
○５番（平間徹也君） でも、補正予算にも反対します。
○議長（村山一夫君） 討論だったらこちらに。（「じゃあ、討論するのね」の声あり）
討論するのであれば壇上に。
○５番（平間徹也君） じゃあ、します。一言だけ。（「補正予算に討論ね」の声あり）
〔５番 平間徹也君 登壇〕
○５番（平間徹也君） 私、平間徹也、今回の補正予算なんですけれども、やはり私は中学校の統廃合がもっともっとこの財政危機の中でやはりもう一度、一旦停止も含めて、考えられると思うので、その予算が入っている補正予算をもっと下げられると思いますので、下げていただきたいので、この補正予算に反対します。
以上。ありがとうございました。
○議長（村山一夫君） 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立により行います。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長（村山一夫君） 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
10分間休憩いたします。
午後２時３１分 休憩
午後２時４１分 再開
○議長（村山一夫君） 再開いたします。
休憩前に引き続き、審議を行います。
日程第１８ 議案第２８号 令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第２号）
○議長（村山一夫君） 日程第18、議案第28号令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第２号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第28号令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第２号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,834万8,000円を減額し、予算の総額を13億6,097万4,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において、県支出金、繰入金を減額するものであります。
歳出においては、保険給付費、保健事業費を減額するものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑はありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第１９ 議案第２９号 令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第２号）
○議長（村山一夫君） 日程第19、議案第29号令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第２号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第29号令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第２号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ49万円を減額し、予算の総額を225万5,000円にしようとするものであります。
その内容は、歳入において繰入金を減額するものであります。
歳出においては、財産区管理会費を減額するものであります。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第２０ 議案第３０号 令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算（第５号）
○議長（村山一夫君） 日程第20、議案第30号令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算（第５号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第30号令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算（第５号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ２億955万2,000円を追加し、予算の総額を６億505万6,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において繰入金を追加し、町債を減額するものであります。
歳出においては、予備費を追加し、下水道事業費を減額するものであります。
次に、第２表債務負担行為補正については、公共下水道自動積算システムリース料について、限度額を変更しようとするものであります。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 132ページの債務負担行為についてお聞きしたいです。
これに関しては１点だけ。債務負担行為が１年延びたということで減額になっております。この減額になった理由と内訳があればお知らせ願いたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
下水道のほうの自動積算システムということでございますけれども、これはシステム自体は、以前まではソフトウエアを１つで複数台数で積算システムを使っていたわけなんですけれども、令和元年度の契約の際、見積もり合わせをしたところ、積算システムが安くなったということでございまして、また複数で使っていたわけなんですけれども、ハードウエアも１台、ソフトウエアも１つということで台数も減らしたことによる減額でございます。
また、期間を１年延ばしたということになりますけれども、これは契約時期がずれたために４月から３月末であれば、前の令和２年度から令和５年度までということでありましたけれども、６月以降に契約をしておりますので、令和６年度まで契約期間が延びたということの期間の変更でございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 今の同僚議員の債務負担行為なんですけれども、これは１カ所で総量的にはかるものなんですか。１カ所、全体的のシステムなんですか、これは。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
これは工事の積算システムということでございまして、工事内容とか国のほうの単価とかが変更になった段階で、その単価を登録してまた計算し直すということで、一番このシステムを使うのは、最初の工事は委託で業者のほうから設計とか納品になるわけなんですけれども、発注までの間に工事単価の変更などがあった場合、それでもう１回積算し直したり、工事によっては変更が出てきます。その変更の積算をするためにこのシステムを使うということでございます。ご理解をお願いします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 了解しました。
それで、133ページの歳入なんですけれども、一般会計から繰入金ということで２億1,018万円ということで、歳出のない形で今回、この時期に追加になったのは何なのかなと。こういうことでお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
