平成29蔵王町議会定例会6月会議

                                           

 平成29年6月9日(金曜日)

                                           

     出席議員(15名)

     1番  齋 藤 英 之  君       2番  村 上 一 郎  君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  松 ア 良 一  君

     6番  外 門   清  君       7番  大 沼 昌 昭  君

     8番  齋 藤 喜 蔵  君       9番  三 沢   茂  君

    10番  村 山 一 夫  君      11番  葛 西   清  君

    12番  加 川   敦  君      13番  伊 藤   東  君

    14番  平 間 武 美  君      15番  馬 場 勝 彦  君

    16番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし)

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

会計管理者

会計課長

 

阿 部 美佐子  君

総務課長

 

今 村 敏 男  君

防災専門監

 

佐 藤 昭 彦  君

まちづくり推進課長

 

我 妻   敦  君

町民税務課長

 

近 江 忠 彦  君

保健福祉課長

 

宍 戸 光 晴  君

子育て支援課長

 

芦 立 信 介  君

環境政策課長

 

加 藤 勝 彦  君

農林観光課長

 

村 上 正 文  君

建設課長

 

佐 藤 耕 造  君

上下水道課長

 

伊 藤 雅 浩  君

病院事務長

 

佐 藤 浩 明  君

教育長

 

文 谷 政 義  君

教育総務課長

 

福 地 実 幸  君

生涯学習課長

 

我 妻 清 志  君

スポーツ振興課長

 

森   良 光  君

農業委員会事務局長

 

砂 金   毅  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

村 上 惠 造  君

書記

 

佐 藤 孝 志  君

                                           

     議事日程 第2号

 

  平成2日(金曜日)    前1000分 開

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 諸般の報告

 

  日程第 3 議案第29号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 4 議案第30号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 5 議案第31号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 6 議案第32号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 7 議案第33号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 8 議案第34号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第 9 議案第35号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第10 議案第36号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第11 議案第37号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて

 

  日程第12 議案第38号 平成28年度(繰越)学校前橋架替工事の請負契約を締結する

               ことについて

 

  日程第13 議案第39号 動産を取得することについて

 

  日程第14 議案第40号 動産を取得することについて

 

  日程第15 議案第41号 平成29年度蔵王町一般会計補正予算(第1号)

 

  日程第16 議案第42号 平成29年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1

               号)

 

  日程第17 議案第43号 平成29年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


     前1000分  開議

議長(佐藤長成君) 皆様、おはようございます。

  6月会議、再開してから早いもので4日目に入ります。議員各位にはきのうまで議案の検討会ということで、また意見書の審査等もあり、大変お疲れさまでございました。きょうから実質審議ということで、ご忌憚のないご意見活発なる議会になることをご期待を申し上げたいと思います。

  それではこれより本日の会議を開きます。

  なお、本日も冷房が入りませんので、上衣の着用は各自の判断でお願いいたします。

  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により3番佐藤敏文君、5番松ア良一君を指名いたします。

                                           

     日程第2 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 日程第2、諸般の報告をいたします。

  本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第 3 議案第29号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 4 議案第30号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 5 議案第31号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 6 議案第32号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 7 議案第33号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 8 議案第34号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第 9 議案第35号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第10 議案第36号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

     日程第11 議案第37号 農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることに

                  ついて

議長(佐藤長成君) 日程第3、議案第29号から日程第11、議案第37号までの9件は、新農業委員会制度における農業委員の任命に関し議会の同意を求めるものですので一括議題とし、初めに提出者から提案理由並びに推薦、募集の状況及び候補者の選定状況などについて説明を求め、総括的な質疑を行います。

  次に、詳細説明として農業委員会事務局長より各議案について、任命予定とした理由等について一括して説明を求めます。その後に議案ごとに質疑、討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。

  それでは、議案第29号から議案第37号までの9件について、一括して提出者から提案理由並びに推薦募集の状況及び候補者選定状況などについて、説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  それでは議案に入らせていただきます。

  只今、一括上程されました議案第29号から議案第37号、農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。

  農業委員会等に関する法律の改正に伴い、平成28年4月より、従来の農業委員会委員の選任方法であった公選制が廃止され、これ以降、任期満了を迎える農業委員会委員については、市町村長が議会の同意を得て任命することとなったものであります。

  本町では、7月19日に任期満了となるため4月3日から5月1日まで、農業委員候補者の推せん、応募を求める公募を行ったところです。

  公募の方法は、行政区からの推せん、農業団体推せん、農業者3名以上からの推せんがある者、並びに、みずからの応募であります。

  この公募により、定員9名に対し18名の推せん、応募がありました。

  任命予定者の選考にあたっては、蔵王町農業委員会の委員候補者評価委員会に意見を求めまして、選考に係る意見の報告を受けているところであります。

  選考にあたっては、単に18名を19名に絞るということではなく……

議長(佐藤長成君) 9名。

町長(村上英人君) 9名に絞るということではなく、定員の過半数が認定農業者であること、農業委員会の所掌に属する事項に関し、利害関係を有しない者いわゆる農業者以外の方1名以上を登用することが定められております。

  さらには、委員の年齢、性別に著しい偏りが生じない配慮が求められているところであり、特に女性農業委員の登用につきましては、全国農業会議所、関係団体から強く要請されているところであります。

  以上の内容を踏まえまして、任命予定者の選考をいたしました。

  なお、詳細等につきましては、農業委員事務局長に説明させますので、原案のとおりご同意くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由等の説明が終わりましたので、これより質疑に入りますが議案ごとの質疑は後ほど行いますので、総括的な質疑をお願いいたします。

  それでは、質疑ありませんか。2番村上一郎君。

2番(村上一郎君) おはようございます。

  それでは私から、まず最初に質疑をさせていただきます。

  今回の農業委員の任命に当たっては、提案理由の中にもいろいろありましたとおり、昨年の4月から新しい農業委員会制度がスタートしております。蔵王町の場合は経過措置でありますので、ことしの7月19日まで任期があるということで、今回改めて新しい委員の選任に議会にかけられたところでありますけれども、今回の条例で定めた9名の農業委員に対しまして、推薦なり応募で18名が候補に上がりましたということの説明であります。蔵王町農業委員会の委員候補者評価委員会というもので、その18名の評価を行ったと思うんでありますけれどもその報告は受けているということで、町長の理由の説明がありました。今回なぜこういう農業委員会制度になったかといいますと、これまでの農地の利用なり、それから農業委員の選ばれ方に対してもっと公平性に富んだ、そして透明性を確保された委員の選任が必要だという流れの中で、今回制度改正がなされたのかなと承知はしているんですけれどもそんなことで、評価委員会の意見というものが大変重要なのかなとは思っております。ですから、どういった評価委員会の意見、どのような報告をされたのか、個人的なプライバシーもあるかと思いますけれどもある程度公表できる中で、もう少し詳細の町長の説明なんかもあればよろしいのかなと思っております。

  評価委員会から意見を受けた形でさらにその9名を町長自身が選考されまして、選任して今回の議会にかけられたわけでありますからどんな選任方針を持って、選考方針をもって9人を選んだのか、選考基準とかそういうものを町長ご自身の方針なんかもあればそれらも含めて、もう少し詳しく提案理由の説明をいただければと思っておりますので、お願いいたします。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 先ほどお話を申し上げたとおりでありますが、特にそれぞれの団体からあったんですが、特に女性の登用をお願いしたいということで、これは全国の先ほど申し上げましたように団体からも強く要請があったということもあります。そういったところを、女性農業委員会の登用を全国農業会議所というものがあるんですね、そこから強く要請されたと。そんなことで最低でも2名以上やっていただきたいということもありました。蔵王町は私が言うまでもなく村上議員わかるとおり、畑作だけではないんですね。標高の高いところで酪農地帯もあるわけですから、いろんなそういったことを全体的なことを配慮しながら、そして選考委員会でそういった選考をしてきたと。ですから、一人一人の選考がどうのこうのという中身についてはこれは選考委員会でやったわけでありますが、それについては選考委員会のお話でその都度のものでこうなるのかどうかわからないですが、全体的については先ほどお話し、私のほうで18名から今回の選考委員会のどういったところに重点をおいてやったのかということについては先ほどお話しした、説明したとおりであります。あとはここのどういったところに配慮して対応したのかといったときは、選考委員会の委員長というのは副町長が委員長でありますので、そちらからでも場合によってはお話しさせていただければと思っています。だけれども、まずこれは全体的については私がさっき述べたとおりでありますから、ここに入って何か不満だとか何か問題があるんだったらでありますが、全体には先ほど言ったように行政区の区長さんからだとかそれぞれの推薦があって対応してきたわけでありますから、嫌な人がいたから外したとかそういうことは全くないわけであります。そういったいろんな各方面からの推薦だとか、国から言われているまたは各団体から、全国の団体から言われてきている、そういったところを基準に入れながら、そしてバランスをとりながらやりましたということで報告を受けて、きょう議会に提出させていただいたということであります。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) 町長のいうご答弁の内容はわかるんでありますけれども、18名が推薦なり応募された中で9人を選んで今回議会に諮ったわけでありますから、残りの9名の方が選考に漏れてしまったということも、そういう事実もあるんですよね。ですからその9名の方の、なぜそういう形になったのかも含めて、選ばれた9名と、選ばれなかった、漏れてしまったといいますか、その9名の方のやはりきちんとした判断基準がある程度明確にならないとだめなのかなと、そんな思いもあったものですから今聞いたんでありますけれども、個人的なそれぞれのプライバシー関係、個人情報関係の詳しいところまで踏み込んだということですとなかなかそれも制約があるのかなと思いますので、ある程度はこの辺でとどめさせていただきたいと思います。

