令和2年蔵王町議会定例会
令和2年1月6日(月曜日)
出席議員(14名)
1番 齋 藤 英 之 君 2番 村 上 一 郎 君
3番 佐 藤 敏 文 君 5番 松 ア 良 一 君
6番 外 門 清 君 7番 大 沼 昌 昭 君
9番 三 沢 茂 君 10番 村 山 一 夫 君
11番 葛 西 清 君 12番 加 川 敦 君
13番 伊 藤 東 君 14番 平 間 武 美 君
15番 馬 場 勝 彦 君 16番 佐 藤 長 成 君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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平 間 喜久夫 君 |
会計管理者会計課長 |
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近 江 忠 彦 君 |
総務課長 |
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今 村 敏 男 君 |
まちづくり推進課長 |
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村 上 正 文 君 |
町民税務課長 |
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大 槻 充 夫 君 |
保健福祉課長 |
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平 間 勝 文 君 |
子育て支援課長 |
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宍 戸 光 晴 君 |
環境政策課長 |
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鈴 木 賢 君 |
農林観光課長 |
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加 藤 勝 彦 君 |
建設課長 |
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佐 藤 耕 造 君 |
上下水道課長 |
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伊 藤 雅 浩 君 |
病院事務長 |
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佐 藤 浩 明 君 |
教育長 |
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文 谷 政 義 君 |
教育総務課長 |
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福 地 実 幸 君 |
生涯学習課長 |
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我 妻 敏 君 |
スボーツ振興課長 |
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森 良 光 君 |
農業委員会長 |
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武 田 明 夫 君 |
農業委員会事務局長 |
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村 上 伸 浩 君 |
代表監査委員 |
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伊 藤 悦 雄 君 |
選管委員長 |
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大 沼 芳 国 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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村 上 惠 造 君 |
事務局長補佐 |
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佐 藤 孝 志 君 |
令和2年1月6日(月曜日) 午前 10時00分 開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 会議日程の決定
日程第 4 諸般の報告
日程第 5 委員会調査報告
日程第 6 陳情第8号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて
日程第 7 陳情第9号 ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見
書の提出を求めることについて
日程第 8 議発案第1号 免税経由制度の継続を求める意見書案の提出について
日程第 9 議案第1号 蔵王町行政区長に関する条例を制定することについて
日程第10 議案第2号 蔵王町交通指導隊条例の一部を改正することについて
日程第11 議案第3号 蔵王町防犯実働隊条例の一部を改正することについて
日程第12 議案第4号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(佐藤長成君) それでは皆様、明けましておめでとうございます。
議員の皆様におかれましては、希望に満ちた新春を迎えられましたこととお喜びを申し上げます。昨年は、議会議事運営に対しまして、ご理解、ご協力を賜りまして、御礼を申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
本日、令和2年議会定例会を開催をいたしまして、議員各位には新年早々、多忙なところ出席をいただき、開会できますことをお礼を申し上げます。
