平成28蔵王町議会第2回定例会9月会議

                                           

平成28年9月12日(月曜日)

                                           

     出席議員(15名)

     1番  齋 藤 英 之  君       2番  村  一 郎  君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  松 ア 良 一  君

     6番  外 門   清  君       7番  大 沼 昌 昭  君

     8番  齋 藤 喜 蔵  君       9番  三 沢   茂  君

    10番  村 山 一 夫  君      11番  葛 西   清  君

    12番  加 川   敦  君      13番  伊 藤   東  君

    14番  平 間 武 美  君      15番  馬 場 勝 彦  君

    16番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし)

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

齋 藤 俊 一  君

会計管理者

会計課長

 

山 崎 恒 男  君

総務課長

 

平 間 喜久夫  君

防災専門監

 

今 村 敏 男  君

まちづくり推進課長

 

我 妻   敦  君

町民税務課長

 

近 江 忠 彦  君

保健福祉課長

 

宍 戸 光 晴  君

子育て支援課長

 

芦 立 信 介  君

環境政策課長

 

芦 立 敏 彦  君

農林観光課長

 

村 上 正 文  君

建設課長

 

高 野 正 人  君

上下水道課長

 

伊 藤 雅 浩  君

病院事務長

 

阿 部   宏  君

教育長

 

佐 藤 茂 廣  君

教育総務課長

 

菅 野 和 茂  君

生涯学習課長

 

我 妻 清 志  君

スポーツ振興課長

 

森   良 光  君

代表監査委員

 

伊 藤 悦 雄  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

村 上 惠 造  君

書記

 

佐 藤 桂一郎  君

                                           

     議事日程 第3号

 

平成2812日曜日)    午前10時00分  

 

日程第 1 会議録署名議員の指名

 

日程第 2 諸般の報告

 

日程第 3 議案第41号 平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めること

             について

 

日程第 4 議案第42号 平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定

             を求めることについて

 

日程第 5 議案第43号 平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求

             めることについて

 

日程第 6 議案44号 平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定

             を求めることについて

 

日程第 7 議案45号 平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求

             めることについて

 

日程第 8 46号 平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認

             定を求めることについて

 

日程第 9 議案第47号 平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の

             認定を求めることについて

 

日程第10 議案第48号 平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めること

             について

 

日程第11 議案第60号 平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

 

日程第12 議案第61号 平成28年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

 

日程第13 議案第62号 平成28年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)

 

日程第14 議案第63号 平成28年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

 

日程第15 議案第64号 平成28年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)

 

日程第16 議案第65号 平成28年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 

日程第17 議案第66号 平成28年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第

             1号)

 

日程第18 議案第67号 平成28年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)

日程第19 陳情第 3号 宮城県の子供医療費助成拡充等を求める意見書の提出を求めるこ

             とについて

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


     午前10時0分  開

議長(佐藤長成君) 皆様、おはようございます。

  きょうもぐずついた天気が続いているようであります。稲刈りを前にしてこういった天気、大変心配なところでございます。そんな中、先週議員各位におかれましては決算審査特別委員会5日間にわたっての審査、大変お疲れさまでございました。

  本日の日程でありますけれども、それを受けての本会議での採決ということになります。また本日追加案件、陳情書が提出され、それを受理しておりますので追加案件として上程されるところでございます。どうぞご審議のほうお願いしたいと思っております。

  それでは、これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、14番平間武美君、15番馬場勝彦君を指名いたします。

                                           

     日程第2 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 日程第2、諸般の報告をいたします。

  去る8月30日に決算審査特別委員会に付託された事件の審査結果報告については、お手元に配付のとおり、決算審査特別委員長から報告があります。

  次に、お手元に配付の陳情書一覧のとおり、1件の陳情書が提出され、陳情第3号として受理し議案としてお手元に配付のとおりです。

  次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                           

    日程第 3 議案第41号 平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 4 議案第42号 平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 5 議案第43号 平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 6 議案第44号 平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 7 議案第45号 平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 8 議案第46号 平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第 9 議案第47号 平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

    日程第10 議案第48号 平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第3、議案第41号平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第4、議案第42号平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第5、議案第43号平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第6、議案第44号平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第7、議案第45号平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第8、議案第46号平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第9、議案第47号平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて、日程第10、議案第48号平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて、以上8件については、いずれも決算審査特別委員会に審査を付託したものでありますので、これらについては一括議題といたします。

  なお、質疑については決算審査特別委員会で終了しておりますので、討論、採決について議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。

  決算審査特別委員長より、審査の結果について報告願います。2番村上一郎君、登壇願います。

〔決算審査特別委員長 村上一郎君 登壇〕

2番(村上一郎君) 決算審査特別委員会審査報告をいたします。

平成28年9月9日

  蔵王町議会議長 佐藤 長成 殿

決算審査特別委員会委員長 村 上 一 郎

決算審査特別委員会審査報告書

  平成28年蔵王町議会第2回定例会9月会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された下記議案は、審査の結果、下記のとおり認定すべきものと決定したので報告します。

議案番号

件         名

議決月日

結 果

 

41

平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の

認定を求めることについて

9月9日

認定

 

42

平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算

につき議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

43

平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につ

き議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

44

平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決

算につき議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

45

平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につ

き議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

46

平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決

算につき議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

47

平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業

決算につき議会の認定を求めることについて

9月9日

認定

 

48

平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の

認定を求めることについて

9月9日

認定

 

  決算審査特別委員会審査結果報告

  去る8月30日の本会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された、

  議案第41号 平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第42号 平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第43号 平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第44号 平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第45号 平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第46号 平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第47号 平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第48号 平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

  以上8件については、8月30日に決算審査特別委員会を開催し、9月5日から9日までの5日間にわたり、当局から関係課長等の出席を求めて細部にわたり審査をいたしました。

  その結果についてご報告申し上げます。

  審査の結果、

● 議案第41号 平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  なお、次のような意見がありました。

  1、保育所保育料、住宅使用料、幼稚園使用料及び学校給食費納入金の滞納額縮減が進んでおらず、大変憂慮される状況である。担当課及び町税等滞納整理強化推進連絡協議会における取り組みを強化し、悪質な滞納には法的処分も検討するなど早期完納に努めるべきである。

  2、各種健診の受診率がさまざまな工夫や努力をしているものの、余り向上していない。健診は町民の健康づくりや疾病予防に大変重要であり、現状の分析を行うとともにこれまで以上の創意、工夫を行い、受診率向上に努めるべきである。

  3、河川等町内11カ所の水質調査を年2回定期的に実施しているが、結果について町民に公表していない。安全・安心で快適な暮らしのまちづくりのため、実施した調査結果は速やかに公表すべきである。

● 次に、議案第42号 平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第43号 平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第44号 平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第45号 平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  なお、次のような意見がありました。

  1、平成27年度の賦課業務において誤りがあり、多くの町民にご迷惑をおかけしたことは誠に遺憾である。修正等の説明など事後対応に努めたものの、保険料が増額になった方の一部がいまだ未納であり、今後丁寧な説明を行い、早期完納に努力するとともに2度とこのようなことのないよう十分留意されたい。

● 次に、議案第46号 平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第47号 平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  なお、次のような意見がありました。

  1、平成27年度は医業収益が減少したものの、医業費用の減少や医業外収益の増加により黒字決算となったが、厳しい経営状況は続いている。今後、長期に及ぶ多額の医業未収金の縮減に鋭意努めるとともに、保険福祉課等との連携による公衆衛生活動への積極的取り組みなど、さらに経営改善に努めるべきである。

● 次に、議案第48号 平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  以上、決算審査特別委員会に付託されました案件8件の審査経過並びに結果についての報告を終わります。