  あと、今回の蔵王町であれば9名を選ぶ中で、中立委員の任命とそれからさっき町長もお話しされました青年なり女性の農業委員の選考というのも、今回強くうたわれております。中立委員の任命といいますと農業分野以外のものということになっているんですね。ですから農業分野以外の者の意見を反映させなければならないと明記されているわけでありまして、ここでいう農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない者というものがあるんですが、その有しない者ということになると弁護士、司法書士、行政書士など、例えば会社員、商工業者、消費者団体関係、教育関係者の団体とか農業に従事していない広範なものが該当しますとなっているんです。

  あともう一つ、青年、女性の積極的な登用、これは女性は2名今回入っているようでありますので当然私も農業委員一時経験したものとして、女性登用は積極的に進めていかなければならないということで当然理解はしていたんですが、青年といいますと今回40代1人ということになっていまして、その辺もう少し若手の農業に携わる関係の方々の応募が少なかったということもあるかと思いますけれども、その辺の中立委員の任命とそれから青年の積極的な登用というその辺の整合性が果たしてとれている選任方法だったかというものを、町長の所見をお願いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 誤解しないでいただきたいんですが、あくまでも19名という方が公募されてきたんですよ、自分からの公募だと。(「18名」の声あり)18名、だから18名の中にそういった弁護士だとかおっしゃられる司法書士だとか、そういった方が入っているんだったらまた別でありますが、そういった18名の方の中から選考委員会で絞っていくわけでありますから、まずそれをご理解いただければと思っております。それと若い層といえば一番若かった方で町外の方が1人いたのかなと思います。以上です。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) 誤解しているんではなくて、あくまでもそういう任命の方法を国から指示されているということで、それの整合性がとれる選任方法だったかということでお聞きしたわけでありまして、確かに18名の中の果たしてどの方が中立委員に適する方なのかという判断もいろいろ出てくるかと思いますけれども、もしその中に全然中立委員に該当する方がいなければどういう形で中立になる委員を任命するかというものも、また一つの手段をとらざるを得ない状況にもなるのかなと思ったものですから、その辺も含めてちょっと所見をお伺いしたところでございます。

  もう一つ確認しておきたいのは、今回の9名の中で選ばれたといいますか、選任されましてこの議会にかけられた方々の地域別を見ますと、当然蔵王町は平沢から円田、永野、宮、遠刈田と5地区になりましてその地域のバランスからすると、円田地区がちょうどゼロになっているんですよね。ですから今回の農業委員会制度の改革の中で農地利用の最適化推進委員というものをこれから農業委員会が委嘱する手はずになるわけでありますけれども、その中で推進委員が円田地区は定数3名で、当然農業委員会活動の中に一所懸命取り組んでいくメンバーはこれからできるんですけれども、ただ農業委員そのものが円田地区がゼロになってしまったというその辺の地域的なバランスといいますか、当然農業委員と最適化推進委員というのは地域の農地事情に詳しく連携を図っていかなければならない当然の立場になるのかなと思っておりますので、その辺も含めた形での選考であったのかどうか、ゼロになったというのがちょっと気になったものですから、その辺をお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 円田地区というのは、今まで1人の方がいました。1人の方が外れればゼロになるのが当然であります。(「地域のバランスどうお考えですかということ」の声あり)

議長(佐藤長成君) 町長、村上一郎議員の質疑は地域のバランスがどうでしたかという質疑でありましたので、その辺の考え方の答弁を。町長。

町長(村上英人君) 18名の中からノミネートしなくてはならないわけでしょうから、そういった面では選考委員会でそれを決めるわけでありますが、全体的なことを考えて配慮しましたということであります。その中でも例えば女性を登用するとなると女性の人が1人で現場に行ったり、農家の方から言われたときになかなか女性が足を運ぶのは大変だろうと。そういった面でその地域から男性の方がいればなおいいだろうということで、その辺の配慮もしたということでお話は聞いております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  次に、詳細説明として各議案ごとに議案について任命予定とした理由等について、一括して説明を求めます。農業委員会事務局長。

農業委員会事務局長(砂金 毅君) 議案第29号から議案第37号農業委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについての詳細説明を申し上げます。

  初めに、議案第29号武田明夫氏の任命同意を求めるものでございます。武田明夫氏は、認定農業者であり現職の農業委員であります。

  次に、議案第30号は佐藤良彦氏の任命同意を求めるものでございます。佐藤良彦氏は認定農業者ではありませんが、現職の農業委員であります。

  次に、議案第31号は平間 栄氏の任命同意を求めるものでございます。平間 栄氏は認定農業者であり、和牛育成と稲作経営を行っております。

  次に、議案第32号は菅井啓二氏の任命同意を求めるものでございます。菅井啓二氏は、自身は非農家でありますが蔵王酪農センター常務理事であります。

  次に、議案第33号は平間 博氏の任命同意を求めるものでございます。平間 博氏は認定農業者であり、現職の農業委員会会長であります。

  次に、議案第34号は我妻 茂氏の任命同意を求めるものでございます。我妻 茂氏は、認定農業者であり現職の農業委員であります。

  次に、議案第35号は佐藤ゆり氏の任命同意を求めるものでございます。佐藤ゆり氏は認定農業者登録はありませんが、夫と子供が認定農業者であります。現職の農業委員会唯一の女性委員として活躍している方であります。

  次に、議案第36号は山家一彦氏の任命同意を求めるものでございます。山家一彦氏は認定農業者であり、認定農業者連絡協議会の会長を務めております。

  最後に、議案第37号は玉根可奈氏の任命同意を求めるものでございます。玉根可奈氏は、北原尾の認定農業者である酪農家に嫁ぎ、10年以上にわたって酪農に携わってきております。登用が求められる女性委員であって、意欲と行動力を持っている方であります。

  以上、認定農業者5名、農業者以外の方1名、女性の登用2名を含む構成となっております。ご説明申し上げたとおり、9名の方は農業委員として適任であることから任命しようとするものでございます。以上で任命理由の詳細説明といたします。ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 詳細説明が終わりましたのでこれより質疑に入りますが、質疑、討論、採決は議案ごとに行います。

  初めに、議案第29号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第30号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第31号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第32号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第33号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第34号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第35号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第36号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

  次に、議案第37号について質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。

                                           

     日程第12 議案第38号 平成28年度(繰越)学校前橋架替工事の請負契約を締

                  結することについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第12、議案第38号平成28年度(繰越)学校前橋架替工事の請負契約を締結することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今上程されました議案第38号「平成28年度繰越学校前橋架替工事の請負契約を締結することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、町道台町鎌倉線学校前橋架替工事を行うため、条件付き一般競争入札総合評価落札方式により請負契約を締結することについて、「蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

  なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 議案第38号工事請負契約につきまして、その内容をご説明申し上げます。

  議案書の10ページをごらんください。

  本議案につきましては、平成28年度(繰越)学校前橋架替工事について、平成29年5月9日、条件付き一般競争入札総合評価落札方式(特別簡易型)に付した結果、株式会社村山建設が6,372万円で落札いたしました。

  なお、条件付き一般競争入札とは、蔵王町内に本社営業所があることが1つと、2つ目が蔵王町競争入札参加登録承認業者の内土木工事A等級またはS等級に認定されているものと、条件を付しております。