今任期での議会構成でのスタートした議会活動も、早いものでことしの3月で任期満了となります。最終年を迎え、本議会は最終年であります。議員各位には、就任後、議会活動を通じて、蔵王町の発展のためご尽力をいただき、深く敬意を表する次第であります。
さて、昨年もまた全国各地において自然災害が発生しております。本町においても台風19号による被害が発生し、自然の驚異を感じるとともに、こうした自然災害に対する対策の重要性を感じる1年でもありました。
また、国の内外情勢においても、アメリカと中国による貿易摩擦の問題が激化しており、さらに日韓関係の悪化が進むなど、日本経済にも影響しかねない出来事があり、先行きが見通せない問題が山積した年でもありました。
そうした中、本町においては、自己決定、自己責任による自治体運営が求められる時代になっております。町民ニーズの多様化にも対応をしなければなりませんし、本町の基幹産業である農業、観光、教育、福祉においても課題が山積しており、それらを一つ一つ解決をしなければなりません。議会としても、それらの課題にしっかりと取り組み、町当局と取り組んでまいる所存であります。
ことし3月から新たな議会構成が始まるわけでありますが、議員の使命は常に町政の課題を把握して、町全体を見据え、町民の多様な意見を行政に反映させる、そういった役割があります。こうしたことを踏まえつつ、住民参加の議会、開かれた議会を目指して、議会の権限に基づき地方自治の確立に取り組む所存でもあります。そのためには議会の基本条例を基本に議会活動を進め、議会に課せられている使命を全うするため、なお一層研さんに努め、町民の代表として議会活動に取り組んでまいりますので、引き続きご理解、ご協力をお願いを申し上げるものであります。
本日の議事でありますが、日程に従い進めるわけでありますが、どうぞ慎重にご審議を願い、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。
これから令和2年蔵王町議会定例会を開会いたします。
これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、12番加川 敦君、13番伊藤 東君を指名いたします。
○議長(佐藤長成君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。令和2年蔵王町議会定例会の会期は、通年議会実施要綱第2条第2項の規定により、本日1月6日月曜日から3月5日木曜日までの60日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、令和2年蔵王町議会定例会の会期は、本日1月6日月曜日から3月5日木曜日までの60日間と決定しました。
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第3、会議日程の決定を議題といたします。
本定例会の日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本定例会は本日1日間とすることに決しました。
○議長(佐藤長成君) 日程第4、諸般の報告をいたします。
本定例会に町長から議案第1号から第4号までの4件が提出され、これを受理しておりますので、ご報告いたします。
次に、町長から議案とともに提出された提案理由書について、訂正の申し出がありましたので、正誤表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、議会運営委員長から、議会改革評価の実施結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、広報広聴常任委員会所管で連合審査による委員会調査を行いましたので、その調査結果については、お手元に配付のとおり委員長から報告があります。
次に、令和元年議会定例会12月会議で、所管委員会に審査が付託され、令和2年議会定例会休会中の継続審査となっていた陳情第8号及び陳情第9号の審査結果については、お手元に配付のとおり所管委員長から報告があります。
次に、本定例会に葛西 清君から議発案第1号が提出され、これを受理し、議案としてお手元に配付のとおりです。
次に、代表監査委員から令和元年11月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職氏名については、一覧表として、お手元に配付のとおりであります。
次に、町長から挨拶の申し出がありましたので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長(村上英人君) 皆さん、新年明けましておめでとうございます。
議員の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げますとともに、令和2年蔵王町議会定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
昨年12月に行われた内閣総理大臣記者会見の席で、安倍総理は、次のような発言をされております。
第1点目として、少子高齢化の時代であっても、もはや内向きな発想では未来を開くことはできない。自由貿易の旗を高く掲げ、外に向かって果敢にチャレンジする。海外の活力を積極的に取り込むことで、持続的な成長軌道を確かなものにしていきたい。
第2点目として、台風15号による記録的な暴風、台風19号の豪雨とそれに伴う甚大な浸水被害とことしも大きな自然災害が相次いだ。これらの教訓をしっかり踏まえながら堤防強化を初めとした水害対策の充実、無電柱化の加速などインフラの強靱化を進め、安全で安心なふるさとをつくり上げる。
第3点目として、昨年10月からの幼児教育、保育の無償化が始まった。子供たちの未来に思い切って投資することで、最大の課題である少子高齢化に真正面から立ち向かっていく。働き方改革を進め、保育や介護など、さまざまな事情のもとでも就労への意欲を生かせる社会をつくっていく。さらに、現役世代の負担上昇を抑えながら、令和の未来をしっかりと見据えた全ての世代が安心できる社会保障制度を構想したい。