本件は、下水道事業会計が公営企業会計に変わる際、昨年の11月29日の全員協議会でご説明したとおり、お金がない状態で始められないということで、一応現金で出資金としていただくということで２億3,000万円をいただきたいというようなご説明をしておりましたが、それが圧縮されまして２億1,000万円ということでございます。ご理解をお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第２１ 議案第３１号 令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第４号）
○議長（村山一夫君） 日程第21、議案第31号令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第４号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第31号令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第４号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,012万5,000円を減額し、予算の総額を11億1,111万7,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において繰入金を追加し、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金を減額するものであります。
歳出においては、総務費、地域支援事業費、諸支出金を減額するものであります。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑はありませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） それでは、147ページの施設介護サービス給付費ということで2,500万円ほど追加になってございますけれども、これはどういった形に、変化してきているのかどうかわかりませんけれども、内容等についてちょっとお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
施設介護サービス給付費でございますが、こちらのほうなんですけれども、施設の入所者の増ということで増額させていただいております。特別養護老人ホームに、計画では月に73名と見ていたんですが、実際は月83名ということで、月当たり10名が増加していると。あと老健施設につきましても、月当たり43名と見ていたんですけれども、57名ということで月当たり14名の増加ということで、この分、補正の増のほうをお願いしております。
理由としましては、やっぱり在宅での介護がなかなか難しくなっていると。担当のほうにも確認したんですけれども、現在、共稼ぎ等々が多く、なかなか在宅で介護するのが難しいというのが現状にあるようでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 今の質問と随分似ているんですけれども、逆に146ページのほうの居宅介護サービス給付、それからその次の減額があります。国の方針としましては、居宅介護サービスをふやしまして、先ほどお話のあったところの施設介護サービスを減らしなさいという動きだったと思います。蔵王町もたしかそういう体制等をつくりつつあって、それを推進していくための予算だったと思うんですが、これは随分減額になった。それは、もう一度お聞きしますけれども、やっぱり居宅介護サービスがうまく進まないということでしょうか。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
居宅介護サービスのほうなんですけれども、こちらのほうはホームヘルパーということでこちらのサービスになります。こちらにつきましても、月当たり62名と見ていたんですが58名と、あとは福祉用具貸与も月当たり170名と見ていたんですが実際は159名と、この２点について予算に計上されております。
先ほど加川議員さんがおっしゃっているんですけれども、確かに今、居宅の介護ということで話はあるんですが、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、共働きとか多くてなかなか自宅での介護は難しいということがありまして、ホームヘルパーとか福祉用具の貸与のほうも減額補正という形になってございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） 私も、新聞だったかテレビだったかのニュースで、やっぱり自宅では見れないよと、無理があるよというニュースを聞きましたんですが、蔵王町はまだ高齢者と若い方が同居している世帯も多いのかなと思ってはいたんですけれども、やっぱり無理があるのかなということなんですが、どうでしょう、またこれに関連して次の予算は見ていないんですが、今後の方針としましては、やっぱり減らしたから次も減らすんだという方向なのか、あるいはまだまだ頑張ってこのままこの事業を伸ばしていくという方向なのか、そこをお聞かせください。
○議長（村山一夫君） 保健福祉課長。
○保健福祉課長（平間勝文君） お答え申し上げます。
今おっしゃっているように、翌年度の予算でございますが、こちらについてはまだ今からなんですけれども、要は第８期計画というのが来年、今後３年の介護計画についてつくる予定となっておりますが、この辺も町民のほうにアンケートとか実際のところを調査しながら、ニーズ確認ということを踏まえながら８期計画のほうに入れていきたいと思いますので、そう考えてございます。
やっぱりなかなか在宅での介護ということなんですけれども、町としてはピンピン教室とかいろいろな、まず寝たきりとかそういうふうにならないような予防策はやっているんですが、そこでなかなか年を経れば経るほど介護の状態に近づくということでいろいろなサービスを提供しているわけなんですが、最終的にはやっぱり先ほど申し上げた施設のほう、介護のほうが最終的にふえまして、予算もこのように動いているようでございます。
以上でございます。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） 関連してお話し申し上げますが、今、加川議員からおっしゃられるとおりなんです、居宅の問題。いってみれば、今、国が65歳、70歳まで働きなさいというわけですから、その方々がご両親を面倒見られない状況になっているところがあるんです。だけれども、そういう居宅では見られない、だから施設に入る人は多くなってきているということも確かなんです。
ところが、やっぱりそれ以前の問題が必要だと思うんです。介護にならない、だから町として介護にならない、いろいろな予防に当たって講演をしたり、あとそういった施設を利用しながら、そうしてこの施設等々含めて、あとカフェ等々、そういったところに力を入れております。そのように居宅、自宅に寝込んだり、またあと施設に入ったり、それに行く前のことにもっともっと力を入れていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） ２番加川 敦君。
○２番（加川 敦君） ピンピン教室、そのほか健康になる、それからいつまでも働ける環境、これは大賛成で、私の法人も応援いたします。