  また、総合評価方式とは、価格点80点と技術点20点として総合的に判断するもので、その入札結果につきましては町のホームページでも公開しております。

  さて、学校前橋架替工事につきましては、平沢小学校脇を流れる一級河川藪川にかかる橋でありますが、架設から既に85年が経過し老朽化が進んでいるとともに橋の真ん中に橋脚があるため、洪水時に流木やごみがつかえて周囲が浸水する被害がたびたび発生しておりました。このため国の防災・安全交付金事業の採択を受け、今回現況幅員で橋梁架けかえを図るものです。

  工事の概要につきましては、議案第38号説明資料をごらんください。

  表紙の次の1ページ目をごらんください。

  施工延長、橋長は7.1メートルです。幅員は5.0メートルです。橋のタイプは門型カルバート、門型暗渠といいます。幅は6.2メートルです。橋の上下流の取りつけ護岸としてブロック積みを111平米設置します。また、既存の用水路橋として代がえ施設としまして水管橋を橋の上流側に直径300ミリメートルの鋼管2本を設置する工事内容となっております。

  説明資料の2ページ目が平面図で、施工箇所は平沢小学校脇を流れる一級河川薮川にかかる橋で、赤色着色の真ん中が門型カルバートです。3ページ目はその断面図と側面図であります。

  以上、ご説明申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) ちょっと確認の意味でお伺いをさせていただきます。

  総合評価の落札方式というのは、先ほど説明いただきましたのでわかりました。ベースが6.5メートルで延長は7.1メートルということなんですが、素人が単純に考えますと橋脚をつくって上に既存のものを乗っければ工事費は安いのかなと単純に思ったんですけれども、いろいろ水管橋とか周りの状況を見てこういった工事費になったのかなとは思います。それで幅員5メートルとありました。ここについては歩道の関係がちょっと見られなかったんですが、歩車道境界ブロックなんかで歩道の部分を確保しているのかどうか、その辺についてちょっとお伺いします。

議長(佐藤長成君) 手を挙げてください。建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 前後現況に歩道がないため、確保しておりません。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) せっかくつくるんですからあそこは通学路になっていますし、やはり見ると交通量はそんなにないんでしょうけれども、何かそんなに難しい、歩車道境界ブロックを設置すれば1メートル幅でも子供たちの通学部分が確保できるという形にはなろうかと思うんですが、その辺を工事の際に検討しなかったのかどうか、お伺いいたします。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 検討しておりませんでしたが、外側線の外側を着色するなどして歩道を確保したいと思います。外側線と区画線の外側を緑色に着色してですね。

議長(佐藤長成君) 暫時休憩します。

     午前10時37分 休憩

                                           

     午前10時37分 再開

議長(佐藤長成君) 再開いたします。

  休憩前に引き続き審議を行います。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 済みません。橋の両脇に区画線を引きますので、その区画線の外側を緑色に着色して歩行スペースを確保したいと思います。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 趣旨はよくわかりました。町長が進めている安全・安心なまちづくりからすると、やはり歩車道境界ブロックを一つつけるだけでスピードを出してくればそこを乗っこえるんですけれども、ある程度は何か意識的には交通安全に寄与できるのかなと思った次第でございました。その点について、地元の町長からの一言お願いいたします。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) やっと待望の橋がこんな形でできるということで、実は約30年ぐらい前からずっと騒いでいた問題でありますが、ただ私も橋というか、歩道本来は橋の歩道よりも、実は薮川に沿っている佐藤正隆商店とありますが、そっちの向かいの薮川に沿ったほうが逆に歩道が欲しいということでやっておったんですが、ただそうすると後1メートルぐらい川のほうに出るような形で歩道をつくらないと難しいという話だったんです、県当局も。そんなことであそこの橋については、今せいぜい担当課長が言ったようなことなのかなと。ただ、本当に車が通らないからいいとかという問題ではないんでしょうけれども、通らない。そして今学校を通学時は学校の先生なり必ず通学時間帯は、先生方が学校の目の前なので横断をしながら見てあげているというのが今の現状なので、どうしてももう一回ちょっと検討させてもらいますが、ただ、これは今の話はもう金額も決まっているわけでありますからこの中で精いっぱいやれることで、ちょっと内部で勉強させてもらいたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。15馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 済みません、確認を含めまして1点だけお聞きしたいんですが、これに関しましては昨年議会で議決され、今年度繰越明許になった工事であります。聞くところによれば、昨年の入札が不調に終わってこういう結果を生んだということがちょっと聞いておりましたが、やはり今町長説明されたとおり、平沢地区の人によっては生活にかかわる大事な道路の1つであります。そういうせっかく議会も議決をした中で、なぜ入札が不調になって繰越明許しなければならなかったかということに私たちその内容がちょっとわからないものですので、なぜこんな1年も延びる工事になってしまったのか、その辺について説明をいただきたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。

  昨年の4月からなんですけれども、一級河川薮川の河川協議にちょっと時間がかかりまして発注がおくれました。それで入札が11月に行いまして、その後の工事となりますと工事期間がとれませんので、業者で工事受注を嫌ったようです。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 建設課長みずから言うのもおかしいんですけれども、私も大分お叱りしたところでありますが、言ってみれば今言ったとおりなんですね、皆さんご存知のとおり。12月発注して3月の末には田んぼに水を張らなくてはいけないんですね。あそこのところに今橋梁、橋を架けかえしようとしているところに水が流れているんです、水神の水の物すごい水が流れているんですが、ただそれを完全ストップして工事をやるとなると当時のものは間に合わないということだったんですね。そして皆さんが、ですから建設課がその辺までちょっと甘く見て入札してしまったなと思っています。ですから今度はその辺がなく時間を見ながら秋の水がなくなったときにきちんと対応していきたいということで、今発注させてもらったということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) ただいまの説明でわかりました。いろいろ事情の中で業者が工事完了に向けてかなり厳しい状況になってしまったと。やはり最近公共工事関係大分減ってきておりまして、建設関係も大変厳しい状況下にあります。ですからやはりこういう工事をするということは、逆にいえば住民にとって期待をしている工事の一つでありますので、やはり今後このような形がないように庁舎内で発注する側も十分なる検討を行いながら進めていただきたいと思います。

  あわせましてもう1点なんですが、ここ先ほどの町長の説明の中にもありましたとおり生活道路でありながら大変狭い。隣接する道路に歩道がない。そして工事関係の現場をちょっと確認しますと、大変通行どめとかさまざまな面において住民の理解と協力がないと、この工事というのは厳しい工事になってしまうのかなという思いをちょっと感じておりました。やはりそういう面に対して、業者任せだけではいけないのかなと。行政として発注する側として住民に対する対応の仕方等につきまして、何かありましたら説明をあわせていただきたなと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 建設課長ともちょっといろいろ相談させてもらったんですが、やはり建設課でも目が届かないところがあるんですね。ですから行政区の区長たちとお話しすると一番わかるわけでありますが、大きい車だと右折できなくて学校の町道台町鎌倉線というんですが、その町道を真っすぐにコミュニティーのほうに上っていかなくてはいけない車もあるんですね。ですから必ずしもあそこが工事になっちゃうと、ちょっと大きい車だと右折、左折ができなくなっちゃうということなんです。ですから事前にやはり行政区の区長たちとお話をしながら地域の行政区の皆さんの生活に困らないように、やはりいつからいつということであり期間だとか車道の確保できるところを明記しながら対応させていただきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それではほかに質疑ありませんので、これを持って質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第13 議案第39号 動産を取得することについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第13、議案第39号動産を取得することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第39号「動産を取得することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、30年以上経過し老朽化している除雪グレーダー1台を、除雪トラックグレーダーに更新し、冬期間における道路交通の安全を確保するため、指名競争入札により購入することについて、「蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

  なお、詳細等につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 議案第39号動産を取得することについてにつきまして、詳細説明を申し上げます。

  議案の11ページをごらんください。

  本議案につきましては、除雪トラックグレーダーの購入について平成29年5月9日、指名競争入札に付した結果、UDトラックス株式会社仙台カスタマーセンターが3,348万円で落札いたしました。

  取得財産の概要につきましては、議案39号説明資料の2ページ目をごらんください。

  名称及び数量は、除雪トラックグレーダー1台であります。

  形式は10トン級、6輪駆動、車両前面の左右可動の排雪板路面整正装置つきです。性能は排雪板の除雪幅が2.95メートル路面整正装置の装置幅は2.91メートルです。また、主要諸元は記載のとおりであります。