結びとして、新たな国づくりを力強く進めていくために、チャレンジャーの気持ちを忘れることなく、国内外への山積する課題に全力で取り組んでいくと述べられております。
安倍政権の目標は国民の生活を直接的に支えることとしていますので、国民の暮らしを第一に考えた政策をぶれることなく、しっかりと実行してほしいと期待するものであります。
次に、本年は町の身近な選挙の年であり、2月23日に蔵王町議会議員一般選挙、9月には蔵王町町長選挙が行われます。
また、間もなく9年目となります3月11日東日本大震災からの復興でありますが、宮城県震災復興計画では、平成30年度から令和2年度を発展期として位置づけております。総仕上げをする最終年度を迎えることになりました。そのためには、さらに復興事業のスピードアップを図るとともに、全ての被災された皆様が復興を実感できることを心から期待するものであります。
昨年は、台風19号を初め、低気圧の影響による記録的な大雨、暴風などの自然災害が全国各地で発生し甚大な被害を受けたところであります。本町でも一部地域での住宅、道路、河川等に被害の爪跡を残すことになりました。これらの自然災害は、国内に限ったことではなく世界各地で発生していることから、地球規模での自然の驚異を痛感するとともに、私自身、町民の安全・安心を守る立場として改めて責任の大きさを感じ、災害対策の意識をより高めてまいる所存であります。
次に、昨年1月から12月までにおける町内の火災件数は6件であり、一昨年に引き続き1桁台に抑えることができました。これもひとえに、消防署、消防団及び婦人防火クラブの皆様の日頃からの防火啓発と町民1人1人の防火意識のあらわれであり、本年も関係機関との連携・協力のもと、火災発生の抑止に努めてまいりたいと考えております。
統合中学校の建設については、昨年7月会議で用地を取得することについての可決をいただき、その後、基本設計策定業務委託、さらには用地確定測量業務委託を発注し、現在業務を進めているところであります。今後、町民の皆様からご意見もいただきながら、できるだけ早い時期に、新たな時代に対応できる活力ある学校の建設に鋭意努力していく決意であります。
次に、昨年8月、町内中学生11名を含めた訪問団がパラオ共和国を訪問し、交流を通じてお互いの歴史、文化などを学ぶ大変有意義な体験ができたものと考えております。特に、本年は東京オリンピック、パラリンピック開催の年でもあり、ホストタウンとしてさらなる交流を深め、未来につながる友好関係の構築に努めてまいります。
あわせて英語教育特区を活用した子供たちの英語教育の充実にも力を注ぎ、国際社会で活躍できる人づくりにも、さらに取り組んでまいります。
昨年12月23日、2020東京オリンピック聖火リレー宮城県実行委員会は、蔵王町のランナーとして、永野西区在住の會田衣吹さん14歳を選出したと発表されました。蔵王町の代表として、笑顔と希望を持って力強く精いっぱい走ってほしいと心からエールを送るとともに、ぜひ町民の皆様からも心温まる応援をよろしくお願いをいたします。
さて、昨年5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位され、平成から令和と年号が変わり新しい時代が幕を開けたところであります。この大きな節目を機に、今日まで幾多の困難を乗り越えてきた先達者に改めて畏敬の念を表するとともに、蔵王町民斉しく安全と安心のもと、幸せを実感できるまちづくりを目指し、一歩一歩着実に邁進したいと意を新たにしているところであります。
令和として初めての新年の干支はねずみ年であります。元号が変わって一番最初の新年を干支で一番手のねずみで迎えることになりました。ねずみ年は変化を求めて新しいことにチャレンジするのによい年だと言われております。
また、子孫繁栄の意味合いから少子化が進む現代において、子供を願う1組でも多くのご夫婦に新しい命が宿ってほしいと願っているところであります。
また、来月は議員各位におかれましては改選時期となります。これまでの議員活動に敬意と感謝を申し上げますとともに、さらに町勢発展のためにご尽力を賜りますようお願いを申し上げます。
結びに、皆様方のますますのご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、私の年頭のご挨拶といたします。
○議長(佐藤長成君) 以上で、諸般の報告を終わります。
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第5、委員会調査報告を行います。
広報広聴常任委員会所管で連合審査会による委員会調査を行ったので、その調査結果について委員長から報告願います。2番村上一郎君、登壇願います。
〔2番 村上一郎君 登壇〕
○2番(村上一郎君) 明けましておめでとうございます。
それでは、報告させていただきます。
令和元年12月26日
蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿
広報広聴常任委員長 村 上 一 郎
連合審査会結果報告
令和元年議会の休会中の調査を終えたので、その結果を次のとおり報告します。
記
1.調査事件 「議会報告会に伴う所管事務調査」(詳細は別紙のとおり)
2.調査期日 令和元年12月19日(木)
3.出席者 委員長 村 上 一 郎 副委員長 外 門 清
委 員 齋 藤 英 之 委 員 佐 藤 敏 文
委 員 松 ア 良 一 委 員 大 沼 昌 昭
委 員 三 沢 茂 委 員 村 山 一 夫
委 員 葛 西 清 委 員 加 川 敦
委 員 伊 藤 東 委 員 平 間 武 美
委 員 馬 場 勝 彦
委員外 議 長 佐 藤 長 成
4.職務のために出席した者
事務局長 村 上 惠 造 書 記 佐 藤 孝 志
5.説明のために出席した者
総務課 防災専門監 砂金 毅、課長補佐 大本 裕樹
教育総務課 課 長 福地 実幸
保健福祉課 課 長 平間 勝文
まちづくり推進課 課 長 村上 正文、課長補佐 佐藤 長也
建設課 課 長 佐藤 耕造、参事兼課長補佐 佐藤 昭彦
技術補佐 大槻 健一
農林観光課 課 長 加藤 勝彦、課長補佐 遠藤 貴大