議長(佐藤長成君) 委員長の報告が終わりましたので、これより討論に入ります。

  最初に、議案第41号平成27年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第42号平成27年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第43号平成27年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第44号平成27年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第45号平成27年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は、委員長報告のとおり認定することについて賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第46号平成27年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第47号平成27年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第48号平成27年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

                                           

     日程第11 議案第60号 平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第11、議案第60号平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第60号平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)について提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2億9,7167,000円を追加し、予算の総額を591,7363,000円にしようとするものであります。

  今回の補正予算においては、本年度交付予定の普通交付税を補正計上した上で、職員の異動に伴う人件費の補正や、情報セキュリティ強化対策事業に伴う備品購入費及びネットワーク設定に関する委託料を追加をいたしました。

  また、酪農の分業化や担い手育成などに取り組む蔵王36畜産クラスター協議会が補助を受けて牛舎等の施設整備を行うための畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金や、東北観光復興対策交付金を活用して台湾での観光プロモーションなどを行うための委託料などを計上したほか、蔵王病院事業会計及び水道事業会計の補助金を追加したところであります。

  次に、第2表債務負担行為補正については、情報セキュリティ強化対策事業に伴うインターネット接続系クラウドサービス使用料について追加するものであります。

  次に、第3表地方債補正については、臨時財政対策債の限度額を変更するものであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑によりまして主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。13番伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 補正予算について質問してもよろしいんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 補正予算の質問です。どうぞ。

13番(伊藤 東君) 教育費の小学校費74ページなんですが、ここに永野小学校職員用駐車場敷地借地料のお金が計上されています。9万6,000円。実際に私、永野小学校に行って教頭先生と話していたんですけれども、外側に駐車場をつくって校地内の車をそっちのほうに移すんだというふうに聞きましたがそれでよろしいんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) お答えしたいと思います。

  現在、永野小学校の駐車場関係でございますけれども、実際駐車場として使用できるスペースが少ない状況でございます。現在、これまでもでございますけれども、永野小学校の校庭の一部を教職員の駐車場として使っておりまして、来客の方や保護者等の駐車場のかわりとして使用している状態という状況でございまして、それを解消するために今回駐車場として一部、一般の方の土地をお借りして整備するものでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) というと、毎年借地料を払うようになるんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) はい、そのとおりでございます。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 微妙だなと思いまして、職員の駐車場を借りるお金を税金で払う、これは何か違うような気もするんですけれども、永野小学校の子供たちにどういうメリットがあるんですか。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) 現在、校庭内に駐車している関係もございまして、どうしても児童生徒がグラウンドで活動する場合、危険を伴うということが想定されております。それでメリットといたしましてはやはり児童の安全確保が第一かなと考えております。以上です。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 68ページの老人福祉費についてお伺いしたいと思います。

  ここで927,000円ほど介護ロボット導入支援ということになっていますけれども、これは新規で計上されております。これについて誰に何のための補助金なのかお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(宍戸光晴君) お答えをいたします。

  この事業につきましては、国の交付金を活用した事業でございまして、町内の介護事業所が導入するロボット等に対する補助金でございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) その内容はどんな内容なのかお聞かせ願いたいと思います。それからそれに対して今後また導入等発生するのかという部分もあわせてお聞かせ願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(宍戸光晴君) お答えいたします。

  今回導入するロボットにつきましては、ベッドから移乗させる、介護される方を動かすためのロボットと、それから見守りということでセンサー付きのマットで高齢者を見守るというようなことでの申請がございました。

  今後につきましては、同じように国の交付金が引き続き出てくるようであれば、希望する事業所さんもあると思いますので対応していきたいと思います。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) それでは71ページの畜産費についてお伺いしたいと思います。

  これは国県の支出金によって全額補助ということになっておりますが、これに対していわゆる詳しい中身の内容の説明をお願いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  皆様のお手元に説明資料として別紙資料をお渡ししておりますので、まずそちらをごらんいただきたいと思います。

  初めに畜産クラスター事業の説明でございますけれども、畜産農家を初め地域の関係事業者が連携集結をして地域ぐるみで高収益型の畜産を実現するための体制ということで、これに取り組むために蔵王山麓におきましては蔵王36畜産クラスター協議会を平成27年3月25日に立ち上げたところでございます。構成メンバーにつきましては、資料に記載のとおり@からKの構成メンバーとなってございます。この中で畜産クラスター事業としてのどんな補助事業があるのかということでございますが、資料のとおり@として施設整備事業、ハード事業、Aとして機械導入事業としてのリース事業、Bとして調査実証推進事業、ソフト事業という3種類の事業がございます。これらの事業を導入するためにはその前段といたしまして畜産クラスター協議会を立ち上げて、収益性向上に向けた畜産クラスター計画を作成する必要があるということでございます。蔵王36畜産クラスター協議会におきましては、畜産クラスター計画を申請いたしましてことしの6月24日に県の認定を受けているものでございます。今回補正予算に計上させていただきました事業につきましては、この蔵王36畜産クラスター協議会が事業の実施主体となっておりますが、取り組み主体につきましては一般財団法人蔵王酪農センターでございます。今回の整備の内容としましては、施設整備になりますが、保育育成牛舎1棟、搾乳牛舎1棟、堆肥舎1棟、それから付帯設備という内容でございます。総事業費3億9547,440円でございまして、このうち補助金として1億3,7651,000円を国から県、蔵王町を通して取り組み主体に交付するという流れになってございます。

  次のページをごらんいただきます。蔵王36畜産クラスター協議会といたしましては、この資料の下のほうにありますように、取り組み1から取り組み5まで5つのメイン事業を行おうという目標を立てているところでございます。

  取り組み1につきましてはキャトルセンターということで、育成牛をそれぞれの畜産農家から預かって育成をしていくと。

  それから取り組み2につきましてはTMRセンターということで、マニュアルに沿った飼料をそこでつくって提供するという取り組みでございます。

  それから取り組み3は、酪農場ということでございますが、生産基盤を確立するために後継者の育成のための活動、それから主要規模を拡大するためのコスト削減等に取り組んでいく、そういったものが一次ステージとしての考えでございます。

  さらに二次ステージとしましては、取り組み4にありますように、コントラクター、これは自給飼料を経営体が自分でつくるのではなくて専門に飼料づくりをするところに分業化を図って、そして作業負担の軽減を図っていく、あるいはコストの低減を図るというものでございます。

  さらに最後は堆肥センターということで、畜産環境対策に取り組んでいくと、このような5つの目標を掲げてございます。

  資料の1ページに戻っていただきますが、今回の取り組みの効果といたしましては、4つ掲げてございますが、担い手の育成、それから労働負担の軽減、主要規模の拡大、主要管理の改善、こういった効果を目指して取り組んでいくということでございます。

  なお具体的な数値目標につきましては、この資料の下のところに記載のとおりでございます。以上です。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 課長の詳しい説明、大体理解をしました。