  3ページ目をごらんください。

  除雪トラックの外観図で、図右下車体の真ん中下部についているのが路面整正装置です。除雪で残った雪を削りとり、圧雪にならないようにします。なお、現在保有しておりますグレーダーにつきましては購入から30年経過し、老朽化により車検の際の修理代も多くかかるようになってきております。また、大型特殊免許を持ちグレーダー捜査ができる運転手の確保も難しくなってきたため、大型自動車運転免許で運転できる今回の機種に更新するものであります。なお、現在のグレーダーは今後、一般競争入札により売却する予定でおりますので、ご理解をお願いいたします。

  以上、ご説明申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 指名競争入札ということなんですが確認のためまず、何社参加したのかとお聞きしたいことと、納車の時期なんですが、これはいつ納車になるのかということをお聞かせ願いたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 入札参加業者は4社でございます。納入時期につきましては12月末を考えております。(「12月末」の声あり)済みません。(「11月でなく」「12月末でないの」の声あり)

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 12月末の契約であります。それで11月末を一応見込んでおります。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 11月末と理解してよろしいんですね。それで大型免許で運転されるということなんですが、保管場所についてはどの辺のところに保管する予定でございますか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 役場の駐車場を考えております。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 屋根つきじゃなくていわゆる路上というか、路上駐機というか、そうなるわけですか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 今のグレーダーが入っている車庫に入れようと考えましたが、長さが合わなくてちょっと見合わせました。(「どこに保管」の声あり)役場の駐車場に保管します。(「わかりました」の声あり)

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。14番平間武美君。

14番(平間武美君) 先ほどの課長の説明ですと、今のグレーダーが30年で老朽化しているということでこの新しいものに変えるんだという話なんですが、その老朽化したものを後から一般入札で売り払うという話がありました。単純に考えると、私車なんかそういうものなんですけれども下取り価格とか、そういう形でこの金額を安くできるとは考えないのでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 一般競争入札のほうが高く売れると見込んでおります。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) 大体約どのぐらいで売却できると踏んでいるんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 今見積もりをとっている段階なんですけれども100万円から200万円と考えております。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) 100万円、200万円という幅が結構あるんですが、先ほどの大沼議員の質問にも関連するんですけれどもやはり野ざらしといったらおかしいですけれども、雪が降るときにこういうグレーダーを外に置いておいて雪が積もっちゃう。こういうもので老朽化というか、傷みが激しくなっていくんじゃないかと。やっぱりもし200万円にもっとつけ足しをして屋根つきの何かをつくると老朽化を抑えるといいますか、そういう考えなんかはないんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 今のところありませんが、今後検討していきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 今お話聞いていても全くそのとおりだなと思います。野ざらしで置いておくといろんな面で劣化していきますから、周りまで全部囲わなくても屋根ぐらいのものは内部で検討して、駐車場は広いわけですからずっと常駐しておくものでありますので、何しろ劣化しない方法、雨ざらしにならない方法を考えていきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それではほかに質疑がありませんので、これを持って質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第14 議案第40号 動産を取得することについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第14、議案第40号動産を取得することについてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第40号「動産を取得することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、蔵王町消防団第3分団永野班配備の消防ポンプ自動車について、経年劣化のため、整備計画に基づき更新することについて、「蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

  なお、詳細等につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。総務課長。

総務課長(今村敏男君) それでは、議案第40号動産を取得することについてについて、ご説明を申し上げます。

  議案として上程させていただきました取得する財産は、議案書12ページでございますけれども記載のとおり、消防ポンプ自動車CD−T型Bタイプ1台を、指名競争入札の結果により取得金額2,0952,000円で、トーハツ県南サービス株式会社から購入しようとするものであります。

  その理由につきましては先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、現在使用している消防ポンプ自動車が平成7年10月の初年度登録以来、既に21年以上が経過しており走行距離も約1万6,500キロメートルと経年劣化はもとより、ポンプ自体の給水能力の低下により正常な放水の圧力が確保できないという状態から、今般その取得についてお諮りするものでございます。

  車種の選択につきましては、現場活動におけるスピードと利便性を重視したモデルとしており、また消火活動に必要な各種資機材などを収納できるアルミシャッターつきのボックスを装備した車両の購入を予定しております。

  購入に当たっては、蔵王町物品調達等入札参加登録業者で購入予定の仕様を満たす車種を取り扱う販売店6社の指名競争入札の結果、購入予定先をトーハツ県南サービス株式会社と決定し、仮契約を5月20日に締結しております。新たな消防ポンプ車の納期については9月29日としておりますけれども、より1日も早く消防力の強化を図ることはもちろんでございますので、また9月3日実施の消防演習においてご披露できるように、最大限の努力を業者にお願いしておりますので、可決決定くださいますようお願い申し上げます。

  皆様のお手元に自動車の仕様を配付しておりますので、ご確認願いたいと思います。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) ただいまの説明で6社の入札ということで、説明を受けました。それでこの金額になったということなんですけれども、値段だけでなくてこの辺の中で、いわゆる取得する条件として性能面的にはどのような形でお伺いになりましたか。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) 性能面について現消防団とも確認して、現在のもちろん消防車以上の性能はあるということで確認しております。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 今の説明で大体わかりましたがやはり6社という形の中で入札をしたということですので、6社の車のいわゆる性能ということは、当然考慮しながらやったとは思われるんですが、その辺のところもどのようななかなか専門的な部分なので性能的のここが優れているということはなかなか難しいと思うんだけれども、その辺のところどのような形の中でもう一度考慮したのか、説明をいただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) まず購入に当たっては地元消防団でもちろん使う消防団の要望とか意向も聞きまして、消防団が一番使いやすいタイプということで今回タイプBと。A、B、CとあるんですけれどもBタイプを決定しております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  それでは、ここで10分間休憩いたします。

     午前11時02分 休憩

                                           

     午前11時12分 再開

議長(佐藤長成君) それでは再開いたします。

  休憩前に引き続き審議を行います。

                                           

     日程第15 議案第41号 平成29年度蔵王町一般会計補正予算(第1号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第15、議案第41号平成29年度蔵王町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第41号「平成29年度蔵王町一般会計補正予算(第1号)」について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ6,336万円を追加し、予算の総額を566,336万円にしようとするものであります。

  今回の補正予算においては、主に「東北観光復興対策交付金」を活用して、台湾プロモーションや多言語観光ホームページの作成、情報発信業務等について委託するほか、職員の異動に伴う人件費の補正を行うものであります。

  また、町道えぼし高原線のロードヒーティング施設が老朽化し、一部使用不能となったことに伴い、修繕が必要となったため関連予算を計上いたしたところであります。

  次に、第2表「地方債補正」については、道路改良事業など3件の地方債限度額を変更するものであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議のうえ、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。8番齋藤喜蔵君。

8番(齋藤喜蔵君) 町道えぼし高原線のロードヒーティング修繕について、どの部分を修繕するのか、資料の提出を求めます。議長、お願いします。

議長(佐藤長成君) 暫時休憩します。

     午前11時14分 休憩

                                           

     午前11時15分 再開

議長(佐藤長成君) 再開いたします。

  ただいま、8番齋藤喜蔵君からえぼし高原線のロードヒーティングに関する資料を提出されたいとの発言がありました。

  お諮りいたします。8番齋藤喜蔵君から要求のありました資料の提出を求めることについて、ご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議がありませんので、資料の提出を求めることについて、求めることに決しました。ロードヒーティングに関する資料を提出されるよう、願います。

  暫時休憩します。

     午前11時16分 休憩

                                           

     午前11時18分 再開

議長(佐藤長成君) それでは再開いたします。

  8番齋藤喜蔵君から要求がありましたロードヒーティングに関する資料が提出されましたので、お手元に配付しておりますのでご承知願います。齋藤喜蔵君。

8番(齋藤喜蔵君) この地図を見ますとえぼしペンション街の一番上のペンション、たしかラブリーですね。ラブリーから200メートルまでがロードヒーティング区間、要は道路の下に電熱線を入れたロードヒーティング区間だと承知しております。それから、えぼしスキー場からそのほかの部分は融雪パイプ型のロードヒーティング。今回その電熱線型のロードヒーティングで何メートルぐらいの補修をするのか、修繕するのか。1,500万円と多額なものですからそれを教えてください。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) この工区間は200メートルではなくて300メートルありますが、真ん中のA工区135メートルを行います。

議長(佐藤長成君) 齋藤喜蔵君。

8番(齋藤喜蔵君) 135メートル了解しました。

  それで、今回135メートルを修繕しますと来年度、再来年度はもう修繕の必要がないということなんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) 上と下のC工区、B工区も老朽化しておりますので、平成30年度で交換を予定しております。