主 事 北川 仁樹、農業振興指導員 日下 昌宣
6.調査結果
各所管課より課長等の出席を求め、「議会報告会に伴う所管事務調査」を行った結果、その内容は別紙のとおりである。
別紙につきましては、後ほどご確認ください。
7.委員会の意見
(1)総務課所管
@災害時の避難所開設においては、避難所の立地条件及び建築物の安全を確認することとしており、自主避難所の開設も含め、施設管理者の行政区長等と十分連携を図るとともに、速やかな資機材の配備についても十分検討すべきである。
(2)建設課・農林観光課所管
@向山地区の水害対策について、黒沢尻用水路の復旧事業及び再災害防止対策事業が実施されるが、今後全体的な排水計画の策定を検討すべきである。
(3)農林観光課所管
@集団転作については、集団転作組合における作業受託者の選定や作付作物の検討のほか、畦畔を含め、農地の適正な管理についても指導すべきである。
以上、報告といたします。
○議長(佐藤長成君) 以上で委員会調査報告を終わります。
日程第6 陳情第8号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて
日程第7 陳情第9号 ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求めることについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第6、陳情第8号免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて、日程第7、陳情第9号ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求めることについて、以上2件については、去る12月6日の12月会議において総務経済常任委員会に審査を付託したものですので、一括議題といたします。
一括議題とした、陳情第8号及び陳情第9号の審査結果について、委員長より報告願います。9番三沢 茂君、登壇願います。
〔9番 三沢 茂君 登壇〕
○9番(三沢 茂君) 報告いたします。
令和元年12月12日
蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿
総務経済常任委員会
委員長 三 沢 茂陳情書審査報告書
本委員会に付託された陳情書は審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第95条の規定により報告します。
記
1.審査の経過
陳情書審査のための委員会は、令和元年12月12日(木)に開催し、各陳情書の内容を確認、検討の上、討論を経て採決した。
2.審査の結果
受理番号 |
受理年月日 |
件 名 |
審査結果 |
措 置 |
陳情 第8号
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令和元年 11月15日 |
免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて |
採択すべきもの |
|
陳情 第9号
|
令和元年 11月20日 |
ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求めることについて |
不採択とすべきもの |
|
◆採択の理由
[受理番号 陳情第8号]
免税軽油制度が廃止されれば、農業経営や観光事業経営を圧迫することになり、本町の基幹産業である農業と観光に大きな影響が出ることから、農業や観光の振興と事業者の経営安定を図るため採択すべきものとした。
◆不採択の理由
[受理番号 陳情第9号]
高齢者や障害者等の交通弱者を初め、日常生活においても移動手段の充実・確保が求められるが、地域公共交通のほかライドシェア等も含めたさまざまな方策を検討する必要があることから不採択とすべきものとした。
以上であります。
○議長(佐藤長成君) これより委員長報告に対する質疑に入るわけですが、質疑、討論、採決につきましては議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。
初めに、陳情第8号について、委員長報告に対する質疑を許します。なお、質疑は蔵王町議会運営先例基準第89項の規定により、教育民生常任委員会に所属する議員のみが行うことになります。
それでは、質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。委員長報告が採択のため、最初に陳情書を採択することに反対の方の発言を許します。それでは、討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。
本陳情書に対する委員長の報告は採択です。したがって、原案について採決いたします。
免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書は採択されました。
次に、陳情第9号について、委員長報告に対する質疑を許します。なお、質疑は陳情第8号と同様、教育民生常任委員会に所属する議員のみが行うことになります。
それでは、質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。委員長報告が不採択のため、最初に陳情書を採択することに賛成の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。採決は起立により行います。
本陳情書に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決いたします。
ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立なし〕
○議長(佐藤長成君) 起立なしであります。よって、ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求める陳情書は不採択となりました。