  それでこのいわゆる補助制度なんですが、これを見ると第2ステージまであるということで、今回は畜舎とかいろいろなハード事業だけの事業みたいなんですけれども、これは単年度の補助なのか、それからその補助に対して県、国にいわゆるここにある取り組みの効果というふうにあるんですが、正確に報告なんていう等々は報告する予定というか、必要なんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  ちょっと最後のほう聞き取れない部分がございましたけれども、まず単年度事業かどうかということで、これは単年度事業で2月末までの完成を目指しているものでございます。それから後半の部分はどういった(「成果報告はどうするかという」の声あり)、当然目標値を掲げておりますので、5年後にどういうところに持っていくかという形で計画をつくっておりますので、毎年その実証については確認をしていくということになるかと思います。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 正確に報告もしなきゃならないということなので、それで今の課長の説明ですと、5年後までに事業は継続していくよという話だったんですが、今後この事業に対して町もいわゆる構成員という形になっていますが、今後この事業に対して町のかかわり方ですね、それから町から例えば助成金、補助金等々はこれから発生をするのでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) まず助成金の関係については現在のところは考えてございません。それから町のかかわり方でございますが、まず現在の畜産経営についてはいろいろな問題点がございます。まず1つは高齢化が進んでいて後継者がなかなか不足しているといった問題。それから1つの経営体が牛の飼料から搾乳、それから飼料の栽培、収穫、加工調整、それから後継牛の育成ということまで自己完結型の経営を行っている結果、年中休みがないとかきついということからなかなか後継者も出てこない、それが実態でございます。さらには餌でございますが、配合飼料の価格が非常に高騰しているということが経営を圧迫していると、そういう問題があって今回このクラスター事業に取り組みを進めているところなんですが、特に今回保育育成牛舎につきましては、ほかの経営体の育成牛、酪農の後継牛になりますが、これは今現在で70頭預かっているわけですが、さらに50頭ふやして120頭にするというようなことで、ここで預かった牛はマニュアルどおりに育成をして、非常に状態のいい牛にして返しますよということで、非常に搾乳においてもいい結果が期待できるということでございます。さらにはその育成牛を預かることによって、それぞれの農家の畜舎にスペースができるわけですから、その部分で搾乳できる牛を増頭することによって乳量の増加も図れるということになります。さらには今度搾乳牛舎については、今回計画しているのは搾乳ロボットの導入ということで、最新鋭の酪農経営を目指したモデルケースを試行してございます。そういうことで、例えば農家の後継者であったり農業実践大とか大学生、それから高校生をそこで酪農の実践農場として受け入れをして後継者育成をするという役割もこの搾乳牛舎の中で担っていくということでございますので、非常にこのままいけば蔵王町の酪農も数年後には経営体が3分の1ぐらいにへるのではないかと危惧されるところですが、こういう取り組みによって何とか維持をしていきたいと考えておりますので、当然町としてもこの蔵王36畜産クラスター協議会の一員としてしっかりと計画の推進を図っていきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。9番三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) 関連しましてこのクラスター事業、今課長から詳細な説明がありました。それで一般の酪農家とのかかわり具合ということでみますと、いわゆる育成牛のからみですね、これで現在70頭が120頭、50頭ふえるわけですけれども、実際酪農家の戸数にしたらどれぐらいの人がかかわっているかということと、それからあと後継者の育成ということで、いわゆる実践農場的なものに持っていくという話がありました。ただいまこれを見ますと最終年度で年間2名というような数字なんですけれども、この辺ちょっと心もとない感じがするんですが、この辺については今後どのように持っていくのかお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  先ほどの説明資料の2ページ目に協議会の構成の資料がございますけれども、この中で一番上の真ん中部分に蔵王町酪農組合連合会というのもこの協議会の一員として構成メンバーになってございます。ここの構成メンバー26戸ございますので、26戸を対象にして事業を進めていくという考えでございます。それから後継者育成の実践農場の受け入れの関係ですが、今現在も2名を受け入れてございます。それを継続してずっとやっていくという考え方でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。2番村上一郎君。

2番(村上一郎君) ただいまのクラスター協議会、同僚議員の質疑で大体内容はわかってきたんでありますけれども、やはりこれを導入することによって畜産、特に酪農経営の改善を図りながら規模拡大を図ってモデルケースで進めていきたいということでありますから、町としてもやはり指導、助言を強化しまして指導的な役割を十二分に果たしていただくようにこれからも努めていただければと思います。

  別のほうに入りますけれども、同じ71ページ畜産費の委託料について質疑をしたいと思います。畜産環境保全効果分析業務委託料ということで756,000円が追加補正されております。この件は6月で確か補正で計上した金額にプラスということになるのかなと思うんでありますけれども、その辺の内容について説明を求めたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  畜産費の委託料756,000円の追加でございますが、今村上議員おっしゃるように6月の補正予算で宮城大学に対する委託料として100万円をお認めいただいたわけですが、それに756,000円を追加をするという内容でございます。それと合わせまして19節の負担金補助及び交付金の中で蔵王町畜産環境対策協議会補助金を756,000円減額をしております。当初、28年度当初予算の中で鶏ふん等のにおいの元になっている経営体のほうも、この実証実験にかかわりを持っていただきたいという形で協議会に対してもみ殻の燻炭の購入費補助を計上したところでございますけれども、6月の補正予算可決後にその協議会の会長に鶏ふん灰化事業に協力しているのかという誹謗中傷のいろいろな申し出が複数あったということで、実証実験については協議会のかかわりをなくしてやっていただけないかと、こういう申し出がございまして、今回予算の組み直しをさせていただこうとするものでございます。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) ある程度はわかってきましたけれども、果たして6月の補正で100万円を分析業務に委託するということだったんですが、それで結局は足りなくなったのが優先なのか、それともその畜産環境対策の協議会のほうが受け入れが難しくなった事情が優先なのか、どちらが先だったのか果たしてこの100万円にプラス756,000円が必要なのかどうかということもちょっといろいろ疑問に思ったものですから質疑をしたわけでございますが、その辺について課長のご答弁をいただければと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  先ほどお話申し上げましたように、町畜産環境対策協議会のそういうかかわりがあったものですから、予算の組みかえを今回お願いしているわけでございますけれども、当初6月補正で宮城大学に委託をした100万円の範囲内で今現在できる部分まで実証実験を進めさせていただいております。その実証実験に使う燻炭については、当初その協議会を通して提供ということだったわけですが、今後実証実験をやる上で不足する部分については、その756,000円の組み直しの中から補充をさせていただいて、あとは宮城大学とは今後変更委託契約という形で使った分だけでの精算という形にさせていただくという考えでございます。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) そうしますと、確か7002,000円の補助だということで当初の予算はあったんでありますけれども、それがなくなったということなんでありますが、この環境保全に対しての畜産農家のメリットといいますか、その辺補助金を削減したことによって果たしてメリットが生まれるのかどうかもまた疑問になって来るんでありますけれども、その辺畜産系のにおいに関しての特に環境対策に関して、どのように畜産農家への貢献度を町が指導していくのかその辺についてもう一度課長のご答弁をお願いします。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) まず今回の実証実験をきちんと完了させて、その成果を踏まえながら協議会のほうとも話し合いをしていきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。14番平間武美君。

14番(平間武美君) 66ページの情報政策費のことで少しお伺いしたいんですけれども、今回補正額大変高くなっています。3,566万。今まで1,8785,000円。これは恐らくマイナンバーがらみだとは思うんですけれども、備品購入に3,236万もお金をかける。それも一般財源ということで、セキュリティ上私前に一般質問か何かしたときにマイナンバーについては何ら問題ないんだというような答弁を課長がされたと思っています。今回こうやって一般財源を使って多額のお金をかけて備品を購入する。今現在この間の説明ですと8月でマイナンバーを交付された方というのは町内でまだ5%だと。大変低い額だと。普及が進んでいない。そのような状況で一般財源からこういう備品購入は必ずしなきゃいけないんでしょうか。その辺のことからお答え願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答え申し上げます。