議長(佐藤長成君) 齋藤喜蔵君。

8番(齋藤喜蔵君) ロードヒーティングの電気代が、今年度で608万円計上されております。来年、再来年とまた1,500万円かけてロードヒーティングを修繕すると。20年か25年ぐらい経過していますからそういうことだと思うんですけれどもこの部分については宮城県でやった部分で、その前後パイプ融雪温水型のロードヒーティングについては蔵王町がやったと記憶しております。この灯油代につきましては蔵王町で1,000万円、多分残り半分えぼしスキー場が1,000万円としていますが、この部分確かに1,500万円何回もかけるよりは前後の温水型パイプを埋設したほうが、後々経費も安くなるしいいのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) ご指摘のように、灯油と電気を比べますと確かに電気のほうが高いです。ただし、これから温水パイプにしようとしますと大体4,000万円が見込まれます。電気の修理のほうが3,500万円で多少500万円の差はありますけれども電気が高くて経費的にかかるとは思いますが、本区間はえぼしスキー場に至る最急区間で温水パイプでやりますとレール方式で融雪しますので、最急勾配のところでこれでやりますと自動車がスタックして上れなくなる車もあるということで、えぼしスキー場からも電気のほうで修繕してほしいという要望もありました。それから、えぼしで電気代も今全部負担しておりますので、そういうことでえぼしの意見を尊重しております。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 齋藤議員、宮城蔵王のスキークラブの理事長をやっているのでよく詳しくわかると思いますが、あそこの路線の中でちょうどえぼし路線なんだけれどもその中で一番厳しい、勾配が急だ、しかもそこのところで事故が起きやすい、スピードが出る、いろんな等々の中から実はあそこのところに電気のヒーティングを入れることになったんですね。ですから後は、前後については民間でやっていたということであります。ですから、それはほんのずれちゃうと滑っちゃうということもありますからそういった面で、一番難所をやはり今後も継続してやっていく必要があるんではないかと。そんなことで道路交通交付金だったっけな……国の交付金使えるんだね。(「防災安全です」の声あり)防災安全か。防災安全という交付金も500万円ぐらいいただけるんです。歳入をみてもらうとわかりますけれどもそういったことを活用しながらやっていきたいと思っていますし、それとさっき言ったように、新たにパイプで電熱線でなくてやっていくとなるとそのぐらいの大きな費用がかかるということで、県もいろいろと心配してくださっているわけでありますしそんなことで、一番難所を今までどおりやっていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思っています。

議長(佐藤長成君) ほかにありませんか。12番加川 敦君。

12番(加川 敦君) ご説明のありました東北観光復興対策交付金を活用して台湾プロモーション云々についてちょっと質問したいんですけれども、これはいただきました資料の28ページ商工費の7目と29ページの8目かなと思うんですけれども、特にこの8目の東北観光復興対策交付金広域連携事業費となっております。国庫支出金を大分いただいているのはいいんですがやっぱり一般財源からも、どうでしょう2割ぐらいは負担しているようなのでちょっと内容を確認させていただきたいんですけれども、広域連携ということはやっぱりどちらかの市町村と連携してやるのかなと思うんですが、どういう位置づけなんでしょう。蔵王町は負担金なのか、あるいは蔵王町は蔵王町として単独でやって、たまたま白石とかどこかと一緒にやるんだという事業内容なのか、もう少し詳しくまずは、教えていただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まず、7目と8目2つの項目がございます。このうち8目のほうは広域連携事業費ということで、加川議員おっしゃるとおりこちらにつきましては台湾の旅行博に出店をいたしますが、そちらについては山形市、上山市、白石市、蔵王町この4市町共同で行うという内容でございます。それから隣の白石市と連携をして行うものにつきましては、多言語観光ホームページの作成等については白石と連携をしながら行うというものでございます。

  なお、この東北観光復興対策交付金につきましては、対象事業費の8割が交付されます。残り2割につきましては、復興特別交付税で措置をされるという内容でございます。

議長(佐藤長成君) 加川 敦君。

12番(加川 敦君) わかりました。

  ただ、多言語観光ホームページ作成業務委託料、今の話ですと蔵王町じゃなくて白石その他の地域と合同してとおっしゃいました。随分高いものなんですね。それから、情報発信業務委託料もまあまあ高いなと。この内容については何か聞いておられますか。例えば言語なんというのは多言語、何カ国後に翻訳するんでしょうね。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まず初めに、多言語観光ホームページの作成業務の委託料でございますがこれは白石市との連携ということで、白石市は既にホームページの多言語化をやっておりますが、その更新を行うという内容。それから蔵王町につきましては、まだ多言語化をしておりませんので今回初めて多言語のホームページを整備するという内容で、計画を申請しております。多言語につきましては、5つの言語での表記を考えております。それから情報発信業務の関係でございますが、これは特に台湾ですとか東アジア、東南アジアの旅行者の情報収集の方法というのはインターネット、あるいはSNS等で旅行に関する情報を入手するのが一般的でございますので、そういった媒体に効果の上がる情報の発信の仕方をしていくということで、そちらの委託料ということで考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) 加川 敦君。

12番(加川 敦君) わかりました。

  今、最後のほうで説明のありました公告にしましてもSNS等を利用ということでしたが、私も一応コンピューター屋なのでこの辺はちょっとフォローしておこうと思っていますけれども、まさにホームページとかペーパーの時代じゃなくて、ホームページをつくったからそれを見てくれるだろうということじゃなくて、まさにSNSとかCGMというんだそうですけれどもそれを組み合わせたクロスメディアマーケティングというんだそうですよ、多分皆さんはこれによってプロモーションされた地域とか、ユーチューブで見たものは皆さん接しておられます。これがこのクロスメディアマーケティングを使うということらしいんですけれども、詳しくはちょっと今ここで言いませんけれども何かそういう新しいキーワードを、課長聞いておられますか、何だこりゃと。今までなかった確かにいい手法だなというものをもし聞いておられたら、お答えいただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  私個人はそういう媒体については余り深い知識はございませんが、インターネットなりSNS、ユーチューブとかそういったものを効果的に活用できるように、そのほかの項目の中でも動画作成の委託料ですとか写真撮影の委託料という形で、材料になるものをきちんとそろえながらいい情報発信をしていくと、そういう考えでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 今の加川議員の質疑とも関連はすると思うんですけれども、今の項目のもう一つ上の7目のいわゆる東北観光復興対策について、お伺いしたいと思います。

  これに観光振興基本計画策定委託料というのが組みかえということで、上の観光費の中の13節の中で496万円から540万円ほどにふえております。このふえた理由はどのような理由なのかということと、それから観光ニーズ調査ということで分析業務委託料ということなんですが、いわゆるどこかにニーズを調査するということになると思うんですが、これはどのように活用する予定でこのような委託をするのかということですね。それから、項目海外プロモーションとか、写真撮影、キャラクターのテーマとか、ここに委託の内容が書いてありますがこれについても、もしよろしければ説明を願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まず、大沼議員おっしゃるように観光振興基本計画の予算については、観光費で当初予算4968,000円を計上しておりましたが東北観光復興対策交付金で認められましたので、今回予算を組みかえをさせていただくということでございます。それで金額に若干の差が出ておりますが、こちらは最初に提出をいただいた参考見積額が後からちょっと変更になったということで、この540万円の金額で交付金にも申請をして認められているということで、ご理解をいただきたいと思います。

  それから、2番目の観光ニーズ調査分析業務委託料の関係でございます。これは観光振興基本計画の策定とリンクしてまいります。今後10年間の振興計画を策定するに当たって、蔵王町を訪れている観光客のいろんな特徴なりそういうデータを緻密に調査分析をして、今後の戦略に活用していきたいということで委託をするものでございますが、10年間の計画の策定と調査分析については、一体的に行いたいなと考えているところでございます。

  それから、委託料全般についてどういった内容なのかということでございますが、まず海外プロモーション用動画作成業務の委託料につきましては、これは既に平成28年度にドローンの撮影を委託して秋と冬の動画を撮影しております。平成29年度につきましては、今後春と夏のいろんな風景とかイベントを撮っていただくということで、こちらは既に当初予算に組み込みをして業務をお願いしているところでございます。そういった素材、それからいろんなイベントとかそういったものを組み合わせて編集をして、海外のプロモーションの際にそういった情報を発信しながらやると。あるいはインターネット等を使ってホームページ、SNSでもそういったPRの動画を流すということで考えているところでございます。

  それから29ページになりますが、海外プロモーション用写真撮影の業務委託につきましても動画と同じように、今蔵王町のいろんなPRするための素材を撮影して活用していくということでございます。

  それから、PRキャラクターのテーマ曲作成業務委託につきましては、ざおうさまのテーマ曲を新たにつくるということで、より一層PR効果を高めるということで考えております。