日程第8 議発案第1号 免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出について
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第8、議発案第1号免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出についてを議題といたします。
提出者から趣旨説明を求めます。11番葛西 清君、登壇願います。
〔11番 葛西 清君 登壇〕
○11番(葛西 清君) 議案の朗読をもって、趣旨説明とさせていただきます。
議発案第1号
免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出について
蔵王町議会会議規則第13条の規定により、免税軽油制度の継続を求める意見書案を別紙のとおり提出いたします。
令和2年1月6日 提出
提出者 蔵王町議会議員 葛 西 清
賛成者 蔵王町議会議員 加 川 敦
賛成者 蔵王町議会議員 伊 藤 東
免税軽油制度の継続を求める意見書
これまで当町の基幹産業である農業と観光の経営に貢献してきた軽油引取税の課税免税の特例措置(以下「免税軽油制度」という。)が、令和3年3月末日で廃止される状況にある。
免税軽油制度は、道路を走らない機械に使う軽油について、軽油引取税(1リットル当たり32円10銭)を免税する制度で、船舶、鉄道、農業・林業、製造業など、幅広い事業の動力源の用途に認められてきたものである。
免税軽油制度がなくなれば、農業経営への負担は避けられず、軽油を大量に使用する畜産農家や野菜・園芸農家をはじめ、農業経営への影響は深刻である。
また、本町のスキー場では、索道事業が使うゲレンデ整備車、降雪機等に使う軽油が免税の対象となっており、この制度がなくなれば大きな負担増を強いられ、スキー場の経営維持が困難になり、地域経済にも計り知れない悪影響を与えることとなる。
よって、地域農業や観光振興と事業者の経営安定を維持するため、免税軽油制度の継続を強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和2年1月6日
宮城県刈田郡蔵王町議会
提出先
衆議院議長 大 島 理 森 殿
参議院議長 山 東 昭 子 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
総務大臣 高 市 早 苗 殿
国土交通大臣 赤 羽 一 嘉 殿
以上、説明とさせていただきます。
先輩、同僚議員の賛同を賜りますようお願いいたします
○議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。
議発案第1号、免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出に賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
本意見書は、関係執行機関に送付することにいたします。
日程第9 議案第1号 蔵王町行政区長に関する条例を制定することについて
続いて、日程第9、議案第1号、蔵王町行政区長に関する条例を制定することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第1号蔵王町行政区長に関する条例を制定することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、特別職非常勤職員の要件が厳格化されることから、本町23行政区の区長の任用根拠を明確にするため、新たに条例を制定しようとするものであります。
なお、詳細等につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(村上正文君) それでは、議案第1号蔵王町行政区長に関する条例を制定することについて、内容をご説明申し上げます。
まず、本案の条例制定が必要となった背景についてご説明をいたします。
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、自治体における特別職非常勤の職員の要件が厳格化され、専門的な知識経験等に基づき、助言、調査等を行う者に限定されました。このことを行政区長に照らし合わせますと、区長さんが通常行っている町に関連する主な業務は、年2回の区長会議に出席し、行政区を代表して町政に対する助言、提言等を行うこと。それから、広報ざおうや各種周知啓発用の印刷物等を各世帯に配布することであります。
このうち、区長会議に出席いただく業務については、各行政区の専門的な知識経験等に基づき、助言、調査等を行うもの、つまり特別職非常勤の職員に該当するという判断であります。
一方、広報ざおうなどの印刷物等の配布につきましては、特別な知識経験等を要しない業務であるため、町が各区長さんに「わたくしびと」、私人の立場で業務を依頼する形になります。
昨年の議会12月会議、議案第94号におきまして、会計年度任用職員制度導入と合わせて、嘱託の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を令和2年4月1日から廃止することとなり、その条例に位置づけられている区長等の報酬、費用弁償の根拠がなくなることから、行政区長を特別職非常勤の職員として任用する根拠を明確化するため、新たにこの条例を制定するものであります。
それでは、条例の内容についてご説明を申し上げます。
議案書2ページをごらんください。第1条は、行政区長の設置について規定するものであります。
第2条は、区長の人数を各行政区1人とすること。また、区住民の推薦する方を町長が委嘱することを規定するものであります。
第3条は、区長の職務内容及び公正な事務の執行に努めるべきことを規定するものであります。
第4条は、区長会議の開催について規定するものであります。
第5条は、区長さんが区長会議に出席した場合の報酬及び費用弁償支給について規定するものであります。
第6条は、条例の定めのほか、必要な事項は規則に委任することを規定するものであります。