  66ページの情報政策費の関係でございますが、これはただいま議員からありましたマイナンバーの制度の関係でございます。平成29年7月からこのマイナンバー制度の本格稼働に向けていくわけでございますが、総務省から昨年の12月に地方自治体の情報セキュリティ対策を強化することを指示されているところでございます。それによりまして、この庁舎内のいろいろなネットワークでありますとか、そういったセキュリティ確保のためにいろいろ整備をしなければならないという内容になっているものでございます。当時対策費用としまして本町の場合は総額で大体5,000万円ほどの費用が必要と見込んでいたところでございました。2月に国からこのセキュリティ対策の補助金が設けられまして、町でそれに補助申請をして3月会議で1,400万ほどの予算を計上して繰越明許となりまして、28年度でそれを進めているところでございます。この1,400万ほどの補助金につきましては、上限ありきの補助金でございまして、町においては600万の補助の上限ということで、その対象部分を1,400万ということで申請に至ったものでございます。残りの対策分につきましては、補助の対象とならない部分もございますので、今回3,500万ほどの補正をさせていただいたところでございます。必ずしなければならないかというような内容でございますが、これは国の総務省からの指示がございまして、町としましては必ずこの整備を進めなければならない状況のものでございます。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) 国が、総務省が決めたから必ずやらなきゃいけない。それはわからないでもないんです。しかし前のまちづくり推進課長の答弁によりますと、セキュリティ上何ら問題ないんだと。今の状態で。それをまた新たにこういった情報セキュリティ、買わなきゃいけない、つけなきゃいけないという今のまちづくり推進課長の答弁なんですが、どうも私腑に落ちないんですね。こういう制度を町で採用していいのか。情報が漏れるからだめなんじゃないと言ったら、情報は絶対漏れないんだという前の課長の答弁です。にもかかわらず今回こうやって国の指示だからまた3,200万ほどの備品を買わなきゃいけないんだと。ここに非常に矛盾を感じるんですね。つまり先ほど私が言いましたように町民のこのマイナンバーカードを求めているというか、もう交付された方はまだ5%なんですよ。にもかかわらず我々の一般財源から3,566万も今回出す。それで国は、国が決めたのに国の補助金が一切ないという、この辺の私は矛盾を非常に感じるんです。町にすべてを押しつけている。どう思いますか、この辺に関しまして。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) このセキュリティ対策を抜本的に強化するということがやはり一番の目的でございまして、これについては平成27年にありましたが、年金機構の情報漏えいの事故があったことがその背景にあるわけでございますが、そういったその情報が漏えいすることがあってはならないというところからの今回のセキュリティ確保対策でございます。それでこの費用に対して国のほうからの補助については、現在のところ600万の先ほどの説明のとおりでございますが、まだまだ足りないというところは重々認識をしておるところでございます。先週の金曜日にも県の特別交付税のヒアリングがございまして、いの一番にこのセキュリティ対策についての費用を何とかしてほしいということを強く申し上げてきたところでございます。県内の自治体すべてでこのセキュリティ対策の費用についての要望があったようでございまして、町も全くそのとおりだと思っているところでございますので、現時点では一般財源をもって対処するしかないのかなとは捉えているところでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) 平成27年年金情報が漏れたと。これは大問題になったんですよね。だからこそ私も一般質問で町のその情報が流れないのかということで、大丈夫なんだという答弁だったんですよ、前の課長は。国がこうやって決めてきたから大丈夫なんだと。ところが今回になってまた年金が漏れる可能性があるからこういった備品を、年金といいますか情報漏れ、全てに関して漏れるからこういった備品を買うんだと。結局町民にしわ寄せといいますか、地方自治体に対するしわ寄せがこれだけ大きくなったんですよ。こんなの予想できていました、私は。だからこそあのとき、でもどうしようもないんだと。国が決めたからどうしようもないんだと、ここに最後は行きつくんです、私の質問というのは必ず。だから国会議員を選ぶときは大事なんですけれども、そこはそれとしましても今課長の答弁によりますと、県の地方自治体は全部これに対しては困っていると。財源問題でね。強く要望してきたということでありますから、ぜひ町長にも、これね、町の財源がどれだけこの情報対策に関して食われていくか。私はうんと危惧するんです。これ以上、必ず結論出ないと思いますが、ぜひとも県のほう、それから国に、国が推進しているこのシステムですから。ぜひともこの財源確保に邁進していただきたいと思います。最後に一言お願いします。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 実は全国の町村会の正副会議においても、実はこの話になりました。ということは、やはり国のほうで補助をぜひお願いしたいと。やはりただ命令だけでなくてね。ですから我々の一般財源が少しでも軽減になることを考えていただきたいということで、総務大臣のほうにお願いをしたところであります。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 今の同僚議員のやつでちょっと町長に確認したいんですが、これ本当に全国どこの市町村、全てがつながるわけですよね。全ての自治体、都道府県、市町村すべてがこれをきちっとしないと、どこかから個人情報全て流れるわけです。本来、町長、町村会だけではない問題ですよね。これはもう6団体が一本化して国にこれに対する予算を措置してもらわないと、これは本当に怖いことですので、もう一度、町長は全国の町村会の副会長という立場でもおられますが、やはり全ての地方自治体がこれは一緒になって国に要望というか、これは国の責任だと思うんですよね。その辺もしっかり今後やっていかないと、我々議会のほうでもこの問題に対してはしっかり国に要望すべき点はしていかないとまずいのかなと思っておりますね。もう一度町長のその辺の考え方を示していただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) このセキュリティの問題は、国から出た問題でありますし、それに当たっては何千万というそれぞれの市町村がそれを対応していかなければならないという問題でありますので、そういったものが我々この地方自治体、特にこの弱い自治体もたくさんあるわけでありますから、そういったところの自治体のことも考えながらしっかり対応してほしいということで今回総務省にお話しをさせていただいたところでありますが、なおやはりこの町村会だけではだめなんですよね。市長会だとか、あとはやはり知事会も含めて、これは3団体でありますが、それに合わせてプラス3団体、私たちのそれぞれの今言った3団体の議会の皆さんたちも一緒になってこの6団体で国へ要望するような形をちょっと県内でもやっていきたいと思いますが、ぜひ一つ議会の皆さんもやはりこの6団体で動いていかなければ予算が確保できないような状況でありますし、もう今29年度の予算は大体国が終盤に来ておりますので、なかなかあれだと思うんです。でも追加というのもありますから、みんなで全国の町村議会が11月の中旬ぐらい、10日前後ぐらいだと思うんですね。私たちのほうも大体11月の中旬にありますから、それに合わせてやはりその大会、全国大会でそういったテーマを設けるような、設けられればいいなと思っておりますので、なお宮城県としても発信していきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) ありがとうございます。ぜひそういう形で進んでいかないと、これはちょっとまずいんですよね。一自治体でも外れてしまうとそこから全ての国民の情報が流れるという可能性もありますので、やっぱりしっかり我々もやっていかなければならないなと思っています。

  別件でよろしいですか。

議長(佐藤長成君) どうぞ。

15番(馬場勝彦君) 72ページに、今回東北観光復興対策交付金ということで、多額の海外とのインバウンド事業だと思うんですが、これについて多額の予算化がされました。主に台湾との観光振興の内容だと思うんですが、全然ちょっと中身どういう形でいくかわからないので、項目だけじゃなくて今回のこの台湾との観光振興に関して、まずその説明をいただきたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まず東北観光復興対策交付金につきましては、今外国人の国内への旅行者、インバウンドが急激に伸びていると。地方創生の柱として観光振興を掲げていくという国の方針の中で、東北地方だけが全国の割合からみると非常にインバウンドの入込状況が低いという状況の中で、今年度から東北観光の復興元年という位置づけにされております。そういう中で、東北観光の底上げをするための交付金が創設されたわけでございますが、これを活用してまずはこの72ページに2項目がありますけれども、1つは広域連携事業、それからもう1つは町単の事業と、2つの項目がございますけれども、連携事業につきましては、山形県の山形市、上山市、それから宮城県の白石市と蔵王町、この4市町が連携をして毎年12月に東北6県の自治体なり観光関連事業者が台湾に行ってプロモーションをする東北観光in台湾という東北プロモーションin台湾という事業がありますが、まずそれに4市町協同のブース出展をしたり、それからプロモーションするためのいろいろなツールを準備するということでの事業が一つございます。