  それから、現地商談会商談業務委託料につきましては台湾あるいはタイというところでの現地商談会を考えておりますけれども、そこで通訳も含めながらある程度旅行業の内容もわかっている方に蔵王町側の交渉代理人として商談をしていただくと、そういう部分での委託を考えているところでございます。

  それから最後に、旅行エージェント招請事業委託料につきましては、これはタイからの旅行エージェント3名から4名ぐらいを想定して実際に蔵王町方面に来ていただいて、いろんな体験やいろんな景勝地を回っていただいて、そこから情報発信をしたり、あるいは新たなツアー商品造成につなげていきたい、こういう考えでございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 大体今の説明では理解をいたしました。

  そんな中で、プロモーション用の動画と写真に関しては、いわゆるインバウンドのお客を誘致することに活用したいということで理解して今多分よろしいんでしょうかと思うんですが、一番インバウンドの中で旅行のエージェントの招聘の委託事業ということで、これに関してはやはりきちんとした形のいわゆる対象になる国の人をきちんと呼んで、やはりいいところを見てもらいながらやるというのは非常に大切なことなのでこの辺のところの詳しいもし内容があれば、ちょっとお伺いをしたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えいたします。

  まず、今回エージェントの招請ということで考えているのはタイの旅行業者ということでございます。それで行政側とあわせて蔵王町の観光物産協会事務局長も二、三度既にタイに行っていろんな情報収集なんかをやっておりますのでそういう現地の情報から見て、ある程度力のあるとかそういう今後蔵王町のPRをしていくのに、事業展開に有用な旅行業者だという選択できるところを呼んできたいなと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) ちょっと確認をさせていただきます。19ページの町債関係でございます。

  ここで90万円の追加ということですが、これについて事業費は変わりないんですが財源内訳変更ということになっておりました。どういった理由から起債の額がふえて充当率が変わったものなのか、その辺についてちょっとお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えをします。

  林道青麻山線の避難道路の整備につきましては、当初から1,9359,000円という事業費で考えておりましたが、県の補助金が6453,000円から5539,000円に減額されまして、その分を90万円財源補正いたしました。これにつきましては、当初の予定どおり避難道路を整備したいということで計画したものです。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) わかりました。

  それで起債なんですが、交付税措置についてはどのような形になっておるのでしょうか。ちょっとお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  今回の事業は17ページの地方債の補正の変更になりますが、緊急防災・減災事業でございます。地方債の充当率は100%でございまして、そのうちの交付税算入率、後から交付税として国から交付される分でございますが、それが70%でございまして財源的に大変有利な制度と思っておりますので、こちらを今活用してまいりたいという内容でございます。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 了解しました。

  19ページの町債のほかの起債についてなんですがほかの起債について、交付税措置があるものはこの中でほか4点ほどあるんですが、どれに該当いたしますでしょうか。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) ほかの分については充当率が90%、交付税措置がその20%、2割という内容になっているところでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。9番三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) 東北観光に戻ります。

  やっと私も横文字を追いかけていって話を聞いていますと議案も読んでいますと、テレビドラマを見ているような言葉しか出てこない大変遠い世界のような感じで、先ほど来説明を聞いていました。だんだん姿が見えてきたわけですが、29ページの備品購入で翻訳タブレット購入というものがあるんですけれども、この辺の内容と活用について、ご説明をお願いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  翻訳タブレット購入費でございますが、これは相手方が外国人の方、こちらで対応するときにやはり言葉が通じなくてうまく対応ができないというものが、外国人が旅行に来たときの一番ネックになることでございます。翻訳タブレットにつきましては、両方向型ということで同時通訳機能を持ったものでございます。金額的には2台買う分の金額でございますけれども、まず1台は観光案内所に置きたいなと。もう1台については農林観光課で保有しながらいろんなプロモーション活動なり、それから旅館なりホテルなりそういったところに一応デモ機という形で使っていただく形を考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) ありがとうございました。

  たった2台ですか。ということは大変ホームページというかインターネットなんかで私も夕べも勉強して一夜漬けで来たんですけれども、本当にエージェントなんだか役所なんだかわけわからなくなるくらいつながっているわけですよね、ネットで。こういう世界になったんだなと思って驚いたわけでございます。それでちょっと確認したいんですが、この事業今年度で単発なのか、あるいは2年、3年と続くのかということです。それをまずお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えいたします。

  この交付金事業は平成28年度から始まりまして3カ年継続ということですが、申請については単年度ごとという内容でございます。(「オリンピックまで」の声あり)

議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) わかりました。

  今町長からもオリンピックまでと小声でご説明をアドバイスいただきまして、ありがとうございます。今集中的に国をあげてインバウンドということで、特に東北地方ではここで示されているように復興関係、それからそれが日本全体のほかに東北全体、そして広域、さらには町独自と大変手厚いフォローをしてもらっているわけでございます。ここで町長にお伺いしたいのは、やはり事業をやる以上は目標をどの辺に定めているか、その辺をお伺いしたいと思うんです。ということは東北観光機構ですと3年後に3倍にすると。これはインバウンドだけですけれども、身近なところでは丸森にあるDMOにつきましては、仙南の観光客を1,000万人だったものを直ちに回復するところに目標をおいているということで、先ほどのタブレットにもありましたがやっぱり受け入れ態勢なんかも心配なところがありますけれども、町長はどのようなところにターゲットというか目標をおいているか、最後にお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 目標を定めるには一つの何も全くゼロの段階からの目標もありますでしょうし、少し実績が上がっていく中からの目標等もあるんですね。そういった面では冬の関係ではホテルなんかにお泊りをいただきながら雪を楽しんでもらったり、また樹氷原ということでこれもできるだけ1万人ぐらいになっていけばなと思っています、まず冬の。それと仙台市なんかとも提携したりしているものもありますので、それについてはちょっとまだはっきり言えないですがそれと、去年からテスターでやって今回から本格的にやった雪の壁ウオークありますよね。あれなんかでも実績がきちんとタイからバス3台、台湾から1台ということでそういったこともやっと今回そういう実績が見えてきたので、そういったことを土台にしながら1,000人目標にしていきましょうとそんなことを。ただ、あくまでもお宿との問題もありますからインバウンドをちょっと苦手なお宿もありますので、ですからその辺の受け入れに当たってのお宿の整備なんかもあわせて町だけが進むんじゃなくて、旅館組合との調整また観光協会、物産協会とのそういったことを3団体が一つになっていかなければ、あと受け入れ施設問題その辺の整備もですね。その中でタブレットというものも先ほど購入させていただくわけでありますが、言葉の壁というものもあるわけですからそんなことを考えております。何しろ実績をつくりながら、そしてオリンピックまでの先ほど言った3年間というのはそういう一つの平成28年度から始まりながらやっていますので、できるだけオリンピックに向けての活用をしていきたいと。簡単にいうと100%近いわけですからこういったものをうまく活用することが、私たちの観光と農業のまちだろうと思っています。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。15馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 同僚の三沢議員との関連になります。町長の説明である程度わかりました。確かに今、今回観光に関して3年間の事業として国、県の補助金を活用してやっていくというのはこれはいいことだと思うし、最大限に活用すべき事業だと思っています。ましてや観光を産業としている蔵王町としてはいい事業の取り組みかなと思っておりました。ただ、先ほどの町長の答弁の中で最後に触れた私が一番気になっているのは、受け入れる側をどうするかと。やはりこの事業をどんどん進めることによって、蔵王町においでいただけるインバウンド関係者ふえると思っております。また、それを期待しております。しかしながらその逆にふえた方々が何らかの形の中で、蔵王町に対して印象が悪いとか対応が悪いとか、そういうものをネットとかそういうものに出されてしまえば、せっかく関係者が頑張ったとしてもマイナスになってしまう。これが今の時代の流れだと認識をしております。そういう面においては進めるのは大変結構なんですが、それ以上にやはり蔵王町が観光に携わる旅館業、それから関係者を含めてどのような体制づくりを今後進めるか。それは早急にやらなければ逆に、蔵王町にとっては取り返しのつかない結果を生む可能性も否定はできないなと思っておりますのでその辺について、もう少し踏み込んだ説明をいただきたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  私でも馬場議員と全く同じことを考えております。それで、議案書29ページ8目の事業費の中に13節の委託料の項目の一番下、インバウンド受け入れ研修業務委託料ということで1167,000円を計上させていただいております。これは、まさに旅館業の方々、あるいは観光に携わる方々を対象にした受け入れの研修会ということで、年に2回行うという内容で計画をしております。現状、常に外国人観光客を受け入れ可能な施設は、現段階では3施設でございます。それ以外の和風旅館については、むしろ受け入れたくないと。日本人の観光客だけ受け入れたいという意識が非常に強いわけでございますが、今この日本のインバウンドの情勢を見ますと外国人を受け入れるということはもう避けて通れない情勢だと考えておりますので、そういった観点からもこういう研修会をやりながら意識の改革、受け入れ態勢の整備そういったものに努めていきたいと考えております。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) ぜひそれを進めていただきたいと思う半面、今課長の説明で残念ながら宿泊施設の中で受け入れを望んでいるのが少ないということがございました。町長はこういう話を聞いていますよね、山形で農家民泊関係で外国人を受け入れていることをおやりになっている方々がいます。その方々は決して最初は不安だったけれども、言葉の壁というものを余り意識しなかったと。マイペースでやったら来る方々が何らかの形で意思は通じるということで、ある程度今も人気があって活用されているという事例もちょっとありますので、やはりそういうさまざまな事例を持ちながらやっぱり進めていかなければ、全体としてインバウンドを活用はできないのかなと。まず将来に向けて外国人の受け入れる土台はできていかないのかなと思っております。我々総務で昨年九州に視察に行ってまいりました。やはり九州でインバウンド関係でお客さんが多いところというのは、もう団体じゃないんですね。外国の、本当にこういう言い方は失礼なんですが旅行なれしたという関係の方々が、少グループや家族とかそういう形でおいでになっていて、その受け入れ態勢もやっぱり構築されているということを目の当たりにしてきましたので、やはり東北おくれていますがそういう地域をあげての体制づくりをしていかないと、せっかくの事業を推進しても将来に向けてはいい形が生まれないのかなと思っておりますので、先ほど何か2回の研修という形でしたがやっぱり関係者と協議をしながら、できるだけ多くの協議とか情報交換の場所を設置をいたしまして、最終的には行政主導ではなく受け入れる側の方々が自立してそういう態勢を維持できるような、北海道でいえばニセコのような形をちょっと目標にして進めていっていただければいいのかなと思っておりますので、最後に町長の考え方を示していただければと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 全くそうであります。台湾あたりは特に民泊を、しかも高校生だとかの修学旅行が民泊希望でそうしてやっているんですね。日本と違うのが台湾の場合は、国が日本へ行って民泊をしながら、そして日本のすばらしい礼儀作法も含めてそういったことを、そして日本の野菜づくりだとかそういった世界の中でもとても優しいと、つくる段階でも。だからそういったこともちょっとやはり見てくるべきではないかということで、国が随分費用を負担しながらやっています。そういった中で宮城県で今受け入れているのが南三陸が受け入れているんですね、山形では一般農家。ただそういった話をちょっと私ここでお話をすると蔵王町の場合は、どうしても生産するのにいってみれば3ちゃんといったら失礼だけれどもお父さんとお母さん、奥さんと夫婦でやっている。あとはせいぜいいても子供ぐらい、その中でなかなかもう野菜づくりだけで精いっぱいだということが1つなんですね。もう一つが言葉の壁にぶつかって対応しにくいと。ですから遠刈田の和風旅館と同じ考え方もあるんですね。それをやはりお話をしながら受け入れ態勢をしていく。そして実は南三陸あたりは漁業体験も農家とあるんだけれども漁業の皆さんも忙しいんですよ。だけれども実際的にはサラリーマンの家庭に泊まったりしているのが多いんです、実は。だからそれを余り真面目にということでなく、若干このいろんな皆さんが大体で農家で畑づくりしたり農家の皆さんの体験をしていくとか、そんなことをちょっといろいろと考えて受け入れ態勢をしていかなければいけないなと思っておりますので、おっしゃられるとおりだと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。13番伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 35ページの保健体育費の区分18で備品購入費77万円がありますけれども、これ何か自転車を買うという話をちょっと聞いているんですけれども何をやろうとしているんですか、教えてほしいなと思います。