次に、附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を令和2年4月1日とすること。
また、第2項では、本則第5条に規定する報酬及び費用弁償の関連から、現行の蔵王町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を一部改正し、特別職非常勤の職員の別表に行政区長を加えるものであります。
それでは、お手元の審議資料、新旧対照表の1ページをごらんください。
附則による改正といたしまして、別表の一番下に行政区長を加えるものでございます。
以上で議案第1号の内容説明とさせていただきます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。9番三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) 確認させてください。今の説明で内容は理解したわけでありますけれども、区長に関しての規則がございますよね。これで今まで行われてきて、その規則の第5条で報酬については、今度なくなるといわれる嘱託の職員で非常勤のものの報酬に関する条例で区長の報酬が基本額、それから地域割額、世帯数割額ということで定められていると思うんですけれども、今後、この報酬については、どのような形になるか確認させてください。
○議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(村上正文君) お答えをいたします。
区長報酬につきましては、従来は年報酬ということで報酬の項目に予算化をしているところでございますが、令和2年度からは、方針といたしましては、区長会議に出る部分については日額報酬という位置づけでございます。
それから、年間を通していろんな配布物等をお願いしたりしている区長活動に対するものについては、今度は報償費の科目の中で区長に対する謝礼金という形で予算計上をするというふうな方針で、新年度の予算審議の際に、そういったこともご審議いただくことになると思いますが、そのような方針でいるところでございます。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○9番(三沢 茂君) わかりました。ただ、全体的なイメージとして、新年度予算にもかかわるんですけれども、今までの報酬に近い金額というものをある程度想像していていいのかどうか。と申しますのは、今説明あったとおり、区長のこれまでの職務内容を厳格に区分したということではわかるんですが、年2回の区長会議だけじゃなくて、今回制定される条例でも、行政区の政策課題等いろいろなまちづくりについて、区長からいろいろな助言をもらうというようなことがありまして、これが必ずしも区長会議だけではないと思うんですよね。そういった形のものを加味した報酬の額になっていくとすれば、従来の額は当然担保されるべきじゃないかなと私は考えるんですが、その辺についてこれからの考え方をお尋ねしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(村上正文君) お答えをいたします。
これまで年報酬として区長さん方に支給してきた金額を下回らない金額で予算計上しようという方針を立てているところでございます。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第2号 蔵王町交通指導隊条例の一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第10、議案第2号蔵王町交通指導隊条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第2号蔵王町交通指導隊条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により非常勤の地方公務員の範囲が定められることから、現行では非常勤職員として任命されている交通指導隊について、町長が委嘱する職として改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。総務課長。
○総務課長(今村敏男君) それでは、議案第2号の詳細説明をいたします。
議案書は4ページからになります。
本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例による交通指導隊に関する規定について改める必要が生じたことから一部を改正しようとするものであります。
本町の交通指導隊につきましては、現行の条例では非常勤の職員として町長に任命される職の位置づけがなされております。
先ほどの議案第1号では、今般の法改正に伴い、任用根拠を明確化した新たな行政区長に関する条例を上程したところですが、交通指導隊については、その組織体系や活動の特殊性に鑑み、非常勤職員とは別に委嘱される職として改めて位置づけしようとするものであります。
改正内容については、新旧対照表によりご説明いたします。
2ページをごらんください。第1条から第8条につきましては、交通指導隊員を町長が委嘱する職として改めるため、「任免」の用語を「委嘱」に、また、「懲戒」を「解職」に改めるものであります。
次に、報酬及び費用弁償についてご説明いたします。
3ページをごらんください。表の左側、改正前の第10条及び第11条をごらんください。現行では、交通指導隊員には年報酬及び出動に応じた費用弁償をお支払いしておりますが、改正後は職の位置づけが変わることから、これらを謝金として予算上では報償費からお支払いしようとするもので、改正後の第9条で規定するものであります。
お支払いする金額は、条例では定めてはおりませんが、改正前と同額をお支払いするよう規則で定めることとしております。
続いて、4ページ、表の左側、改正前の第12条をごらんください。
職務中に負傷した場合などの補償に関する規定であります。職の位置づけが変わる4月以降も補償できるように、3ページにございます改正後の第10条で規定をするものであります。