  もう一つは町単独でその事業に合わせまして4市町の連携枠ではなくて、そこからプラスアルファで町独自にPR活動をするための予算ということで、この72ページの報償費から委託料までの予算を計上させていただいているところでございます。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) ありがとうございました。まず広域連携事業、これ環蔵王だと3市3町で意外と進めていたものだったなと思っておりましたし、確か山形市のほうの観光振興では、やっぱり3市3町中心にこういう事業を進めたいという意向的な考え方を持っていたとちょっと耳にしたものですから、今回何で3市1町だけになってしまったのかということ、本来であれば環蔵王として受け入れるのであれば3市3町という協議会がありますので、それがベースになって進めるのが本来の姿じゃなかったのかなという思いもありましたので、まずその点について再度説明いただきたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まずこの東北観光復興対策交付金でございますが、採択の優先度というのがございまして、第1番目には広域連携、複数の市町村で連携をする。その次は県が行う事業、そして一番最下位に市町村単独事業という位置づけでございます。この4市町の広域連携につきましては、実は山形県の上山市からの提案で呼びかけを受けまして、その枠組みが本来環蔵王は3市3町でございましたが、上山市からの呼びかけの枠が山形、上山、白石、蔵王ということでございました。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) ここで町長にお聞きしたいんですが、せっかく環蔵王ということで3市3町でいろいろな面で事業をやりたいと、確か3市3町で外国人向けの観光パンフレットとかというのも何かいろいろ検討されているという話もちょっと聞いていたので、大変残念だなと思っていたんですよ。せっかく3市3町で6自治体でいろいろなこれからどんどん事業を進めていかなければならない状況でありながら、今回3市1町だけになってしまったなというのはちょっと正直残念だなというのが本音であります。

  それから課長、もう一つ、委託料の台湾プロモーション業務委託料と樹氷オブジェと作成という、この内容をもう少し掘り下げて説明をちょっとしていただきたいなと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  委託料の中の台湾プロモーション業務委託料6788,000円でございますが、我々が台湾に行って現地プロモーションを行うとしても、そういった経験がなかなか乏しいということがございまして、これまで宮城県ですとか仙台市からの委託を受けて台湾のプロモーション活動に実績のある旅行エージェントを委託をしてそれで現地でのいろいろな交渉事ですとか、そういった形の段取りをしていただくという内容でございます。

  それからもう1つ樹氷オブジェにつきましては、やはり台湾で人気のあるものというのは、雪あるいは樹氷、それから桜、温泉、また蔵王エコラインで言えば雪の壁、そういったものが非常に向こうの関心が高いものでございますので、人目を引きつけるといいますか、効果的なプロモーションをやるためにこういうオブジェをつくって現地でのプロモーションを行いたいという内容でございます。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 私からちょっと補足させていただきますが、馬場議員が言われるのはもっともだと思っておりますが、ただこのインバウンドとなると宮城県の中に国際観光テーマ協議会というのがあるんですね。そこの中には川崎と七ヶ宿は入っていないんです。そういったこともあるんですね。それと県内の温度差ということではないんですが、いろいろな宿泊の問題だとかあと受け入れの体制の問題等々、そういったことで私たちこの蔵王町は国際観光協議会の会長も私もしてきたこともありますし、白石もやっておりますし、そのように県内で限られた市町村がこの国際観光テーマ協議会の中に入っていると。そういった中でも東南アジア、インバウンドのほうにも事業も進めさせていただいていますが、そういったこともちょっと含みをいただきたいなと思っております。

議長(佐藤長成君) もう1回。3回終わりました。別件ですか。別件でいいです。馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 一つぜひ宮城県全体として進めていただきたいと思います。これは3回目なのであれなんですが、じゃあ別件でちょっと確認したいんですが、75ページの教育費の中で永野幼稚園関係の工事費と改修工事はいいんですが、この上水道加入金というのがここで出てきているんですが、これ永野幼稚園、今まで町の水道が入ってなかったのか、なぜここで加入金というものが発生したのか、それについて最初お聞きをしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) お答えいたします。

  永野幼稚園の給水設備改修工事関係でございますけれども、最初の内容の説明をちょっとさせていただきたいと思います。既存の受水槽も含めまして給水設備が今回破損したことに伴いまして、改修するための予算、工事請負費として128万ほど補正させていただきました。今回、給水方式につきましては、既存の受水槽供給から水道管の本管、直接の供給に変更する予定でございます。その関連といたしまして今回の工事に伴いまして、水道本管から引き込むための水道の水道量水器の口径、口径が20ミリから30ミリに変更するものでございます。その関係がございまして負担金及び交付金が必要になってきたと。もう1点、関連いたしまして、その水道口径が変更されることに伴いまして、水道料金の基本料金も変更となる関係から光熱費も追加補正させていただいたというところでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 課長の説明、俺ちょっと理解できない。今回工事に伴って上水道の給水管の口径が大きくなったと、それに伴ってメーター等の設置によってここに新たに加入金が発生したということで理解していいんですね。今までも上水道は引っ張っていたんでしょ。それに問題はないわけですね。その変更による加入金が上がったというか、新たに加入金ということで理解してよろしいんですね。わかりました、ありがとうございます。

議長(佐藤長成君) それではここで10分間休憩いたします。

     午前11時14分 休憩

                                           

     午前11時24分 再開

議長(佐藤長成君) それでは再開いたします。

  休憩前に引き続き審議を行います。ほかに質疑ありませんか。5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) それでは65ページと66ページにまたがっておりますけれども、ふるさと応援寄附、報償並びに下、外部委託料までなっておりますけれども、この辺の補正いわゆる喜ばしいことではあるんですけれども、こういった傾向になった内容等について少しお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答え申し上げます。

  今回の65ページのふるさと応援寄附の報償費それから役務費でもその振替手数料の追加がございますが、これに関連しまして62ページでふるさと納税の寄附金ということで500万の補正をさせていただきたいと思っておるところでございます。当初1,000万ということでございましたが、今回500万ということで1,500万の寄附を目指してまいりたいという内容でございますが、これについてはことしの4月からふるさと納税をふるさとチョイスというポータルサイトに切りかえをいたしたところでございます。返礼品が30品目ほどございますが、そちらのほうから寄附者がその自分の好きなものを選んでそしてそれを返礼品にするというところに切りかえたところ、今年度大変好評といいますか増加に向いておりまして、現在のところきょうの朝現在で955件、1,080万ほどの寄附になっているところでございます。そういったことから今年度、今後も見越しまして補正をさせていただきたいというものでございます。それでその65ページの報償費については、それらの返礼品等に関する費用についてということで追加をさせていただくものでございますし、さらには役務費の振替手数料については、これもクレジットでもって寄附、決済ができるという仕組みになっておりますので、それらの納付の手数料をこちらで追加させていただくものでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) 大変ありがとうございます。前課長も頑張っていただいてこのような結果になったのかなと思っておりますけれども、今回500万ほど追加ということでございますけれども、いわゆるこれらのふるさと納税にかかわってといいますか、地域的にはどういった地域がとかそういったものも多いとか、そういったところ地域の傾向性とかあるいはこの30品目というお話ございましたけれども、そういったものでもやっぱり品目によっては偏った部分があるのかどうか、その辺についてちょっとお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  まずはその30品目ほどの中でどういったものが多いかということでございますが、全般的にこれまで見てみますとやっぱり肉でありますとか、それから米でありますとか、あるいは乳製品のチーズでありますとか、その辺あたりがベスト3ぐらいに今入っている状況でございます。できるだけ多くのそういった返礼品をつけ加えていけるようにこれからも努めてまいりたいと思っております。