ところで、１つだけ確認させてほしいんですが、一方、施設介護、先ほど43名から57名に逆にふえたということなんですけれども、蔵王町のキャパはまだまだ大丈夫なんでしょうか。そこだけちょっと確認させていただきたいんですけれども。（「特老のほうも」の声あり）そうです。それも含めて、先ほど説明があった施設介護サービス全体の。
○議長（村山一夫君） 町長。
○町長（村上英人君） 実は、今、ご存知のとおり町では特老が３施設あるんです。あと老健施設が１つあります。そういった施設４カ所ぐらいあります。ただ、その中で一時的には100人以上ぐらいの待機者というのがあったんです。ただ、今、担当課長のほうにちょっと聞いたら、そこまできょう調べてこなかったというのであれですが、大分減って、私の記憶だと二、三十人ぐらいかなと、蔵王町としての待機者。大分ずっと３分の１以上に減ってきた記憶がちょっとあるんです。去年の秋ぐらいの段階ですが。ですから、大分減ってきたという記憶があります。あと、きちんとした待機者のあれに当たっては、個人的に担当課長からお話しさせますのでご理解いただきたいと思います。
○議長（村山一夫君） ほかに質疑がありませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第２２ 議案第３２号 令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算
（第３号）
○議長（村山一夫君） 日程第22、議案第32号令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第３号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第32号令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第３号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,235万5,000円を追加し、予算の総額を１億3,189万5,000円にしようとするものであります。
その内容は、歳入において後期高齢者医療保険料を追加するものであります。
歳出においては、後期高齢者医療広域連合納付金を追加するものであります。
なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第２３ 議案第３３号 令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第４号）
○議長（村山一夫君） 日程第23、議案第33号令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第４号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第33号令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第４号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、収益的収入の予定額から391万3,000円を減額し、その総額を３億7,594万1,000円に、また収益的支出の予定額から913万3,000円を減額し、その総額を４億3,532万2,000円にしようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第２４ 議案第３４号 令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算（第６号）
○議長（村山一夫君） 日程第24、議案第34号令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算（第６号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） 只今上程されました議案第34号令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算（第６号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、収益的収入について上水道事業収益の予定額から1,000円減額し、総額を３億2,566万3,000円に、簡易水道事業収益の予定額に14万5,000円を追加し、総額を１億8,679万4,000円にしようとするものであります。
収益的支出においては、上水道事業費用の予定額から780万4,000円を減額し、その総額を３億7,829万8,000円に、簡易水道事業費用の予定額から４万1,000円を減額し、その総額を１億1,810万9,000円にしようとするものであります。
資本的収入については、簡易水道事業の予定額に80万円を追加し、総額を6,629万8,000円に、資本的支出については簡易水道事業の予定額に85万8,000円を追加し、総額を１億295万3,000円にしようとするものであります。
次に、企業債については、送水施設整備事業について限度額を変更しようとするのであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 169ページをお願いします。
ここで受水費が850万円ほど減っております。これちょっと確認したいんですが、なぜ単価が減ったのかということで、水買わなかったのかどうなのかということも含めて答弁願います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
本受水費は、当初なんでございますけれども、一応１億5,500万円ほどを予定しておりました。でも、実際使ったということで12月末現在で１月、２月、３月の見込みを出したところ、前年度より5.5％ほど水量を使っていないということでございますので、今年度は850万円ほどの受水費を減額するということで算定をして減額をしたものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 今、同僚議員の質問に同じようなあれになりますけれども、850万円使用が少なかったという原因についてはどのように捉えられておられるのか、その辺についてお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 上下水道課長。
○上下水道課長（伊藤雅浩君） お答えいたします。
一応、予算上は、ある程度前３年度ぐらいの平均をとっているわけでございますけれども、原因につきましては、やはり南部山浄水場の水代ということでございますので、使った量の支払額と受水費ということでございますから、あと１つはやっぱり漏水の解消というのも１つございます。
あと、もう一つにつきましては、消防の消火水、そういうのも少なくなっているのではないかとか、あと状況的にはそういうのを総合的に判断しまして、実績としまして、うちのほうで先ほど説明したとおり12月までの段階で、その実績を１月、２月、３月まで見込んで、5.5％の減ということで850万円の減額を見込んだということでございます。
○議長（村山一夫君） ほかに質疑ございませんか。（「なし」の声あり）ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり）討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
大変お疲れさまでした。
午後３時１２分 散会