議長(佐藤長成君) スポーツ振興課長。

スポーツ振興課長(森 良光君) お答えをいたします。

  35ページの備品購入費の77万円でございますが、こちらにつきましてはB&G財団が2017年度のコミュニティ機能付加改修支援事業ということに募集がありまして、応募をしたところ5月1日に決定通知を受けました。このことを受けまして申請内容に基づきまして、今回備品購入費として計上をさせていただいたところです。内容につきましては、健康づくりとコミュニティーの再生に資することを目的として子供用から一般の方までを対象にした海洋センター備えつけの貸し出し用の自転車を購入して、皆さんに広く健康づくり等々に寄与して海洋センターで活動していただきたいと。そのための備品購入ということを考えております。(「自転車何台買うのかな」の声あり)

議長(佐藤長成君) 課長、自転車何台ぐらいまで説明願います。

スポーツ振興課長(森 良光君) 具体的には自転車は11台を想定しております。これらにつきましてはレーサー用の自転車から電動アシストつきの自転車であったり雪上も走れるファットバイクですか、あとは当然海洋センターを拠点にしてということでございますので、子供の皆さんが魅力を感じるような自転車を配備して推進をしていきたいと考えておるところでございます。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) その自転車ですけれども観光客にも貸し出す予定ですか。

議長(佐藤長成君) スポーツ振興課長。

スポーツ振興課長(森 良光君) 後々は近辺の方も、例えば仙台圏であったり近くの方も海洋センターを訪れていただきまして、あくまでも海洋センターの利用を促進していきましょうと財団の趣旨のもとに今回を申請したところでございますので、広く周知がなされてそのようになれば観光事業ともタイアップをして関係者の方々とも力を取りあって、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 実におもしろいと思うんですね、そういう自転車でB&Gだけでなくて外側の蔵王町のすごい景色のいいところいっぱいあるんですよ。そういうコースみたいなものを観光客にも行ってもらいたいというコースで示して、ぜひともやってほしいと思いますけれども、その辺の考えをちょっと教えてくれますか。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 伊藤 東議員から一般質問もいただいたところであります。そのときにもいろんな障害的なものもありますでしょうし、ですから環境を整えられるところは整えていきたいと思っていますし、それとこれについてはあくまでもB&G財団でありますから一つの目的があるんですね。目的というのはそこの施設をもっと利用度を高めながらそして、町民の健康意識、健康を増進させるという目的があるんですね。ただ利用度が今後の自転車が利用度が足りない、そしてまた同じ町内の中でも遠刈田地区でどうしても健康増進のために必要だといた場合には、そこでどこにおいて利用できるか含めて検討していきたいなと思っていますので、まずその目的というものがあると。そんなことで18ページ見てもらうとわかりますが支出だけ見るんでなくて、支出中の収入が18ページ見てもらうと財団から100万円というのが入っているんですね。だから一般財源だけではなくて、財団からの100万円でこれを活用していくんだということがおわかりになります。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 今の東議員の質疑に対して関連です。B&G財団からのお金で買うということなんですが、これに対して貸し出しについて、町の財産となるわけですから使用料とか管理とかはどのような形にしていくのか、その辺のところを1点確認だけしたいと思います。

議長(佐藤長成君) スポーツ振興課長。

スポーツ振興課長(森 良光君) あくまでも財団のひもがついているということで、体育館を活用しながら今の利用の人数に増して使っていきましょうということがありますので、海洋センターの備えつきの備品だという解釈から現在のところは海洋センターの使用料で対応させていただきたいと。なお、今後調査を加えて必要なのであれば、レンタル料金を少しアップして云々という話は今後考えられるのかなと。当面は海洋センターの使用料で半日単位で対応させていただきたいと考えております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。9番三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) 観光費関係でもう一点お伺いいたします。

  28ページの6目の地方創生事業の中の委託料、町民の方々からこの委託料というとうんと聞かれるものですから内容を確認しておきます。観光客誘客事業委託料当初400万円、ここにきて300万円倍まではいかないんですが大幅な増額になっているわけですけれども、この辺の理由についてだけご説明をお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  三沢議員おっしゃるとおり当初で400万円を計上いたしまして、今回それに300万円の追加という内容でございます。こちらにつきましては、インターネットを使って予約をする場合に平成27年度、28年度、ざおうさま割という形で一部宿泊費の割引制度を活用して宿泊客の増加を図るという事業をやってきております。この事業が特に昨年度の実績でいきますと21施設がその事業に参加をしたわけでございますけれども、そのうちの19施設でネット予約でお客様が来たと。その19施設のうちに11施設がペンションだったということでございます。それで宿泊施設の中でも旅館、ホテル、ペンションと3種類ありますけれども特にペンションの業績が非常に厳しいという実態がございます。そういうことで昨年度のネット予約の実績も踏まえながらある程度ペンションに宿泊客の確保がつながる施策ということで、今回300万円の追加をさせていただいたというところでございます。