  それから地域的にどこが多いかということにつきましては、住所で判断してまいりますとやっぱり関東、東京を中心に関東方面が多いという傾向が今出ているようでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) ありがとうございます。今回ふるチョイスに上がっていったということでいろいろな効果が出ているのかなと思っておりますけれども、内容的にやっぱりどうしても傾向するのはそうした肉類であったり米類なのかなというのが大体予想はしておりましたけれども、地域の本当に特産あるいはこういったものはどうかなということで、今後こうした30品目にプラス何らかの形で応募していただけるかどうかにもかかわりますけれども、ぜひこの辺もふやしていただいて頑張っていただきたいなということでございます。あと振り込み並びにこのクレジット関係につきましては、ことしからということで費用的にもちょっと我が町のほうで持つようにはなるんですけれども、この辺は振り込みとクレジットで納付自体に差はあるものかどうかその辺ちょっとお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  クレジットとそれから振り込みによる差でございますが、今ほとんどクレジットになっております。それで振り込みは本当にごくわずかという状況でございまして、そういった傾向になっているようでございます。

  それから今後もいろいろなものをふやしてまいりたいと、返礼品にという話をいただきましたけれども、現在梨を夏以降追加をいたしております。種類にもよりますがすぐに予約というようなことで完売状態になっているものが随分あるようでございますので、そういったことで今後もどんどん進めてまいりたいと思っております。(「別件」の声あり)

議長(佐藤長成君) 別件ですか。松ア良一君。

5番(松ア良一君) ありがとうございます。

  別件で、62ページの県支出金の中で青年就農給付金事業補助金ということで、150万ほど計上されてございますけれども、以前記憶していた分では1件当たりここまでの金額ではなかったかなという記憶があるんですけれども、今回新規のようでございますので、この事業の内容等についてお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  今回の案件につきましては、新規に農業に取り組むという方が青年等就農計画という計画を作成をしまして、それを町のほうが認定をするわけでございますが、その認定によって認定新規就農者という扱いになります。そうしますと、営農開始から5年度まで年間150万円が青年就農給付金として交付をされるという仕組みでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) この新規就農に関しましてはもちろん町内在住ということになるのかなと思いますし、またあと5年間にわたって補助金が最高で150万というお話ありました。これは例えば働きながら、優秀な農家とか法人とかいろいろなところに働いた場合に、ある程度の一定の研修も含めた形にそこに入るんだと思うんですけれども、その5年間にわたって補助を受けるということになった場合に、例えばある程度収入があったりとか、そうしたケースの場合はどうなっていくのか、あと研修のいわゆるあり方についてもどういうのが研修として、研修先として適当なのかどうか、その辺もやっぱりかなり重要な部分になってくるのかなと。我が家にただ研修だけの名目では困るのかなと思ったものですから、その辺についてお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) 研修先につきましては、農家の後継者の場合は親元、就農というか研修というスタイルもあるわけでございますが、その場合は親の営農形態と同じものでは対象にならない、別な営農形態でなければ対象にならないという現在の制度でございます。それから県からこの研修先として指定を受けているところでの研修であれば、対象になるということでございます。一応そういうことで現在この今回の部分につきましては、現在営農をやっている方のところ、身内ではない、実践を積みながら既にもう営業を始めるということでこの交付金の対象になっているものでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) 5年間にわたって、ちょっと受けとめ方、間違っているかもしれませんけれども、5年間の間は年間150万ずつ保証されるということではないんですよね。ある程度収入があったりそういったものがあればまた変わってくるのかなということと、あとはいわゆる研修先でのそうしたあり方によっては、こうした補助そのもの、これが例えば、ちょっと今の質問取りやめます。年齢的な制限があるかどうか、その辺だけ、2点だけお伺いして終わりたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) 150万円の交付金につきましては、所得制限がございますので、一定の所得がある場合にはその分が減額になるということで限度額として150万ということでございます。それから年齢要件でございますが、45歳以下というところでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。8番齋藤喜蔵君。

8番(齋藤喜蔵君) 72ページ、観光費の中のえぼしリゾート内パトロールセンター建物修繕工事費の件でございます。昨年えぼし無料休憩所を140万で修繕をいたしました。えぼしスキー場、1980年ですね、昭和54年の1215日にオープンしましてそのすぐあと28日に山開きをしていますから、約36年間たっております。その間パトロールセンターは増築工事が1回行われたと記憶しています。今回修繕なんですが、どの部分の修繕なのか答弁をお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) それはみやぎ蔵王のスキークラブの役員の皆さんがお見えになって、要望されましたのでそれに対しての修理であります。その中のお一人が齋藤喜蔵議員さんであります。

議長(佐藤長成君) 内容について農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  えぼしスキー場のパトロールセンター、今回の修繕工事につきましては、屋根が雨漏りを起こしているということと、それから新設設置も外壁については今まで修繕をしてきておりませんで、大分外壁も剥げているといいますか、老朽化しているということでございますので、屋根と外壁の修繕が主なものでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。3番佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) それでは先ほどの情報セキュリティ関連なんですが、導入とか金額的な部分は今までの同僚議員の質問で大体はわかったんですけれども、少し確認させていただきたいと思います。今回多額の費用を投じてこのように情報セキュリティ関連を改修するというお話ではあるんですが、まず1つ、日々の業務、職員の日々の業務の中でどのような点が変更になるものなのか、まずお伺いします。

  それともう1点、最後にサーバー室入退室管理装置購入ということであるんですが、具体的にはどのようなことかちょっとお伺いします。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  政策費の情報セキュリティの関係でございますが、職員の通常業務への変更ということでございますが、今回の整備の中ではインターネットの部分が今まで人事給与とかあと財務会計とか通常業務とかというようなネットワークの中にインターネットの部分も含んでおりましたが、そこの部分をまるっきりインターネットを分離すると、切り離すというようなところがあります。それで最終的にはインターネットの部分、それから財務会計、それから通常業務のグループとそれから3つ目、もう1つが住民基本台帳であったり税であったり社会保障であったりというグループの3つのグループに大きく分かれることになります。それでそれらのサーバーでありますとかそしてセキュリティの対策をしてまいりますが、その職員の部分に関連する部分についてはインターネットをまるっきり切り離しをするものでありますので、これまで簡単に申し上げますと1人1台インターネットに接続するパソコンを使用しておりますが、それが各課で1台ないし2台がそのインターネット接続になるというような、全く方法を変更していくことになります。それも総務省が示すセキュリティ対策の具体例の一つなんでございますが、そのように各課1、2台のインターネット接続のパソコンになるということから、それらが大きく変わってまいりますので、それらが変更点ということになります。ただ通常の業務においては何ら変更はございませんので、これまで同様の事務というような進め方になります。

  それからサーバー室のセキュリティの関係でございますが、これは現在サーバー室の入退室、入る、出るの際においては暗証番号だけで出入りをしておりましたが、それに二重ロックといいますか、暗証番号、さらにはカードを用いた入退室という対応に変えてまいりたいと思っているところでございます。