実際の補償に当たっては、傷害総合保険に加入することで万が一の事態に備えたいと考えておるところでございます。
以上、詳細説明とさせていただきます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
それでは、質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第11 議案第3号 蔵王町防犯実働隊条例の一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第11、議案第3号蔵王町防犯実働隊条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第3号蔵王町防犯実働隊条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、議案第2号と同じく、法改正に伴い防犯実働隊員の職について、町長が委嘱する職として改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第12 議案第4号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第12、議案第4号令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第4号令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,251万9,000円を追加し、予算の総額を66億2,811万1,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、台風19号により被災した黒沢尻用水路の復旧事業と洪水による再災害防止事業を行う同土地改良区への町負担金を災害復旧費及び農林水産業費に計上し、その財源として町債を計上したものであります。
このほか、教育費においては、平沢小学校の給水管破損に伴い、給水管移設工事費を計上をいたしました。
また、1月1日付の職員人事異動に伴い、人件費の補正を行うものであります。
次に、第2表、地方債補正については、農林業施設単独災害復旧事業について限度額を変更し、追加においては、黒沢尻用水路の再災害防止事業費負担金に充てる地方債を新たに計上したものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。9番三沢 茂君。
○9番(三沢 茂君) お尋ねします。農林水産業費で、15ページの黒沢尻用水路の絡みで再災害防止対策事業、これ起債が認められたということで、それはそれでよかったんですけれども、ここに議会ではどうかと思ったんですが、目がほ場整備事業費ということで区分けされているわけですけれども、言ってみれば、災害のための復旧なんですが、それに高さを高くして再災害を防止するということからこういうふうな形になったと思うんですが、我々の一般的なイメージとしては、ほ場整備事業区域内で行われるものがほ場整備事業費と理解していたものでありますので、そういうことで再災害、いわゆる改良だということであれば、地方債の起債もいいんですけれども、農林水産業の補助金等は検討されなかったのか、この2点についてお尋ねしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 農林観光課長。
○農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。
今回の事業につきましては、黒沢尻用水路土地改良区の事業ということで、土地改良という観点で、今回、ほ場整備の項目に入れておいたところでございました。(「補助金ということで検討しなかったのか」の声あり)補助金につきましては、各種事業の検討をしましたけれども、今回の災害対策につきましては緊急性等を重視しまして、補助事業の申請、それから、それに対する調査、そういったものの時間的な経過を考えますと、とにかく緊急性を第一ということで、補助事業ではなくて起債ということで対応させていただきました。よろしくお願いします。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○9番(三沢 茂君) 緊急性ということでわかりました。ただ、今の説明の中で土地改良区だからほ場整備事業だということはいかがなものかなというふうに感じたんですが、この辺についてもう一度お願いしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 農林観光課長。
○農林観光課長(加藤勝彦君) お答えいたします。
今回、このほかに11款の1目で農業用施設災害復旧費ということで計上しておりますが、こちらの事業は黒沢尻用水路で行う事業で、災害復旧でこちらで行う事業と、今回、再災害防止ということの差別化ということで、ほ場整備事業費のほうで上げたという経緯がございました。よろしくお願いします。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○9番(三沢 茂君) はい、ありがとうございます。何でこれにこだわるかというと、ほかの地区でも、いわゆる、ほ場整備、今やっているところの場所以外にも新たにほ場整備をやりたいというような要望のある地区もあることでありますから、やっぱりほ場整備という使い方をきちっとやっていかないと、後々混乱するのではないかなと考えたもんですからお伺いいたしました。
緊急性のために、補助申請とかの時間を要するのを避けるために今回やったということで、それはそれで理解しました。ありがとうございました。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。5番松ア良一君。
○5番(松ア良一君) それでは、確認になるかもしれませんけれども、ちょっとお伺いしておきたいと思います。