議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) 内容はわかりました。

  そうしますと具体的にはどのような形でフォローしてやるということをお考えですか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) 具体的には蔵王町の観光物産協会に委託をする事業ということで考えておりますが、そちらでこの事業に参加する事業者をまず募って、そこの施設の紹介をインターネットのサイトでやりながらお客様がそこに予約を入れれば割引分を差し引いて支払いをするとこういう内容になります。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) それでは職員の再任用関係について、ちょっとお伺いをいたします。

  今回給与費関係随分増減がございました。職員の新陳代謝で1,900万円ほどの減額になっているようでございます。そこで今これが始まって3年ぐらいたつんですけれども、当初は私のときは年度ではなくて年末あたりに前にも1回あったんですけれども進めておったんですけれども、どういった形で新規採用と再任用職員の定数の関係というのもあろうかと思うんですけれどもどの段階で意向調査をしておるものなのか、新規ですと前の年あたりからやっていないとちょっと間に合わないんですけれども、それでどういった職員配置を考えながらそういったところの予算関係もありますので、その辺をどのような計画でもってやっているのか、その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 再任用関係について、私からお答えさせていただきます。

  まず、再任用についてでございますが当然、意向調査というのは職員の新規採用に関連しますので、早目にやらせてもらっております。具体的には春、年度始まってすぐというわけじゃないんですが春の内に大体意向を確認し、さらにうちの人事配置計画に従って配置をするということにしてございます。どういう計画という話がございましたが、基本的には当然1年ごとの更新になりますが法律上は基本的には再任用希望ということで、町の職員の配置計画に合致すれば再任用ということでお願いしておるというのが実情でございます。職員の定数云々という話もございました。当然週5日働いていただく再任用職員は職員の定数内ということで、今回補正予算、給与費明細の補正もさせてもらっているということでございます。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 要望があれば町としてはそれを受け入れて再任用職員ということで勤務させなくちゃないということなんでしょうけれども、その中で丸5日と丸4日という職員がいるようでございます。5日は定数に入りますし4日でも社会保険をかけてという形になるんでしょうけれども、各課においての優秀な経験がある職員なもんですからどういった計画で、来年もまた退職職員が出てきます。再来年も65歳までということなんでしょうから。だんだんとふえてくるわけでございます。そうしたときに……(「予算審査なので」の声あり)

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君に申し上げますが予算審査ということになりますので、(「補正予算」の声あり)関連補正予算にかかわる件について、質疑を願います。

1番(齋藤英之君) 定数の関係で各課に当初割り振りした職員が今回異動でそこを削って別に配置したということなんでしょうけれども、そういったことの計画性ですね。いろいろ事情もあろうかと思うんですけれども、どういったことでここの職員配置はこのぐらいという形に持っていくものなのか。いろいろ事業との絡みもありますでしょうし、なかなか難しい点はあろうかと思うんですけれども、その辺の統一した考え方について、ちょっとお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 齋藤議員は私どもの先輩でございますので以前というか、今までの再任用のあり方というものは、はっきり申し上げますと何とか児童館長とか、図書館長とかということで、いわゆるそういう場所に勤務をいただいたということでございます。ただ、今回皆様ご存知のとおり退職者が12人という非常に多い退職者で、ほとんどの方が再任用を希望ということでございました。やはり我々としても私の先輩にもなりますが、優秀な管理職だったりという職員でございます。こうした方に後輩の指導とあわせて一般業務を立場を変えてやっていただくということで、今年度からはいわゆる主査クラスで、指導員兼主査ということで一般の業務、いわゆる係長程度の役職になりますが、そういった業務をきちんとやっていただくということで、先輩だから遠慮するということではなくて、係長業務をやっていただいております。もちろん先ほど申し上げましたとおり新規採用とのバランスを考えながらさらに当然役場でもやっていく仕事が年々変わってまいります。例えば子育て支援課を設置し、さらに支援センターということでセンターも設置すれば、そこに職員の需要が上がると。そういったことも全体的に見越しながらやはり新規採用とあわせて配置計画をつくりながら再任用という職員の方に頑張っていただいているというのが実情でございます。これは次年度以降もやはりそういった形で進めていくべきだろうと思っておるところでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。2番村上一郎君。

2番(村上一郎君) お昼もありまして済みません。

  先ほどの社会体育振興費で1件確認しておきたいと思ってはいたんですが、今回B&G財団から海洋センターの利用状況が大変素晴らしいということでお褒めをいただいているんですけれども、100万円がさらに財源として補助いただけるということでございますけれども、今回のロードバイクの購入費で77万円の予算化なんですよね。ほかの23万円はどう使われるのか。恐らく返すことはないんだろうとは思っておりますけれども、その辺もあわせてご説明いただければと思います。

議長(佐藤長成君) スポーツ振興課長。

スポーツ振興課長(森 良光君) お答えをいたします。

  35ページの社会体育振興費で今回11節の需用費196,000円、12の役務費5万円ということで、これらの消耗品、例えばヘルメットの防具プロテクターであったり、貸し出しに際しまして自転車に管理上の不備があったというところの傷害保険というものも申請しておりまして、これらを含めて1016,000円という額を計上しております。100万円は財団から一般財源で1万6,000円ということで、財源の内訳にもあるとおりそのようなことでの計上をさせていただいておりますので、2目の体育振興費につきましては関連ということになっております。以上です。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) わかりました。

  関連するものも全てお認めいただいているということの予算措置ということで、理解をさせていただきました。ぜひこういうものを活用して、さらなる海洋センターの活用が町民の健康増進にも寄与するわけでありますから一所懸命取り組んでいただくように、これからも鋭意努力していただければと思います。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) それではちょっと押し迫っておりますけれども町債関係について、1件だけちょっとお伺いしておきたいと思います。

  今回町債につきましては3億9,230万円から4億円台というところになったわけでございますけれども、これまでの考え方ですと3億円台にとどめたい、おさめたいという考え方できているのではなかったかなと。こういう思いもありますけれども先ほどお話もございましたように充当率であったりそういった有利な分があるとそういうことは理解はいたしますけれども、今後のこうした町債の借り入れに対しての考え方をまず、お伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  今回起債の変更があって4億円という合計になっておりますが、これまでは起債を3億程度にとどめて、財政を運営していくという考えでおりました。その考えはずっと今も考え方は変わりはないんでございますが、今年度につきましては当初予算の編成の際に交付税が減額になったということがあって、それをどういうふうにして入歳出のバランスをとっていくかと考えたときに今回は、やはり起債に頼らざるを得ないというところがありまして、その起債の中でも交付税の絡みもありますが臨時財政対策債で2億6,000万円近い起債をして計画しているところでございますので、それも含めての今回4億円という形になっておるわけでございます。ですから臨時財政対策債については、後々交付税で措置されるということも見越しておりますので、それを引いたところで3億円は超えないような形は維持していかなければならないということで、基本的な考えを持っているところでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) 理解をいたしました。

  大変何といいますか、地方交付税であったりこの前上がってまいりました特別交付税であってもこれまでとはちょっと違った形で減額になっているところが見えてきている。さらにさまざまな需要であったりそうしたところもふえている中にあって、いろんな有利なところを活用しながらということでお話ございましたので、今確認しましたように限度額については今後もこうした3億円台を維持していきたいと。今回はたまたまそうしたところが重なったということでございますけれども、町債につきましてはやはり今後、後年度負担に必ずかかわってくるところでもございますし、できるだけそうしたところは抑えていただいて後年度負担を軽くしていただきたい、こういう思いで質問させていただきました。ぜひ今後とも、こうしたところの観点につきましては3億円台を維持していただきたいなという思いでございますので、質疑をさせていただきました。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  では12時過ぎていますけれども、続けたいと思います。ご協力をお願いします。

                                           

     日程第1 議案第42号 平成2年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算

                  (第1号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第16、議案第42号平成29年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今上程されました議案第43号……(「42号」の声あり)失礼いたしました。只今上程されました議案第42号「平成29年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、歳出予算の補正であり扶養手当等を増額し、「予備費」で同額を減額しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議のうえ、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第43号 平成2年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第17、議案第43号平成29年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今上程されました議案第43号「平成29年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)」について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、人件費の補正であり、収益的支出において、「上水道事業費用」の予定額から5368,000円を減額し、その総額を3億6,5123,000円にしようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでございました。

     午後0時25分 散会