議長(佐藤長成君) 佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) ありがとうございます。それで今回このように総務省から国からの指示で大金をかけてこういったようにやるといったことで、今までも制度改正に伴って設定委託であったり変更委託であったり、かなりの金額を支出しているわけではございますが、そういった中で例えば今回のこのセキュリティ関連も不都合が生じた場合、日々の業務のときに、そういった場合のメンテナンス、そういったものは恐らく業者のほうに委託してありますので、業者のほうに連絡を取ってすぐに来てもらって直してもらうというような感じだと思うんですけれども、その辺の流れを少しちょっと教えていただきたいんですが。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  そういった通常業務での何か不具合が起きた場合のメンテナンスについては、やはり今回のセキュリティ対策もそうでありますが、これまでもずっとやっぱりやってきたところでございます。いろいろなそのシステムで不具合が起きた場合には、すぐに業者さんが役場庁舎のほうに来ていただいていろいろな解決策といいますか、その対応をしてきておりましたので、今回の各システム、ネットワークでの何らかの障害が起きるというようなことがあれば、やはり同じようにすぐに対応していただくようにしたいと思っておりますし、さらにはこれが切りかえになった後はしばらくの間役場庁舎に詰めていただいて、いろいろな不都合が起きないように対応してまいりたいとお願いしたいと考えております。

議長(佐藤長成君) 佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) わかりました。それではそうした場合、しばらくの間は業者が駐在していただくという話ではあるんですけれども、今までのコンピューター関連の部分を見ますと、やはり職員もある程度の対応に当たっていると。そうした場合に、私ちょっと確認したところ、そういったコンピューター関係のメンテナンスというか、そういったいろいろなものの手当てをする場合、職員が1人で当たっていると。そういったお話を聞いたことがありまして、その辺の確認と、またそういった場合、やはり今回のように大きなセキュリティ関連のような部分を職員1人が対応するのでは非常にまずいのではないかなという部分もありますので、その辺の今後のやはり2人3人というような体制でやっていけるものなのかどうか、最後にその辺をお伺いして終わりたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答え申し上げます。

  その担当者の件でございますが、現在は1名が担当しております。私も4月に課の担当をさせていただいて、やっぱり見てまいりましたが平日も職員の事務が終わった後の夜間のいろいろな作業が生じてまいったり、それから全く休日の日でないとその作業ができないとかそういったものもありまして、1人だけではちょっと大変厳しいとは捉えておりますので、今後複数の職員で対応できるような環境を考えてまいりたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 74ページですね、学び支援コーディネーターについてお聞きしたいと思います。これは新規事業でいわゆるICT機器購入費となっております。これは内容的にどんな内容なのかということと、なぜその今の時期に購入しなければいけなくなったのかということをお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) それでは学び支援事業に係る学習支援用のICT機器購入関係でございます。これにつきましては現在も学び支援コーディネーター等配置事業ということで県の委託を受けながら事業を展開しているところでございます。今回県から今年に入りましてこれまで備品の購入に関しては、この事業では認められておりませんでした。今年度に入りまして県から、担当に照会がございまして学び支援事業において学習支援に活用するために、どうでしょうかということで、これを今回の補正の予算に計上させていただいたというところでございます。ICTの内容でございますけれども、今回についてはタブレット、パソコン関係、それからデジカメ、それからタブレット、それから教室、ございん寺子屋で使うホワイトボードですとか電子情報ボード関係の購入を予定しているというところでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) タブレット、デジカメ、これICT機器購入になっているのにホワイトボードなんかもこれに該当するんですかね。ちょっとそれは不思議だと思うんですけれども、そしてこのタブレットとかデジカメはもちろんそうなんですが、どんなふうないわゆるその学び支援の中でこれを利活用していくのかということをお聞かせ願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) お答えしたいと思います。

  現在、小学生を中心に学び支援のございん学習室ということで、各小学校それからやはり長期の夏休みとかの期間における地区公民館でのございん寺子屋が中心になりますけれども、一つは例えばございん学習室、小学校でございますけれども、どうしてもいろいろな小学生ですとそれのタブレットとかの触れる時間が少ないということで、それらを通じましてその中で5つの小学校をうまく持ち回りしながら時間を決めてそれぞれの算数、数学も含めていろいろ体験させながら活用していくということで今考えているところでございます。現在は紙のプリントを中心な対応でございますけれども、これからはこういう器具、ICT機器も活用しながら子供たちに学びの支援を進めていきたいというところでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 主にタブレット、いわゆる習練というか、に慣れさせるということで、今の時代にやはりそのタブレットを使っていろいろなことをやっている人が非常に多いというのもわかりますが、台数的に何台を購入して、それでどのような形でそれを利用するのかというのは今はまだ説明にありませんので、この辺のところ、それで授業に取り入れるという形なんですが、どのようないわゆる具体的に活用の仕方があるのかという部分をちょっとお聞かせ願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(菅野和茂君) 現在、タブレット関係、特にメリット関係ですけれども、いろいろこのございん寺子屋で教える先生、数限りはございますけれども、そういう中で例えばタブレットですけれども、児童生徒がそのタブレットから電子黒板と連動しながら今まで口頭でやっていたのが回答や意見をそれぞれ通じて促すということで、それぞれの教室で関連する映像や写真を取り入れながら生徒のタブレットにも発信はできますし、双方でそれらの向上が強化されるというのが最大のメリットなのかなと思っているところでございます。(「タブレット何台買うのか聞いてください」の声あり)台数は今のところタブレット、パソコンが1台でございます。それからタブレットは2台、それからデジタルカメラが1台でございます。それから電子情報、それからホワイトボードも関係ですが、電子情報ボードが1台、それからホワイトボードが2台の予定でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。2番村上一郎君。

2番(村上一郎君) 1件確認をさせていただきたいと思います。

  子育て支援でございますけれども、69ページになります。委託料のB型肝炎ワクチン予防接種委託料新規で108万円が今回補正計上されました。これは任意から定期接種になったということで来月10月からスタートするんだと思うんでありますけれども、何人ぐらいを見込んでこのような予算措置になっているのかの内容について説明を求めたいと思います。

議長(佐藤長成君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(芦立信介君) お答えいたします。

  子供の人数ということなんですけれども、ことしの4月1日以降に生まれた子供さんが来年の3月までの1年以内に接種を3回するというものです。毎月毎月お子さんが生まれますので、その月数によってどんどん変わっていきますから、これで何人ということではなく、年間今のところ80人ぐらいの出生率でございますので、その80人が毎月毎月移動していった人数を対象として見込んでおります。以上です。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) ありがとうございます。80人でこれ3回しないと効果が表れないということのようでありますけれども、今回の定期接種に導入になった中でこれまで既存に接種した方もおられるかもしれませんし、あと定期接種に伴う長期療養特例についてということで対象年齢、乳幼児から1歳未満の今回は定期接種に予算化だと思うんですが、これまでしなかった方の子供さん方、対象年齢は上限は設けないと特例でなっているようでありますけれども、その辺も含んでの予算措置で今回検討されて計上されたのかどうか、それに基づいた形でこれからしようとなさる方も1歳以上になっている方もいらっしゃるかと思うんですが、その辺はどのように検討されたのか、ちょっと内容について課長の答弁をいただければと思います。

議長(佐藤長成君) 子育て支援課長。

子育て支援課長(芦立信介君) お答えいたします。

  今回の法の改正で定期接種に該当するのは28年4月1日以降に生まれた子供さんということで、1歳までのお子さんに3回接種すると効果が表れるということでございますので、それ以前に生まれたお子さんがこれから接種を使用としても3回目の接種が1歳を過ぎてしまって効果が表れることが少なくなりますので、今回は法律の改正に基づいた補助対象の分だけを予定しております。以上です。

議長(佐藤長成君) 村上一郎君。

2番(村上一郎君) わかりました。そうであればあときちんと周知の方法を図りまして漏れなくきちんと3回接種できるように進めていただければと思います。今回定期接種ということであれば当然財源が一般財源になっているんでありますけれども、国からの財源の手当てが当然なされるのではないのかなという予想もされます。交付税措置なのかどうかも含めてその辺財源のほうの手当てについて説明をいただければと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) 財源の件でございますけれども、定期接種ということになりますと、交付税の需要額に算入されるということになりますので、今後出てまいると思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 職員の人件費関係についてちょっとお伺いをしたいと思います。