子育て支援推進費、14ページでございますけれども、あと県、国のほうも出ておりますけれども、未熟児養育医療費、今回追加ということで計上されてございますけれども、この内容等について、実態等も含めまして、お伺いしておきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(宍戸光晴君) お答えいたします。
今回、補正額115万円ということで追加させていただきました。例年、当初予算におきまして、一名分、未熟児の養育料に対する給付ということで予算化をしているところでございますが、今年度、実は2人目がありまして、それは9月補正でさせていただきました。
それで今回、さらにもう1名、特に今回はかなり小さくお生まれになったということで、通常よりも多くの給付が必要だというようなことも考えまして、12月に誕生しておりますので、3月までの4カ月分。さらに残り3カ月ございますので、今後の見込みも合わせて15万円を含めまして、今回追加をさせていただいたものでございます。
○議長(佐藤長成君) 松ア良一君。
○5番(松ア良一君) はい、ありがとうございます。
今の実情といいますか、そういった社会的ないろんな背景も含めてこうした傾向になってきているのかなという考えもちょっと持ったものですから質問させていただきました。
別件でよろしいでしょうか。
○議長(佐藤長成君) はい、別件どうぞ。
○5番(松ア良一君) 今回、16ページの学校管理費に、小学校給水移設工事費ということで198万円計上されてございますけれども、結構大きな工事なんだなということで、ここら辺の内容等について確認をさせていただきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 教育総務課長。
○教育総務課長(福地実幸君) お答えいたします。
平沢小学校の給水管でございますが、これまで小学校の北側を流れる藪川のほうから新町の、具体的には新町区長さんの家の前のほうから村菊商店さんの橋なんですが、そこを天架して平沢小学校に給水を行っていました。これは、災害があるたび、あるいは老朽化に伴って、たびたびこれまでも漏水を繰り返してきた箇所でありまして、今回、台風19号等の被害もありまして、藪川を越すような水道管の配置につきましては、県の関係機関とも協議して、これは認められないものだということで、新たに学校前橋側、台屋敷のほうから新たに水道管を移設できないかということで検討しまして、具体的には現在、平沢児童館に上っていってる給水管から分岐しまして、現在のメーターのところまで給水管を移設する工事をしたいということでございます。
該当箇所については、現在も漏水していまして、厳冬期を迎える凍結時期を考えますと、この時期に緊急的に工事を終えさせていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) 松ア良一君。
○5番(松ア良一君) はい、ありがとうございます。建物内なのかなと、ちょっと思ったものですから、ちょっと質問させていただきました。
そうしますと、今回の工事の全体像としましては、新設する分については、経過年数もあることだと思いますけれども、どの程度の工事のいわゆるメートル数といいますか、そうしたところまで考えておられるのか、その辺についてちょっと詳細を伺っておきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 教育総務課長。
○教育総務課長(福地実幸君) お答えいたします。
場所的には、平沢児童館のメーターの手前から分岐しますが、そこから現在のメーターのところまで40ミリの管で126メートルの工事を予定しております。児童館から平沢小学校のプール前を通りまして、体育館と校舎の間を通って現在のメーターのところまでつなぐというような工事でございます。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)
ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案に反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。
これをもって、本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
よって、本日をもって休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本日をもって休会とすることに決しました。
休会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
本日、令和2年1月定例議会、大変スピーディーな時間によって審議、ご決定をいただきました。大変お疲れさまでございました。今任期、4年目の最終の議会になろうかと思いますけれども、議員各位におかれましては、この1年間この任期4年間にさまざまな活動、そしてご審議に取り組んでいただいたことにつきまして、改めて御礼を申し上げたいと思っております。
私も今任期、議会に就任をいたしまして、皆様からご理解、ご協力をいただきまして、何とかこの任期を間もなく終えようとしております。残された期間ではありますけれども、引き続きご理解、ご協力をお願いを申し上げるものでございます。
また、町長初め執行部各位におかれましても、さまざまな形で議会運営にご協力を賜りましたことを改めて御礼を申し上げさせていただきます。
3月、間もなく任期満了で議会の構成が変わろうとしておりますが、皆さん、この中にもまた次の議会に挑戦をするという、そういう志を持っている方が大勢だと思いますけれども、ぜひ次の議会まで、また同じ顔でこの議場に参加できるようにご期待を申し上げたいと思っております。
本当にこの4年間、皆様からご理解いただきましたことを改めて御礼を申し上げまして、そして町長初め執行部の皆様にも御礼を申し上げまして、大変簡単ではありますけれども、一言休会に当たってのご挨拶にかえさせていただきます。
本日は大変お疲れさまでございました。ありがとうございました。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時08分 散会