  予算書で見ますと、補正の予算書なんですけれども農業総務費関係と商工費関係の職員が減になって、あと保健体育費のほうにふえているというような形になっております。おおむね多分内部異動なのかなと推察されるわけですけれども、なぜこの時期にそういったことになるのかなと。それぞれの部署をちょっと見ますと、農林観光課は非常にイベントとかそういったことが目白押しで、蔵王町のPRとか交流人口をふやすという意味で大事な時期なんだろうなというのは私も認識しているところでございます。そんなところでその人件費を減額して足りない分についておのおの時間外勤務手当を増額補正というような形になっております。

  一方保健体育費を見ますと、多分半年の人件費ですからおおむね2人ぐらいなのかなと思われるんですが、冬にかけて蔵王球場も閉鎖ということにもなりますし、どういった特殊な要因があって今回こういった形になったのかというのが1点と、あと農林観光課の職員がしわ寄せがきて他の職員が残業せざるを得なければならないというような状況になるんですけれども、振替でかなりたまっていて、それが消化できないと、年内にですね。そういったことがないのかどうか、その2点についてお伺いをいたします。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(平間喜久夫君) お答えいたします。

  議員ご指摘のとおり10月1日で1名の職員の異動ということを今考えております。このための農林水産業費のほう減、保健体育費のほう増という内容でございます。超過勤務うんぬんというのは直接これと関連するということではなく、あくまでもそういった業務内容の見直し、内部での見直しということでこのようなことにしておるものでございます。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 業務内容の見直しというのはわかるんですが、その見直しの中身についてちょっと詳しくご説明ください。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(平間喜久夫君) お答えさせていただきます。

  これについては事務文書を見直して、今まで農林観光課で担当していた業務をスポーツ振興課で担当してもらうという内容での人事異動になります。

議長(佐藤長成君) ほかに。齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 別件でよろしいですか。

議長(佐藤長成君) どうぞ。

1番(齋藤英之君) ちょっと関連して、保健体育費の委託料関係なんですが、夜間管理人とか体育施設の管理人、今回補正が上がってきているんですが、どういった内容での補正になるのかその辺についてお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) スポーツ振興課長。

スポーツ振興課長(森 良光君) ただいまの質問にお答えさせていただきます。

  実は4月1日時点で海洋センターと勤労者体育館とサンスポの3施設につきまして、本年度4月1日付けで体育施設の管理業務ということで民間に委託しておりましたが、実はその際に消費税分の算定漏れがございまして、このまま業務を続けますと明らかに穴が開いてしまうという状況が発生したものですから、今回やむなく消費税分について計上見直しさせていただくような内容になっておりますので、よろしくお願いをいたします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

  それではこれより昼食のため休憩いたします。午後1時15分から再開いたします。

     午前12時04分 休憩

                                           

     午後 1時15分 再開

議長(佐藤長成君) それでは再開いたします。休憩前に引き続き審議を行います。

                                           

     日程第12 議案第61号 平成28年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第

                  2号)

議長(佐藤長成君) 日程第12、議案第61号平成28年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第61号平成28年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ4,0362,000円を追加し、予算の総額を176,1116,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において繰越金を追加し、繰入金を減額しようとするものであります。歳出においては総務費、諸支出金、予備費を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第13 議案第62号 平成2年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第

                  号

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第13、議案第62号平成28年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第62号平成28年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3982,000円を追加し、予算の総額を7107,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において財産収入、繰越金を追加し、繰入金を減額しようとするものであります。歳出においては諸支出金を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。15番馬場勝彦君。

15馬場勝彦君) 済みません。収入で立ち木売払い収入というふうにございます。この内容をちょっと説明していただきたいと思うんですが。

議長(佐藤長成君) 防災専門監。

防災専門監(今村敏男君) お答えいたします。

  売買物件の所在地が遠刈田温泉字八山3の1他35筆でございます。面積にして107.9ヘクタールの区域でございます。それで6月1日に売買契約をしております。それで内容がスギが1,740立方メートル、あとアカマツ、カラマツこれが1,930立方メートルという材積でございます。以上でございます。間伐に関しては優勢間伐を実施しております。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15馬場勝彦君) 済みません、もうちょっとさらに聞きたかった。これ林業公社に貸していたやつじゃないですか。一般のやつですか。一般の財産としての間伐なのか、それとも確か林業公社との部分年契約でやっていたのか、その辺もつけ加えて説明がいただきたかったんですが。

議長(佐藤長成君) 防災専門監。

防災専門監(今村敏男君) 今回あくまでも一般の山林という対象でございます。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15馬場勝彦君) ありがとうございます。3回目なので、別に優勢間伐だとそれはいいんですけれども、スギはあの状況の中で優勢間伐はわかるんですが、アカマツとカラマツ関係でその優勢間伐をするような林に育っていたという記憶はちょっとなかったんですが、実際優勢間伐になるのかなと、あの辺は本当に財産区でそこまできちんと現状を把握しながら今回優勢間伐事業を行ったのか、その辺をしっかり持っていかないと、かえって将来の財産をだめにする可能性が出てきますので、財産区でその辺もきちんと委員会ですか、で事業を進めたのか、最後にそれだけお聞かせいただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 防災専門監。

防災専門監(今村敏男君) 今ご指摘のとおり、本当にアカマツ、カラマツに関してはそんなにいい材料ではございませんけれども、今回売買契約の方がきちんと値段として盛り込まれているということでございます。調査はもちろんしております。管理会として。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それではほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第63号 平成28年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第14、議案第63号平成28年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第63号平成28年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3071,000円を追加し、予算の総額を4億1,8071,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において下水道事業費及び予備費を追加しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第64号 平成28年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第15、議案第64号平成28年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第64号平成28年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3,3965,000円を追加し、予算の総額を102,1421,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において諸支出金及び予備費を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第65号 平成2年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第16、議案第65号平成28年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第65号平成28年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,7667,000万円を減額し、予算の総額を1億1,8333,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において繰越金を追加し、後期高齢者医療保険料を減額しようとするものであります。歳出においては、予備費を追加し、後期高齢者医療広域連合納付金を減額しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第66号 平成28年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正

予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第17、議案第66号平成28年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第66号平成28年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入に3,8115,000円を追加し、補正後の予定額を4億1,5232,000円に、また収益的支出に297,000円を追加し、補正後の予定額を4億3,5548,000円にしようとするものであります。

  その内容は、収入については一般会計からの補助金を追加し、支出については給与費及び資産減耗費を追加するものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により事務長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第67号 平成2年度蔵王町水道事業会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第18、議案第67号平成28年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第67号平成28年度蔵王町水道事業会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入において、上水道事業収益に4,2206,000円を追加し、補正後の予定額を3億5,5034,000円に、また、収益的支出については、上水道事業費用から491,000円を減額し、補正後の予定額を3億8,1707,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、収入については一般会計からの補助金を追加し、支出については給与費を減額するものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第19 陳情第 3号 宮城県の子供医療費助成拡充等を求める意見書の提出を求めることについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第19、陳情第3号宮城県の子供医療費助成拡充等を求める意見書の提出を求めることについてを議題といたします。

  お諮りいたします。

  ただいま議題となっております陳情第3号については、所管の教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの継続審査とすることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  ご異議なしと認めます。よって陳情第3号については、所管の教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの継続審査とすることに決しました。

  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでございました。

     午後1時35分 散会